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宮沢賢治 / 集英社文庫 (62件のレビュー)
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Aya
宮沢賢治の作品は、小学校の国語の教科書に載っている『雪わたり』『やまなし』や『雨ニモマケズ』くらいしか知りませんでした。 本書には、著者の代表的作品が6編収録されています。たまには文学を読んでみよう…と手に取ったものの…難解でした。 読むのは速い方だと思っていましたが、読み慣れない言葉や漢字が多く、巻末の語注を頼りに読んだので、とても時間がかかりました。 生と死について描かれている作品が多いのは、実の妹の死が関わっていると、解説で述べられていました。文字を追うのに精一杯だったので、解説がありがたかったです。宮沢賢治が人間としても魅力的な人物であったことがよくわかりました。 宮沢賢治の世界観を捉えきれたわけではないですが、自分なりに情景をイメージするのはとても新鮮でした。 他の文学にもふれてみようと思います。続きを読む
投稿日:2024.02.28
日野めぐみ
このレビューはネタバレを含みます
銀河鉄道の夜 名作と呼ばれるので読んでみました。 宮沢賢治はイーハトーブという岩手をモチーフにした架空の世界で物語を描いていると国語の授業で習ったくらいの知識しかありませんでした。 本作がイーハトーブとどれほど関連しているかは分かりませんが、かなり難解でした。 現実→幻想→現実と話は進んでいきます。 主人公ジョバンニが貧しい生活を耐えているからこそ、 幻想である銀河鉄道の旅のパートがより色鮮やかに受け取れました。 しかし、文字という媒体で銀河鉄道の鮮やかさを想像するにも現代に生きる私たちにとっては今ひとつ難しいと思いました。 現代人の意見ですが、是非とも映像で見たいと思いました。 幻想→現実に戻るところで、 一般的なストーリーでは夢オチという形骸化された言葉があるように、虚しさを主人公も読者も若干の虚しさを抱えて終わるパターンが多い。 しかし、本作は友人の死が待ち受けており意表を突かれました。 あまりにも悲しいと最初は思いましたが、時間を経て考え直すと、幻想はある種の明晰夢のようなものであったのではないかと考えました。銀河鉄道=死への道筋のようなアイロニーが考えられますが、あまり深く考えすぎても良くないので、曖昧にそんな感じだと思っておきます。
投稿日:2023.12.23
ほたるいか
映画『怪物』に感動したので、関連があると噂の『銀河鉄道の夜』を読んだ。「よだかの星」が一番好きだった。理解しきれていない部分があるので、時間をおいて再読したい。
投稿日:2023.09.04
ぽん
いつも最後は鳥肌。そして、綺麗に終わらないのが怖い。 死生観っていうのが存分に詰まっている。 それであって、描写は美しく、夢の中に飛ばされている。 『銀河鉄道の夜』は少し難しかった。自分の勉強不足です…。続きを読む
投稿日:2023.06.15
本の虫
どの作品も美しい言葉で書かれています。 銀河という果てしない世界から見た際に地球なんてとてもちっぽけなもの、けれどその地球で一日一日、一瞬一瞬を精一杯生きる人間のたくましさであったり、誰かのために生き…る人、または生きた人など命の美しさを感じることができる作品でした。 宮沢賢治さんの独特の雰囲気…切ないような寂しいような、それでいて暖かくなるようなそんな話がもりだくさんでした。続きを読む
投稿日:2023.02.11
こういち
大人になって銀河鉄道の夜を見返したが、ジョバンニの夢の情景が非常に見事で、宮沢賢治の描く綺麗な透明感のある世界に引き込まれていきました。 様々な解釈がある小説であり、色んな所に伏線があるので、読むたびに違った一面を見せてくれるのではないかと思います。 また、『やまなし』の独特な世界も面白く、この歳になって宮沢賢治ワールドに魅了されました。
投稿日:2022.08.14
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