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西澤保彦 / 東京創元社 (10件のレビュー)
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総合評価:
twp
軽快な推理で
全て、別々のキャラのたった主人公と相棒が 推理(?)を展開する短編集。 それぞれのキャラ設定はさすがだと思いますが、 推理が少し強引すぎる感が… 探偵役が一般人ならそれでもいいんでしょう…が、警察関係者となるとね…。 推理というより当てものごっこみたいなことになってますが、 さらっと読めるし、軽快な感じで普通に読むのにはいいかも 作者の特徴は出てる作品続きを読む
投稿日:2014.07.06
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ささきの湯
初めて読む西澤保彦さん。 フォロワーさんの本棚でお見かけして、とても気になった「ぬいぐるみ警部」の初出を含む5篇のミステリー短編集。 キャラクター造形が魅力的で読みやすいし、「えー!そんなことで」な…動機も、推理が論理的で納得できる。見事なくらい。 決してそういうミステリーは嫌いでないけど、なんだかあっさりしてるなぁと感じるのは、短編だからなんだろうか。そうなんだろうなぁ。 次は「ぬいぐるみ警部」読んでみたいと思います。 続きを読む
投稿日:2021.03.07
サラかえで
5編からなる短編集。 どうもこの作者は長編がいい気がする。キャラがしっかりしている分だけ、短編で中途半端な設定を読まされても、もったいなくて仕方がない。 動機のくだらなさに、犯人の全く共感できない傍若…無人ぶり、なんとも素晴らしい。それを仮説で導き出す趣向は快感である。 好みはやはり表題作。密室の中で起きた不自然な状況。なぜそうなったのか笑ってしまうほどの犯人の行動。理解できないことは評価が悪くなるわけではない。そこにいたったプロセスを楽しめればいいのだと思えた作品。タイトルが秀逸すぎ…続きを読む
投稿日:2018.02.07
らきむぼん
初の西澤短編でしたが相変わらず切れ味抜群。 前半三編は大したことないが、ラスト二編は最高。 『対の住処』は五編中最も綺麗に収束する。「納得」の面白さで「共感」の無さを凌駕する作者にしては両者の均衡を上…手く保った傑作。 表題作『赤い糸の呻き』はもう終始にやけてしまった。ある意味予想通りのお家芸で満足。こちらはまさに共感性より衝撃と「無理やり納得させる」手法が素晴らしい。 全編通して仮説により良い仮説を上書きする気持ちの良さと、幕が降りる際のモヤモヤ感が堪らない。狂人たちの世界では狂うことが正常と思わされる五編。続きを読む
投稿日:2018.02.06
シュンスケ
どの作品も親しみやすいキャラクターに軽いタッチで読ませるけれど、謎解きの先にゾッとするような人間の思いが突如として顔を覗かせる。表題作のラストは予想外で驚かされた。「墓標の庭」「終の住処」も好きなタイ…プ。続きを読む
投稿日:2017.06.13
ロカ
ミステリーのバリエーションの見本のようだなと思いつつ、それでもやっぱり西澤ワールドなのが……。 一言、たぶんほとんどの読者がモン・スイユのショコラと言ってもわからないような気がするんですが。(ぶたぶ…たファンとしては確かに常識なんですけどね^_^;)続きを読む
投稿日:2015.09.05
はち
西澤保彦は、個人的には当たり外れがある作家だが、どうやら短編集は命中率が高い。 5編、全て良かった。重要な導入は巧みで、オチは端的で予想外と、推理短編のポイントを押さえられた。 表題作と「お弁当ぐるぐ…る」は特に好き。 しかし、この短編だけでもキャラクター小説として成立しかねないくらい、キャラ描写もソツがない。 2014年上位作品。 4+続きを読む
投稿日:2015.05.12
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