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奥田英朗 / 集英社文庫 (221件のレビュー)
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総合評価:
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7
シリアスだけど良かった
タイトルの通り様々な「問題」を抱えた家族が登場する短編集。 必ずしもハッピーエンドではありませんが、四苦八苦しながらも問題に向かい合おうとするその姿勢に思わず「がんばれ」とエールを贈りたくなります。… なかなかシリアスな「問題」もありますが、良い読後感でした。続きを読む
投稿日:2014.10.11
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チョッピー
5
心あたたまる作品
題名の通りに家庭で起きる色々な「問題」を題材にした短編集でした。前に書かれた『家日和』よりも題材が題材なだけに少しシビアに書かれた部分もありましたが、「問題」そのものが直接描かれる訳ではなく、それに関…わる人達の揺れ動く心の動きが丁寧に描かれていて、誰にでも共感できる内容になっていると思いました。話の落ち着く先がある種の「ホッと」した所に着地している点は『家日和』と共通している所かと思いますが、それぞれの作品の登場人物に対する作者の視線の優しさが読む者の気持ちもほっこりとさせる作品だと思います。続きを読む
投稿日:2014.07.29
らくだ
4
冷静に考えたら、割とシビアな問題だったりする。
家日和 のシリーズです。 こちらも、あっさりと読めてしまいました。 クスッとするのとも違うし、あらあら、と顔をしかめるのでもない、でも面白い、なんともいえないこの感覚が癖になってしまいました。 大体、…一番最初の一行目に問題提起がしてあって、その問題というのが親の離婚だったり、夫が会社でお荷物の扱いを受けていたり、、、と結構シビアな問題だったりするのだけれど、そこからゆるゆると展開して、だからといって、結論は出ないのだけど、でもなんか、心にゆとりが生まれる、というか、本当に不思議な感覚です。 続きに期待してしまいます。続きを読む
投稿日:2016.07.04
みか
1
家族がほしくなる
『家日和』の第2弾。 前作でも登場した、N木賞作家の大塚氏も新たな問題を抱える。 両親が離婚か?と心配する高校生や、UFOと交信していると言い出す夫を心配する妻や、新婚さんのそれぞれの実家への帰省問題…やら…。 些細なことかもしれないけれど、家族にとっては大問題。そんな『我が家の問題』を家族愛で乗り越えていく。 ほのぼのとしていて、こんな家族が欲しいなぁと思ってしまう。 続きを読む
投稿日:2015.02.13
あり!
あなたは身近に起こりうる? あり得そうな話と、不思議な話もありで サクサク読めます あなたの家の問題は?
投稿日:2014.09.16
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どんぐり
本当に我が家の問題であり、 私からしたら、よそんちの問題 最後の方は、興味なくなってきて 知らんがな!って言いたくなる笑 よそんちがどーとか気になる方は面白いかも けど 短編なのでさらっと読めます… タイトル通りでした笑続きを読む
投稿日:2024.02.29
ビブリア
どこの家庭でもありそうな些細なことから、大きなことまでを取り上げた短編中。まるでホームドラマを見てきるように情景を思い浮かべながら、あっという間に読み終えた。 時にはシリアスに、時には面白おかしく、正…面からちゃんと障害と向き合っている姿が描かれていて、兄弟っていいな、夫婦っていいな、家族っていいなと温かい気持ちに包まれた。続きを読む
投稿日:2024.01.24
かものはし♀
色々な立場から、家族の問題がリアルに描かれていて、とても胸に沁みる短編集。結果はどうであれ、主人公たちが前を向いている姿に励まされるのがまた良い! これからの新婚生活を大切にする上でも大事だと思うこと…がたくさん散りばめられていました。続きを読む
投稿日:2023.09.28
shimeji
前シリーズ「家日和」は、結構ユーモラスでクスッと笑える感じの内容でしたが、今作の「我が家の問題」ではタイトルの通り家庭の問題に関するお話でそこそこシリアス。けれども最終的には心温まる感じの内容でもあっ…たりして、結局なんか良い感じ。 特に「ハズバンド」「里帰り」辺りが好き。 「妻とマラソン」は「家日和」にも登場したあの家庭の後日譚であり、あの家族の話がまた読めたのはなんだか得した気分でした。「我が家の秘密」も読むのが楽しみです。続きを読む
投稿日:2023.08.08
arue84
再読 様々な夫婦、家族の問題が描かれていて 全く同じではないけれど 自分の家庭も色々あるので 少しずつ共感できて、ハラハラできて ホッとできた。 特に「妻とマラソン」 奥さんの行き場のない孤独の向…かった先に 家族からの理解と応援があって うるっとした。続きを読む
投稿日:2023.06.24
わーーーーー
2023.6.11 読了 ☆8.5/10.0 "新婚なのに、家に帰りたくなかった。" "どうやら夫は仕事ができないらしい。" "どうやらうちの両親は離婚したがっているらしい。" "夫がUFOを見たと…言い出した。" そんな、1行目から引き込まれる書き出しで始まる、それぞれの家族のささやかだけど悩ましい問題を描いた短編集。 ここで描かれているどの家にも、それぞれの置かれた事情と抱える問題があるんです。 第三者から見たら大したことがなさそうに見える事も、当の家族からしたら、ここで踏ん張らないと大変なことになるという局面だったりします。 家族とは、実は大変で、だけどどの章も読み終えると「家族ってやっぱり良いなぁ」と、「なんだかんだ愛おしいなぁ」と、そう素直に思えます。 そんな、読後じんわりと温かく幸せな気持ちになれる、"心の湯たんぽ"のような一冊です。続きを読む
投稿日:2023.06.13
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