吉川英治 / 吉川英治歴史時代文庫 (37件のレビュー)
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こうへい
清盛やそれに関わる人の台頭、覇権争いが見て取れた。歴史小説なので読みにくいところはあったが、現代にも通ずる場面もありなかなか読み応えがありました。
投稿日:2024.10.30
riccio15
大河ドラマとアニメ平家物語を観ながらそういえば平家物語って授業で習った祇園精舎の鐘の…以外よく知らないなぁと思って読み始めました。 吉川英治の本を読むのは三国志ぶり?水滸伝ぶりか。 やっぱり面白い!
投稿日:2022.05.03
celeste0808
清盛20代のお話。学友が犯罪者になったり、はたまた、別の友が出家したりするけれど、これって完全に伏線予感。平時忠ってあの名台詞の時忠?こんなきっかけで知り合うのか…と。比叡山の強訴に対抗する漢気のある…エピソードは若々しさがあるれている。それにしても、藤原家、天皇家、平家、源氏そこそこ登場人物すでに多い…完全に忘れていく。そして2巻は保元の乱から始まる予感。続きを読む
投稿日:2022.02.23
アタカマン
かの有名な「祇園精舎の鐘の声」から始まる、平清盛を中心とした平家の盛衰を著した本。元々は琵琶法師が弾き語りながら物語る、現代で言う連続ドラマのような立ち位置だっただけあり、令和の時代に読んでも面白い。… 第一巻のテーマは「親子」である。遠藤盛遠から自らの出自を聞かされた清盛。白河法皇・鳥羽上皇の権力闘争に巻き込まれ、実の父親から蔑ろにされた崇徳天皇。新院と新帝の争いに巻き込まれ、実の父と刃を交える事となった義朝。今以上に家柄が重視された世にあって、血縁者と言うものは切っても切れないかけがえの無い物であり、これを巡って苦悩に巻き込まれた彼らの心情たるや、想像もつかない。出来る事なら、清盛の如く一族を大切にし、出世に目が眩むあまり頼長・忠通兄弟の様な骨肉の争いに巻き込まれぬように自戒したい。 兎にも角にも、一瞬で読みきってしまう位面白かった。次巻にも期待。続きを読む
投稿日:2022.02.07
yoichiokayama
平安時代、藤原政権の退廃は、源平の台頭をもたらしました。 従来の平家物語を描くだけではなく、さまざまな古典や史実も配し、まさに「新」平家物語にふさわしい、重厚な超大作です。 平太清盛の生い立ちから、藤…原氏の暗躍、やがて保元・平治の乱へ突入する、その前までを描きます。続きを読む
投稿日:2021.09.30
ちかてつ
ちげぐさの巻 清盛(平太)の20歳頃から30歳くらいまでが描かれる。貧乏武士の長男である平太の父(平忠盛)、母(祇園女御)、学友の遠藤盛遠(のちの文覚)、佐藤義清(のちの西行)らの関係の中で成長し、頭…角をあらわし始めるまでの序章である。 それまでの貴族の時代に武士が台頭した理由は、院政による宮廷勢力の不安定に対して僧兵たちの力が抑えきれない状態になり、宮廷が護衛のために召し抱えた武士の地位を重んじるようになったというものである。 忠盛は平太の本当の父ではない。真の父は白河院か八坂の悪僧であることを盛遠から聞かされ、自分は誰であるのか葛藤し、不貞な母を嫌悪する。しかしその後の平太は、良くも悪くも生き方を大きく変えてゆく学友らを見て、自身も成長してゆく。時子と結婚し子をもうけ、六波羅に居を構える。そして僧団の強訴に対して破天荒な事件を引き起こすところで話は終わる。続きを読む
投稿日:2021.01.27
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