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重松清 / 講談社文庫 (26件のレビュー)
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総合評価:
通りすがりの読書好き
3
笑って、泣ける
藤巻大介45歳。平凡な中年サラリーマンが大学の応援団に入部。様々な問題や無理難題を乗り越え、笑いあり、涙ありで面白い。
投稿日:2014.07.12
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1
泣けて、心に響きます。
社長命令により45歳のサラリーマンが大学の応援団入団するが 無理難題や理不尽な「団」の決まりごとに悪戦苦闘しながら立ち向かう姿は 涙あり笑いありですがすがしさを感じました。 中年オヤジから見た大学生…の若者に対する説教臭さや若さに対する羨ましさ そんな人間臭さもとてもよく表現されています。 現在の合理主義や効率優先の世に中にあって人を応援することの 理屈でない感情を表現しているところに心動かされます。 人はなぜ汗をかいて努力するのか、なぜ応援したくなるのか 応援される人は、「よくやった」 応援する人は、「ありがとう」 その一言のためにひたむきになれるのかもしれない。 甲子園が開催します、こういった場面を多く見れる時期が来ました。 続きを読む
投稿日:2014.08.10
すじこFすじこ
泣けました
ドラマからの、原作でした。どうしてもギバちゃんを思い浮かべてしまいます(笑)応援団に入れなんて無理難題を言う会社あるんか!?と思いつつも泣けました!!
投稿日:2015.03.25
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おりと
ただただ厳しいだけだと思っていた「団」と言う世界はかけがえのない友や家族のような存在を得られる場所だった。 荒川先輩結構いいこと言うんだよな
投稿日:2020.01.22
masato
面白かった! 非現実的な設定にもかかわらず、最後はほろりとくるヒューマンストーリ オヤジ世代の応援歌です。 上巻では 主人公は藤巻大介45歳、総務課長。 団員ゼロの廃部寸前の団を救うため、応援団OB…のワンマン社長が大介に下した辞令が「あすなろ大学応援団」への出向。 脅され涙されながら、その辞令を受け入れます。 応援団OBの山下と斎藤にどやされながら指導を受けて、一人で応援団を再興していきます。 チアリーダの玲奈、吹奏楽部指揮者の善彦。 さらに新人として応援団に入ってきた健太、 娘の彼氏の根性をたたきなおそうと無理やり誘った翔、応援団責任教員となったフェミニストの原センセイ、 原センセイの教え子の沙耶 なんとか形になっていきます。 そこにケイガクの応援団との確執とドンパチでハチャメチャな展開へ。 さらにはOB含めた地獄の合宿。 そんな中、スジとは何か? 応援とは何なのか? といったことがさまざまエピソードから語られていきます。 合宿でのOB達の応援はめちゃくちゃながらも感動しました。言葉ではなく行動でヒシヒシと伝わってきました。続きを読む
投稿日:2019.04.07
ほし★きらめけ
このレビューはネタバレを含みます
東野さんが重かったので、 重松清さんにて休憩を。 会社の図書コーナーより。 取り急ぎ上巻、読了。 応援の強さよ。合宿中のOBたちの応援には感動した。
投稿日:2018.04.23
hituji8
重松氏独特のタッチ。中年男性の記述にうなずくこと多し。それにしても、中年男性が大学に入りなおして、応援団の団長とは、設定がおもしろい。
投稿日:2015.06.27
bookmatsu
流星ワゴンの作者と言うことで読み進めたが、応援団への愛にあふれ下巻、東京駅での見送りには涙が出た。やっぱり人間讃歌だと思う。
投稿日:2015.02.02
ma-sh
いつも通りドラマは見ないので今回も活字版を貫いてますが・・・ 大介という人物が、父として中間管理職としてそして一人の男として経てきた人生の中で思う様々な心の動きが結構沁みてきます。 周りのキャラも個性…的で後半期待です。続きを読む
投稿日:2014.11.29
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