【感想】覇剣の皇姫アルティーナVI

むらさきゆきや, himesuz / ファミ通文庫
(7件のレビュー)

総合評価:

平均 4.1
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4
1
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0
  • 海軍艦隊提督レジス誕生!

    シリーズ初めての海上戦。
    ベルガリアよりも性能がいいハイブリタニアの船にどうすれば勝てるのか?
    レジスが今までに読んだ本から解決法を探ります。
    そして、いつも通り勝ちます。たまには失敗しないかな・・・

    海上戦は船の名前が多く作戦も分かりにくい、
    作戦を表した図もあるけど、よくわからず・・・。!
    僕の読解力がないのか、海での戦いはよくわからなかった。

    なお、クラリスさんのヒロイン度はMAXです。アルティーナよりも魅力的!
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    投稿日:2016.09.14

  • 海戦です

    4巻は商品としてのライトノベルとしては冒険的な構成でしたが、今回の戦争の種がまかれました。5巻もレジスの過去話みたいな脇道でしたが、地味に開戦しちゃいました。そしてハイブリタニアとの戦役では、ベルガニア帝国はあっという間に大ピンチになってしまいます。意見を求められたレジス達が、兵力の損耗を押さえて勝つ方法として進言したのは、敵の補給艦隊を叩くという戦略でした。

    そういう訳で本巻では艦隊戦が描かれることになります。本巻でもレジスは計略を立てます。有名な連環の計みたいなのにはまるほど敵もマヌケではありませんが、どうなるかというところです。それから、もう一つの見所は海戦の描写です。陸上の戦闘とは全く違う世界を堪能できます。

    ところで、前巻では新型の鉄砲が出てきましたが、本巻では蒸気船が出てきます。レジスの生きているのは産業革命的な時代なんでしょうかね。帆船と蒸気船が混在する戦場もなかなか興味深い

    全体的にいって、本巻も非常に楽しかったです。

    アルティーナは残念ながらほぼ置物でしたが、皇帝への道もジワジワ進みます。そして、次は陸戦のようです。敵も強そうだし久々にアルティーナも暴れてくれそうです
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    投稿日:2014.09.07

  • レジスのもてっぷり

    海戦に突入。何気にこの巻でわかることはやはり帝国という民間人と軍人貴族という立場
    「知っている」知識から最善の策を練るレジス。そして人を惹きつけ立場を示すアルティーナ
    そして巨大なる技術と武力と戦力を要する的。そして敵の結束力。
    そこにどうぶつけて戦っていくのかその場その場で実力を示せるのか?
    非常に好きな一冊です。
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    投稿日:2014.10.03

ブクログレビュー

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  • 中山バスター

    中山バスター

    辺境に追いやられた皇姫アルティーナと読書狂の青年レジスの覇道戦記ファンタジーの第6弾。
    今回はハイブリタニアとの海戦のお話。

    アルティーナというタイトルなのに姫様の活躍、というか出番が減ってきているような(笑)
    それはとりあえず置いておいて、相変わらずどういった展開で不利を跳ね返すのかがいつも楽しみですね!
    今回も予想外の展開でしたね。

    最後の海兵から「どんな本を読んだらいいか」に対するレジスの答えが印象的でした!
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    投稿日:2015.03.18

  • かりおん

    かりおん

    敵の補給線を断つための海戦が開戦.
    此方は帆船なのに対し
    敵国は最新鋭の蒸気と帆のハイブリッド船.
    そして初の海戦.
    今回もレジスの読んだことのある作戦が炸裂.

    そろそろ彼の
    自分の評価が最低編という姉からの呪いが
    邪魔くさくなってきましたね.
    行き過ぎな謙遜は嫌味に勝る気がするんだぜ.
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    投稿日:2014.09.25

  • 薄螺羽蜻蛉

    薄螺羽蜻蛉

    良質で読みやすい戦記ライトノベル。
    むらさきゆきやは好きだし、このシリーズもなかなか楽しめる。
    ただ、どうしても主人公レジスの似非ヤン・ウェンリーっぷりが鼻につく。
    色々許容できても、ひとつだけどうしても納得できないのがやっぱり「ただ知っているだけ。本で読んだから」って理屈。
    前にも感想で書いたかもしれないけど、歴史に学んだヤンと、創作物語に学んだレジスでは竜と蛇、いやミミズほども違う。
    いくらフィクションとは言え、歴史を下敷きに軍略を考えるヤンと、創作物語を下敷きに軍略を考えるレジスとでは大きく異なる。
    もちろん、異なっていい。いいんだが、所詮創作物語どおりのことしかしていないレジスが常勝無敗をうたうのは無理がある。
    レジスが下敷きにする物語ってのは娯楽性のあるものなので、現実に即さない。
    こんなものを当てにして軍略を考えるなんて荒唐無稽。
    ハリウッドなら最後は奇跡が起こって万事解決ってなもんだ。
    99%世界が滅ぶって場面でも1%の奇跡が起こって救われるのが物語の世界。
    リアリティよりも娯楽性、読んで面白い、楽しいことが前提とされるのが物語の世界ってヤツで。
    そんなものを下敷きにしているレジスどこまで行っても道化者だし、このままのスタンスで物語を続けていくのは難しいと思う。
    思うんだが、これはそういう物語。
    結局、最初の最初の設定で間違ってるとしか言いようがないし、さらに言うなら俺が読むのが間違っているんだろう。
    そこまでわかった上で、そのあたりに目をつぶれば十分楽しめる。
    ただ、わかっていても鼻につく、臭い、惜しい。(笑)
    まあ、続きにもまだ期待している。
    けど、むらさきゆきやにはもっと萌え系のほかのシリーズをがんばって欲しいかなー。
    銀弾の銃剣姫の第二部とか。
    アルティーナも戦記モノとして十分なクオリティがあるんだけど、どうしても先述したレジスの設定の「失敗」が残念でならない。
    どうせヤンに似せるなら普通に「書物と歴史から学んだ」ってしておけばよかったのに。
    「物語で知ってるだけ」とか、ピエロ過ぎる。

    それはそれとして。
    この6巻でも、5巻でもレジスがこんな台詞を言っている。
    「世の中につまらない本なんかない。つまらないと思えばどんな本でもつまらないし、面白いと思えばどんな本でも面白いものだ」みたいな感じの台詞。
    同感だが、ラノベ作家がこの台詞を履いていると思うと、ちょっとあれだね。言い訳っぽく聞こえるね。
    いや、言ってることは正しいんだけどさ、あんまり作家の口から聞きたい台詞じゃないっつーか。
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    投稿日:2014.07.27

  • よーぐる

    よーぐる

    戦術の鮮やかさや戦況の描き方は見事の一言に尽きる。展開のテンポもいいので常にワクワクしながら読めるのもいい。

    投稿日:2014.07.06

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