やなせたかし みんなの夢まもるため

やなせたかし, ちばてつや, 西原理恵子, 里中満智子, 吉田 戦車, NHK取材班 / NHK出版
(7件のレビュー)

総合評価:

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ブクログレビュー

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  • nslibro

    nslibro

    子供の頃に好きだったアンパンマンが、子供ができてまた身近にになってきた。

    うちの子(二歳)は、町でアンパンマンを見かけては、指差して「パンマン」と叫ぶ。本当に好きなんだね。

    そんなアンパンの作者やなせさんの人生を描いた著書。

    戦争体験や売れなかった時代の事(アンパンマンがヒットしたのは七十過ぎてからのそうです)、大震災で感じたことなど、が書かれています。
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    投稿日:2015.11.25

  • psushi

    psushi

    私はやなせたかし氏の一ファンです。
    母からのすすめで読んだが、本当に氏は偉大な人だと再認識。直接話したことがなくても、氏のことを話せば顔が柔らかくなる人は決して少なくないだろうと思う。
    簡単なことではないだろうけど、本当にやなせさんのような姿勢の人になりたいと思う。
    自分の人生のお手本として読んでも、焦りが少し和らぐような、やさしい本になっている。

    途中下車せずに立ち続けたら、あるとき目の前の席が空いた。人生には椅子取りゲームのようなところもある/正義とは、自分の身を犠牲にしてでも人を助けようとすること/キャラクターはそのうち勝手に動き出し、作者はあとをついていくだけ/後輩にも気を遣う本当に優しい人だった/主題歌はやなせさんの憲法のようなもの/『しあわせよカタツムリにのって』などの詩が紹介されているのも良い/叙情画が心を慰める/漫画の投稿を続けていると、新しい仲間ができた/収入があっても、クリエイターにとって芯のない生活はむなしいもの/考えてもいなかった別の運命が、自分の知らないところで進行して、それが突然に思いがけない形で人生に化学変化を起こす/なにかを夢見ていても、少年にも現実が見えてくる/コンプレックスを拭う時間が発酵期間のようにはたらく/漫画家は、代表作がなければ人の記憶に残らない/めぐりあいがあって、努力したから結果が出た/仕事がないときこそ自分の「仕事」をすればいい/儲けたお金をすべて人を楽しませるためにつかうとは、なかなかできない/震災時のアンパンマンパワーのエピソードは、本当に感動的/アンパンマンの歌の中の「夢」は世界の不幸を少しでも減らしたい、というような、みんなが共有している夢
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    投稿日:2015.06.29

  • amasakiken

    amasakiken

    涙が止まりませんでした。子供たちとよく見るアンパンマン。大好きなお話と、そこに隠された秘密の物語。心を突き動かされました。
    やなせさんは、不遇の方でしたが、不屈の精神を持っていたのではないでしょうか。幼い頃の両親との別れ、戦争体験、売れない時代を経てあの物語があったことを、私は全く知りませんでした。
    一時期アンパンマンなんて…と、思ったこともありましたが、大人になり、子供を持ったことで、その偉大さに気付かされます。
    今は、無条件に大好きです。
    他の作家さんから見たやなせさんの像。そこには、無償の愛を注ぎ続けるやなせさんの姿がありました。素晴らしい。
    愛と正義について、深く考える一冊です。
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    投稿日:2015.06.27

  • amano225

    amano225

    表紙も含めて掲載原画がすごくいい。叙情的というかなんというか。
    これだけ長く人気が続いているアニメだというのにいまだに時季や地域によって放送時間が安定しないアニメというのはアンパンマンぐらいだろうなと。昔は関西では朝の5時半放送だったぐらい(今は6時15分)。ギリギリ深夜アニメといっても差し支えないんじゃないと思う時間に放送していているのに、子どもたちみんな知ってるんだからすごいアニメだと思う。
    やなせさんの父親がやなせさんの母親に宛てた手紙に『文章や詩を書くこと、絵を描くことは一生続けていく。そして自分の著書を出版したい』という旨のことが書かれてあったらしい。その夢をやなせさん自身が叶えたそうだ。やなせさんの生き方はある意味サダメみたいなものだったのかもしれない。
    東日本大震災の話で、子どもたちだけでなく、自衛隊の人たちまでアンパンマンのマーチに励まされたらしい。アンパンマンを自分たちに投影してたんだとか。自衛隊はアンパンマンと同じ自己犠牲の精神で救助してるんだろうしね。自分には真似できないけど、本当にすごい人たちだと思う。
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    投稿日:2014.09.21

  • 宮本知明

    宮本知明

    アンパンマンのマーチの詩が最初の見開きにある。どのフレーズも素晴らしく抜粋を許さない。「てのひらを太陽に」に負けず劣らずの名曲である。あらためて一行一行を噛みしめた。絵本時代のアンパンマンが話題になり始めたのが60歳。70歳を過ぎてヒットし94歳の生涯を終えるまで終生現役で描き続けた。70歳を過ぎるまで漫画家としての代表作がなく手塚治虫,石森章太郎などの活躍を目で追うばかりであった。それでも立ち続けた。立ち続けた先には揺らぐことのない空き席が。準備期間の長短は人それぞれ。全5章からなるが、どの章もホロリとさせられる深い感動があった。続きを読む

    投稿日:2014.09.11

  • H.Sato

    H.Sato

    70歳を過ぎるまで漫画家としての代表作がなく、人々の活躍を目で追いながら立ち続けていたことも、今から思えばアンパンマンに出会い、それを育てるための大切な準備期間だったのかもしれない。

    正義はとても不安定なものである。飢えているときに、自分の身を犠牲にしてでも食べさせえてくれる人が、人間にとって一番ありがたい。

    うんが70%、努力が20%、あとは天分。
    仕事がない時もずっと漫画を描いていた。そうこうしているうちにどこかから本当の仕事を頼まれる
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    投稿日:2014.08.06

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