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村田吉弘 / 光文社新書 (8件のレビュー)
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総合評価:
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kojiokawara
・4/1 読了.独特な社会を持つ京都の習慣には古くからの訳がちゃんとあるんだよね.こういう地域によって独特な特色はこれからも残していって欲しい.
投稿日:2018.04.02
ればぁ
20141023読了 これおもしろい!特定の地域に住む人たち(この場合は京都)の思考パターンを解説している本っておもしろいんだなと思った。
投稿日:2014.10.30
マタン
このレビューはネタバレを含みます
タイムリーな本でしたので すんなりといけて、すんなりと読み終えることが出来ました。 私と親交のある京都の人は 大阪寄りの人なのでさほどストレートに物事を 言うことが恥ずかしい、というのは ないですが。 ただし1つのみは本当に言っていて あ、と思いました。 やっぱり長くすんでいるからなぁ。 それと同時に京都に行ったときに どうすればいいかがわかってきました。 ほんの少しの態度の違いで 楽しめるとは。 これで少し、京都に行くのが 楽しみになった、かな…?
投稿日:2013.08.27
kantadamouhu
ラジオで著者の「日本料理を世界に発信しよう」という趣旨の言説を聞いて、興味を抱いたのでこの本を読んでみたが、京都人の保守性がよく分かり面白かった。 身の丈に合った生活を好むのは、変革や進歩を求めない…人間に見られる傾向である。 この本から感じるのは、京都に生まれると、伝統を背負っているという勘違いからか妙な自負心が生まれるようである。 興味深い社会ではある。続きを読む
投稿日:2012.02.10
sweetcake
「菊乃井」の三代目であり、京都に住みはじめて十八代目にあたる生粋の京都人である筆者が語る京都と京都人の裏の裏。よそさんから「冷たい」「閉鎖的」「裏表がある」と思われ、常に「『お茶漬けでもどうどすか』と…言われたら帰らなくてはならない」、「一見さんお断り」、「いけず」などのフレーズがつきまとう人と街。何がホントでウソなのか?何がオモテでウラなのか?京都人であると同時に、日本料理界有数の理論家で国際人である筆者が、ときに客観的に、ときに舌鋒鋭く、常に面白おかしく、変わらない京都の流儀を語る。続きを読む
投稿日:2011.02.27
やお
“僕は、料理の評論はすべてナンセンスだと思います。それこそ、なくなったほうが世のため人のためになるのではないでしょうか。 料理というのは、非常に個人的な世界です。ある人が美味しいと思ったものを、ほかの…人が美味しいと思うかどうか分からない。同じものを食べて、僕と隣にいる家内が美味しいねぇと言っても、美味しいと思っている部分は違うかもしれません。 料理は芸術ではないと僕は思っています。なぜなら相対的な評価ができませんから。三百人がいっぺんに聞ける音楽。何万人もの人が同じものを見られる絵画というのは芸術です。相対評価ができますから。そやけど、料理というものは相対的な評価が難しい。そやからそれを評価することはできないと思うのです。 自分は美味しいと思う、ということは言えます。そやけど、それは評価ではなく、あくまでも個人的な嗜好です。そういう個人的な好き嫌いをパブリックなもので流してはいかんと思う。” 共感できる部分や、京都について新しく知れた部分とか。 なめらかで読みやすい。 “京都人はなかなか本心を見せないと言われることがあります。これはイエス、ノーがはっきりしないというところに原因があるのでしょう。長年京都に住んでる者同士やったら、阿吽の呼吸で分かるイエス、ノーが、よそさんにははっきり分からんということやね。 イエス、ノーをはっきりしないのは、嫌われたくないという保身を図る気持ちと、相手への気遣いからです。相手に嫌われたくないという気持ちがあるから、言葉を濁してしまう。相手に嫌な思いをさせたくないという気持ちが強いから、「ノー」とは言えない。”続きを読む
投稿日:2010.08.13
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