【感想】本当はこんなに面白い「おくのほそ道」

安田登 / じっぴコンパクト新書
(2件のレビュー)

総合評価:

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ブクログレビュー

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  • 辺土名小次郎

    辺土名小次郎

    帯表
    コスプレをして、パワーをゲットして、ジョブチェンジもしてボスキャラに出会う物語。
    これ、まさにロールプレイングゲーム!!
    読み解くキーワードは当時人気娯楽だった「能」
    帯裏
    とある重大な使命を受けて、旅に出発した松尾芭蕉。
    「死」、「中有」、「再生」、「鎮魂」
    4つのステージからなる、壮大な旅の物語。
    それは、現代のRPGそのものだった!!
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    投稿日:2015.09.26

  • kojmaco

    kojmaco

    えーーーっ大げさな!と感じるところもあったし全てそのまま信じることはできないけど、これはこれでめっちゃ面白い視点だと思った!!
    RPG風に見ると、詩魂を集める旅で、ミッションをコンプリートした芭蕉は平泉以降はお気楽な旅に転ずるっていうのも納得できた。
    うまく言うなぁ~!
    確かに、パワースポットで泣いて鎮魂の力を蓄えたのかも。。。

    そして能は詳しくないんだけど、影響しているんだとしたら、、、古典とのつながり=パラレルワールドのスイッチ押して、心が昔に飛んでいってさめざめと切なくなってしまう、、、という気持ちは日本人ぽくて頷けるなぁ。
    古典の登場人物って、デジャブ的場面ですぐに「あぁこんなんだったんだろなぁ~・・・」って感傷にひたっちゃう人多いもんな。
    西行にあこがれて、俳句で義経の鎮魂を行った。芭蕉の目的はこれだったのか。。。。
    続きを読む

    投稿日:2014.03.25

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