【感想】風裂 神尾シリーズ5

北方謙三 / 集英社文庫
(2件のレビュー)

総合評価:

平均 3.5
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ブクログレビュー

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  • harahiro007

    harahiro007

    図書館で借りて読んだ。
    大水滸ではまった北方謙三作品。
    前作があるんだろうなあと思っていたら、神尾シリーズの5作目だった。
    それでも、全く問題なく楽しむことができた。

    投稿日:2019.11.04

  • 秋野

    秋野

    「俺が、天使に見えますか、神尾さん?」
    見える・・・!
    「僕」から「俺」に変わった秋月くんが!!
    しかし神尾は、
    「悪魔だよ」
    助けなければ、神尾は地獄に戻らなくてすんだのだ。

    今回は横浜です。
    リーズも終盤になって、神尾が行き続けなければならない存在が出てくる。
    それがマリオくんだ。
    例によって、神尾は自分とは関係ないものに巻きこまれていくのだけど、関わると神尾はその中に自分がすることの理由を見つけてしまう。
    そうなると誰にも止められないのだ。
    マリオという十歳の子供を両親に返したいだけだったはずが、その両親と長男のしなければならないものに神尾は関わり、両親が殺されたあとは長男・ジョバンニを助けイタリアマフィアと戦う!
    ジョバンニはまだ十六歳。
    弟のマリオはまだ十歳だから外されたとはいえ、ジョバンニだってまだ子供だ。
    そのジョバンニが、また神尾の手から零れるように死んでいく。
    「恋くらい、しておくんだった」
    恋もしたことがなく、死んでいくジョバンニ。
    神尾は自分も腹を撃たれ、今度こそ、自分も死ねる、と確信したはずだ。
    しかし、地獄に引き戻されたのだ。
    秋月くんによって。
    すっかり神尾を助けれらる位置まで成長した秋月くん。
    四十代になれば、鼻持ちならない弁護士になるだろう秋月くん。
    生き続けなければならない神尾のそばに、ずっといて欲しい。
    そしてシリーズは最終巻へと続くのだ。
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    投稿日:2009.04.20

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