町田健 / 光文社新書 (17件のレビュー)
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fukui
「チョムスキーの証明した「デカルト的理性」の限界」 https://ikedanobuo.livedoor.biz/archives/51292347.html
投稿日:2025.03.05
D-Rinn
うーん、著者のスタンスとして反証を適宜提示していくのはもちろんいいのだけれど、入門と銘打ったからには基本的な理論の説明を丁寧に積み上げていって欲しかったな。タイトルと内容の不一致から求めているものとの…ミスマッチ感がある。ミニマリスト・プログラムの話で終わったけど、どういう帰結に行きたいのか不明瞭な尻切れトンボな幕切れだし。 著者はソシュール派ということで、ソシュール関連の著作を読んでみようかな。続きを読む
投稿日:2023.01.29
ぼるへす
同著者のソシュール入門を読んだ後に本書を手に取ったが、両著書を通して読むとソシュールの学説に対する肯定的態度とチョムスキーの学説に対する否定的態度が顕著に表れていて、入門と言うには少し灰汁が強すぎる。… 両著書共に、いきなり著者の意見が混ざりこんでくるため、どれが誰の意見なのか混乱する。続きを読む
投稿日:2018.03.11
キじばと。。
「科学としての言語学」を厳格に掲げる立場から、チョムスキーの生成文法を批判的に解説している本です。 生成文法の理論の変遷を簡潔にたどっていく形で説明がなされているのですが、そのたびに著者によるほぼ同…趣旨の批判が繰り返されるので、若干うんざりさせられますが、批判の内容に関してはそれなりに納得できるものではないかと思います。著者自身が「科学としての言語学」としてどのような内容がふさわしいと考えているのかまったく知らないのですが、認知的なシステムの裏付けがないところで恣意的に統語論的な枠組みを想定するのは、やはり問題が大きいのではないかという気がしました。 とはいえ、本書のように著者自身の立場を鮮明に押し出した内容の本に、「チョムスキー入門」というタイトルを付すことには、やはり疑問なしとしません。「20世紀思想家文庫」というシリーズの一冊として刊行された田中克彦の『チョムスキー』も、イデオロギー的な批判に終始しており、どうも生成文法は一般の読者にも手に取りやすい入門書に恵まれていないのではないか、という気がします。続きを読む
投稿日:2017.02.14
nejimakidai
ある種の正しい意味での「入門」。 理論の紹介をしつつ、休む間も無く批判を加える。そして、生成文法論への批判と今後への憂いとも見えるコメントで筆を置く。 さらっと理論を知る、といった意味の「入門」ではな…く、批判的な態度を持ちつつ議論の輪の中に入るという意味での「入門」の本。 憎さ余って…で理論をくさしまくってる本、と読んでしまうと面白くないかもしれない。学問的態度で向き合うことを、この本は要求している。続きを読む
投稿日:2017.01.18
imemuy
学部の時に取ってた言語学の授業で、ひたすら樹系図みたいの書かされたのはこういう訳だったのかーと納得。 でもまるっきり入門者には、一つ一つの解説は納得できても、全体として何をしたいのかは分かるような分か…らないような…続きを読む
投稿日:2014.05.07
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