やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。9

渡航, ぽんかん8 / ガガガ文庫
(36件のレビュー)

総合評価:

平均 4.4
19
6
7
0
0
  • 感情移入してしまいました

    初の表紙を飾った平塚先生の絵を眺めてからの、口絵のSD化された八幡といろはで読書欲を沸き立たせ、いざ本編を読むと前回のラストからの表面をなぞった何かが壊れた奉仕部が描かれていて、またいたたまれない気持ちなりました。

    いろはからの依頼を八幡独断で受けてしまうのですが、その過程が別の人物のデジャブを見るかのよで、見ていられなく、また奉仕部のすれ違いも重なって潰すよに彼を追い詰めていく。
    自分で自分がわからなくなってる中、ある人物があらわれます。

    本巻は431ページという俺ガイルのなかでも、トップをほこる文章量ですが、八幡の一言、そのたった一言が全てをものがったています。

    そしてぜひ,307ページ、342・343ページ、そして巻末を見て欲しい。
    本巻は6巻とまた違う素晴らしい読後感でラブコメとしては、間違っているのだろうけど、爽やかな、そして温かい気持ちになりました。













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    投稿日:2014.04.24

  • ここ最近では一番スカっとします。

    ちょっと重めの話が続いていましたが、今回はその重さに向き合う話です。
    比企谷君が今まで自分の手法で終わらせてきた問題のその後に向き合いどう対処していくかが見所です。
    起承転結の転の巻かな。
    平塚先生がかっこいいですね。
    最近のなんか重たい引きで終わっていた巻と比べると今回はすっきりして終わりますね。
    奉仕部らしいやり取りも見られるので楽しかったです。
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    投稿日:2014.05.17

  • プレゼントは何がいいですか,これにしておきますか

    以心伝心なんてたとえ似たような性格同士であってもありえないでしょう
    では想いを口にだせばお互いに分かり合える関係を築くことができるのか
    欺瞞や馴れ合いが嫌いな比企谷にとって奉仕部はそれらとどう違うのか
    間違えて間違えてそれでも少しずつ進む不器用なボッチを最後まで見届けませんか

    周りに人がいるところで読むとキモいと言われるかもしれないのでご注意
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    投稿日:2014.04.25

  • 心が沁みる

    7.5からよくよく登場するいろはさん。今回も出番多めです。
    前回は後味がモヤモヤした状態で終わったから今回の発売が非常に待ち遠しかった。
    やり直ししても、どこで間違えたのかわからないとやり直しても同じ過ちをしてしまうというなるほど感じた前回
    なぜここまで主人公にあこがれを抱いてしまうんだろう。平塚先生の言葉もしみる。
    そして過去に登場した人物もでてくるし、彼らのクリスマスがいいクリスマスなればとフィクションと分かってても願わずにはいられない。アニメ二期も始まるし非常に期待してます
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    投稿日:2014.04.29

  • ようやく...

    前巻の雪ノ下雪乃の態度にはちょっと憤りを感じていました。
    あれじゃわからない。なぜ説明しない、と...。

    しかし今巻を読んで自分の考えはなんて浅薄だったのだろうと思い知らされ、今巻での八幡、雪ノ下、由比ケ浜の3人が意見をぶつけ合うシーンには、なかなか考えさせられるものがありました。

    そんな中、シリーズ始まって以来はじめて、八幡が...。というところが最大の見せ場です。感情移入しすぎてここまで読むのがつらかった...

    それにしても、ここまで本質的にまっすぐに「青春」を題材にした作品も珍しいと思いました。八幡のあの言葉がズンっと心に刺さりました。
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    投稿日:2014.05.02

  • 俺ガイル、空虚な奉仕部からの逆転

    楽しめる1-3巻。4巻ラストから、少しずつ積み重ねられた違和感が、8巻の失敗につながります。
    前巻の間違いから、空疎な時が空回ります。
    そうして1巻からぶれないぼっちだった八幡は、この9巻でついに、二人に頼ります。
    表紙を飾る平塚先生の1巻冒頭からの無茶な指導がついに結実する巻です。
    無様な八幡の依頼と、本音の言葉。雪ノ下雪乃もまた、初めて本音を口にする、そんな、ずっしりとしてすっきりとした読後感の9巻です。おすすめです。
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    投稿日:2014.05.02

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ブクログレビュー

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  • nira1013

    nira1013

    「比企谷八幡の消失」的内容。TDLはファンサービス

    本シリーズで、初めて八幡はトップカーストのコミュニケーション手法に理解を示す。
    無駄も多いが、言葉を尽くして、相互理解・調整をしていく手法。
    当然、ぼっちでは、ひとりでは、できない方法である。

    奉仕部の和解は、珍しく青春、青春した内容。
    スプラッシュマウンテンでのゆきのんの一言は若干嫌な予感。

    玉縄らの手法は、誇張されているが、良く見られるよね。
    でも、雪ノ下のセリフのような反対意見も実社会ならもっと早く出るでしょうね。
    しかし、学園ものでこんなに仕事チックな活動を連発しているラノベも珍しい。

    さて、登場する女子たち全てのフラグを強固に成長させている八幡。
    もはや、あんまり腹も立たなくなった。

    アニメ2期が決まったそうだが、長引かせずに、八幡たちが本物を手にすることができるか?
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    投稿日:2018.10.29

  • reinou

    reinou

    このレビューはネタバレを含みます

     7巻から続いた黒が、白に変わっていく本編。
     安心という心地よいカタルシスを生む展開だが、八幡のキメ台詞、キメ台詞に至る過程、その情景も含め見事なそれだ。
     確かに、その帰結自体は「感情という、ロジックでは測りがたいモノを掴む際、そもそも正解はなく、ベターを試行錯誤しながら常に探り続けていく、そのプロセス自体だ」というもので、余りにも当たり前すぎるものにすぎない。
     しかし、これに気づく葛藤は、老若男女を問わず人ならば誰でも、他者と関わる中で経験していく。この過程を、青年らしい潔癖さ(「欲しいのは本物」という台詞に顕著)が希求されつつ、丹念に描かれていく(多少くどいが)。

     人との関係性の有りようを意識しつつ、本作は展開してきた。
     ぼっちの目から見た学生生活、小学生の苛め、恋の告白への拒否と関係性のあざとい保全の両立、文化祭の裏方運営業務、貧困家庭に属する者の葛藤等々。

     ある意味、このテーマなら本巻をラストにしてもあながち間違いではなさそう。
     しかし、ようやく主軸に据えられてきたのは、本作の主人公3名+α(葉山と陽乃かな)の関係性。これをさらに進め、人との関わりを模索していく過程はやはり外せないのだろう。
     そういう意味で、次巻もまた実に楽しみである。

     さて、本筋ではないが、周囲が喧しい平塚先生が未婚の件。
     しかしながら、本巻を見るにつけ、彼女が未婚なのはやむを得ないなぁ、と感じさせる。
     そもそも、彼女の人間観察眼は、八幡をさらに上回る。大人だからというのではなく、彼女自身の個性であり能力としてだ。
     しかも、解答を見つけさせるよう仕向けることすら可能な力量を備えた人物だ。
     もちろん「教師」「人間」としては実に素晴らしいという他はない。しかしながら、彼女と一つ屋根の下で生活するのは、かなり息苦しい。有体に言えば彼女と向き合い、あるいは一つ部屋にいた場合、寛げないのだ。

     彼女がこうなった過程、かような力を得るに至った事情を描くかは不明だが、八幡に似た性格の元カレの存在を想起してしまうところだ。

     ちなみに、八幡君、あなたが10年早く生まれて、彼女と出会っても、恋仲にはならないと思う。あなたも素晴らしいが、彼女を惚れさせるには、より懐の深さが要るかも…、そんな風に感じる。

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    投稿日:2017.01.22

  • より

    より

    図書館で。
    クリスマスイベント巻。ここまで読んできて良かったよ、ヒキガヤ君おめでとう!とエヴァ最終回(TV版)並に拍手してあげたいようなちょっとした革命勃発。ヒッキーも前に進んでるんだねぇ… 彼はトーマの心臓とか読むといいよ。あれも本当のホンモノが欲しい話だった…と思う。多分。

    それにしても青春とかリア充とかレッテルを貼ってあいつらは人生謳歌してるとか毎日楽しそうだぜチクショウなんて羨んでいる輩に、でもまあ彼らだって大変なんですぜ、アナタが知らないだけで…というお話のような気がしてきた。反対にボッチ最高!ってお話でもないけど。まあ足掻け、悩めよ青少年ってお話なんだから本当に青春小説なんだろうな。ちょっとそういうとこっぱずかしい感じもするけれども。

    誰もかれもそんな簡単に変われないけれども少しづつ影響しあい、前に進んだり後退したりしてるんだろうなぁ。長い目で見れば20歳前なんて80まで生きたら人生の1/4でしかないし。しかも最初の5年ぐらい記憶はきちんとしてないし。というわけで前途は茫洋とし過ぎて居て反対に不安っていうのが青春時代なのかな、なんて思ったりもしました。いや、まあ自分も老後とか漠然とした不安を抱いてますけどね…
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    投稿日:2016.11.29

  • natsu

    natsu

    ようやく奉仕部の仲が戻ってきてほっとしました。
    平塚先生ってほんとにすごい先生…!
    相変わらずの様々な小ネタにクスッとしつつも
    人間関係にハラハラもしつつ、
    トータル楽しく読めました(*´∀`)
    あと、相手校のカタカナ語はよくわからんでした。
    ちゃんとみんなに伝わるような言葉を使うって大事なことだと思います!
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    投稿日:2016.11.14

  • aya(14)

    aya(14)

    アニメ(第2期)でも放映されたクリスマスイベントのあたりの話。この物語が佳境に差し掛かってきた。ずっとニヒルだった八幡がはじめて本気で熱くなった巻であり、「あざといろはす」こと一色いろはが人気を確立した巻でもある。偽物ではなく本物が欲しい、そんな巻。続きを読む

    投稿日:2016.05.18

  • sands0013

    sands0013

    このレビューはネタバレを含みます

    久しぶりに続刊を読んだ。
    全巻からのぎこちない関係性にしっかりと決着を付けてくれたのは清々しい。
    でも、みんな求めるものが抽象的すぎて、だんだん解釈が難しくなってきたかも…。

    レビューの続きを読む

    投稿日:2016.02.06

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