大奥 1巻

よしながふみ / メロディ
(301件のレビュー)

総合評価:

平均 4.4
147
103
31
4
0
  • 内容は文句なしに面白い!

    ようやく、よしながふみさんの男女逆転「大奥」も配信されるようになりました!
    映画化、ドラマ化、各賞総なめの作品ですので内容について多くは語りません。歴史モノ、SF、ジェンダー論といろんな読み方が出来る作品で、未読の方はとにかく読んで凄さを実感してみてください。
    電子化に関しての感想は、冒頭に金頁、カラー口絵の収録があり、原書の雰囲気を出そうというのは感じられるのですが、ザラッとした手触りや指紋のつきそうな金頁のある紙の装丁にはやはり及ばないなっていうところで★マイナス1でした。よしながさん特有の薄く繊細な描線のカラー頁を堪能するにはタブレットで読むことをオススメします。
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    投稿日:2014.08.28

  • 荒唐無稽にみえて緻密!

    幕府の頂点に立つ女将軍と大奥の美男たち・・・。
    何とも荒唐無稽な話に思えるが、なかなか緻密な作りとなっている。
    第一巻は8代将軍吉宗(女)が将軍職に就くにあたり、衝撃的な慣習(←これが本巻のメインストーリー)に接し、「大奥」とは一体どういうところなのか?
    何故将軍や老中は女で、男達は大奥で暮らすのか?と疑問を抱くようになる。
    わからないことだらけの「大奥」ワールドの始まり、主人公である将軍様自身がよくわかっていないのだから、今のところは気にせずに続きを読むべし(笑)
    そこから3代将軍家光の時代に戻り、「大奥」成立の背景が明らかになっていく。
    それは史実を巧みに組み込んだ壮大なファンタジーであると当時に、
    「時代」や「男女」を超えた普遍的な「人間」の喜びと悲しみの物語でもある。
    本巻・吉宗編も素晴らしいのだが、個人的には家光編がドラマチックかつ、男女逆転劇の原点なので、できれば2・3巻くらいまで続けて読んで欲しいように思う。
    多分、その頃には「大奥」ワールドから抜けられなくなっているはず(笑)
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    投稿日:2014.08.30

  • 幕末とどう整合させるかが楽しみ

    言わずと知れた名作なので詳細は避けるが、三代将軍家光の頃に起きた伝染病「赤面疱瘡(あかづらほうそう)」により男性の数が女性の1/4にまで激減、治世を行うのが女性に、そして大奥が男性に代わってと言う話。

    話は現在11代将軍の代まで進んでいるが、今後幕末とどう整合させていくかが楽しみ。
    鎖国の理由も『「男性極少社会」になっているのを隠すため』とされているので、明治維新のきっかけとなったペリー来航以降とはこのままでは話が合わなくなる。10巻目当りからそこへの解決に向けた話になっているっぽいので、今後の展開が楽しみ。
    「沖田総司とかはやっぱ女性にするんだろうなぁ」、とか「西郷隆盛子なんかは見たくないなぁ」とか想像するだけで楽しい。
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    投稿日:2014.11.15

ブクログレビュー

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  • ぬん

    ぬん

    物語の始まり。

    吉宗の時代。吉宗は大奥の理不尽なしきたりや、自分達は女なのに、なぜ男名を名乗らなければならないのか、疑問に思う。

    日本では昔から女が多く、社会を動かしているのが女たちであると、吉宗は聞かされてきたのだろう。

    ところが、家光の時代からの生き残り、右筆の書いてきた日記を読むことで、真実が違うことに気づき愕然となる。

    と、そこまで読んでる私も自信がなくなってくる。学習して知ってきた歴史は、本当なのだろうか。吉宗に私がシンクロして不安になってくる。

    続きを読む

    投稿日:2022.09.25

  • なずな

    なずな

    この作品を読み終わって最終巻のページを閉じた時、「この世に生まれてきてよかった」と思った。たぶん人生で一番影響を受けた本。最終巻はいろいろな涙が出て止まらなかった。読んでない方がいたら是非読んでほしい続きを読む

    投稿日:2022.09.24

  • ちぴゆき

    ちぴゆき

    このレビューはネタバレを含みます

    謎の疫病により男子の人口が1/4までに減った日本
    女性が男性の代わりに働き、男性を買う世の中に
    大奥に入ることになった水野は、貞操を奪わんと襲われるなど様々なことを乗り越えまぁまぁ偉くなる
    そして新しく将軍となった女性の初めての相手となるが、初めての男は将軍を傷つけた罪で殺される決まり
    だが、将軍の計らいにより別の名で再び街へと戻ることができた

    将軍は男性中心とも思える文化の名残に疑問を持ち、過去の文献を調べ始める

    レビューの続きを読む

    投稿日:2022.07.10

  • 岸辺露子

    岸辺露子

    何度も何度も読み直して、その度に何度も何度も泣いてる。

    疫病が流行り、男子が育たず、実は徳川家光以降は女性だった…なんて突拍子も無いようで、でも確かに血筋は確かだなんて思ったり。史実に忠実なので、本当に女性だったんじゃ?なんて錯覚しそう。

    そしてそれぞれの徳川にストーリーがあり、苦しみ悲しみ、そして忠義が、大人世代に刺さる話だと思う。

    あと、女の横顔美しくて好き。女の顔も色男描くのもうまくて、絵が本当に好き。
    続きを読む

    投稿日:2022.07.04

  • akiuwa

    akiuwa

    [墨田区、台東区図書館]

    単純に男女逆転大奥、という設定にしただけかと思ったけれど、そこに"鎖国"などの史実を絡めてくるあたり、なかなか細かく詰められている!

    1巻と2巻で話の視点が変わるので一瞬読みづらくなるが、この2巻を乗り越えれば恐らくこの先は話がどう展開するかだけで大丈夫なのかな?どこを終着として話が進むのか興味あり。続きを読む

    投稿日:2022.05.07

  • saya

    saya

    このレビューはネタバレを含みます

    流行り病で男性の数が少なくなり
    女性が男性名を名乗って家を継ぐことも起きる
    という奇抜なif世界ながら、説得力があり
    読ませる物語に仕上がっている。

    男女逆転、男ばかりの大奥というコピーに
    正直敬遠していたのだが、読んでみると非常に練り込まれ
    実は本当にこんな歴史があったのかもしれないと
    ふと思えてしまうほどだ。
    少女漫画としての体裁もきっちり保っており
    バランスの良い作品だと思う。

    レビューの続きを読む

    投稿日:2021.10.26

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