【感想】時間の止まった家~「要介護」の現場から~

関なおみ / 光文社新書
(4件のレビュー)

総合評価:

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ブクログレビュー

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  • RENO

    RENO

    全体の印象は、ご本人のユニークで開放的な性格(勝手に想像しています)のせいか、明るいけれど、内容はとても深刻で、時々涙が出てきます。

    投稿日:2016.02.24

  • 岡本大輔@介護支援専門員

    岡本大輔@介護支援専門員

    このレビューはネタバレを含みます

    チェック項目27箇所。著者が体験した俗に言う困難事例から感じたことや学んだことを教えてくれる書籍。何かのきっかけから社会のうねりから取り残された家の数々を紹介してくれる。本人だけでなくその家族など総合的な視点で考えていける一冊。事例とともに様々な問いかけをしてくれる。
    個人の価値観がその守備範囲を超えて公衆に迷惑をかけているとき、環境衛生の責任は誰にあるのか?高学歴などプライドの高い方への対応。
    地域資源の多様性の重要さ。
    認知症ケア専門士一次試験でも出題された「幻の同居人」。
    介護のプロが家族に介護を教えることができる。
    介護保険制度だけでは支援しきれない本人・家族の問題。これからの福祉職は自分の専門を持つと共に、深くなくてもお客様の問題はどこの機関に相談するのかを知る必要があると感じました。

    レビューの続きを読む

    投稿日:2011.07.12

  • ももや

    ももや

    福祉の現場で働く医師が、訪問した家の様子などを写真と共に描いています。
    あっさりした印象はあるけど、現場を知らない人には「こんな家があるのか!」という発見になって良いかもしれないなー。色々な人生がそこにはあります。続きを読む

    投稿日:2007.10.21

  • 8の字

    8の字

    本書は、福祉現場で働く医師によって書かれた一冊です。彼女が現場で遭遇したケースが20近く優しく描かれています。ただし、最初に申し上げておきますと、遭遇したケースが並んでいるだけで、著者がそこから何か特定のことを訴えかけることはないように思います。つまり、この本から何かを感じるとしたら、それは読者にお任せといったところでしょうか。最後のあとがきで、著者自身の「家」に関する見解が述べられていますが、それは著者の「感想」であって、本書から導き出された「結論」ではありません。介護者に焦点を当てて憧れるのも良いし、被介護者に焦点を当てて自分の老後に思いを巡らせるのも良いと思います。私自身は、どちらかといえば後者で、どんな老後かなと考えながら読みました。普段では考えないことをふっと思い出させてくれる、それだけでも価値があるのではと思います。★を2つにしたのは、完全に私の趣味の部分ですので、本屋で一度手にとってみられては、と思います。続きを読む

    投稿日:2005.08.04

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