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池井戸潤 / 講談社文庫 (266件のレビュー)
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総合評価:
ほーじー
58
狂咲
半沢直樹はブームに乗っかれなかったので、ドラマ化されるとしった本作は一足先に読みました。 同じ銀行内の表と裏、銀行内の問題を銀行員の花咲舞がビシバシと斬っていきます。 8編からなる連作短編集でサクサク…読み進められ、スカッとします。 どこの世界にも裏表はあると思いますが、善を信じたいものですね。続きを読む
投稿日:2014.03.27
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通りすがりの読書好き
26
面白い!
キレるとおっかない、通称『狂咲』と呼ばれる銀行員花咲舞と上司の相馬調査役が銀行内の様々な事件やトラブルなどを解決していきます。誰に何と思われようと正しい事には、信念を持って行動する花咲舞が最高。派閥闘…争など我関せずの花咲舞の正義感と行動力、そしてミステリータッチの内容が面白く、楽しい小説です。続きを読む
投稿日:2014.03.23
あっくん
13
池井戸潤による銀行内の問題を解決すべく奮闘する女性を描く、ドラマ原作本!
ドラマは未見だが、作者が同一だからか「バブル組」シリーズの半沢と花咲舞がかぶる。連作短編となっているので一つ一つのエピソードはあっさりしていてしつこくない。銀行内の派閥争いについても描かれているが、真…藤らはまるで一休さんに出てくる越後屋のようでどこか憎めない。 「バブル組」シリーズは長編だったのでヒール役もねちっこくいやらしい感じだったが、本作ではいやらしくもねちっこくない印象。そのためか読後感はあっさりとしていて「バブル組」ほどはスカッとしない。 それでもミステリーのような展開やテンポよく進む物語など、読み始めたら止まらない要素をうまくまぶしてあり、ついつい読みふけってしまう。続きを読む
投稿日:2014.06.05
K
10
痛快!!
ドラマが面白かったので興味を持ち、 池井戸作品を初めて読みました。 とても読みやすく、読んだあとは気分がスッキリします♪ 短編で一話完結かと思いきや、全編を通じてまとまっています。 舞が毎回正しく…、水戸黄門的な印象を持ちました。でも、それがまた予想を裏切られずに爽快な気分になりました。 ドラマの配役が浮かんでしまいますが、なかなか合っているので良い感じです。 前向きな気分になれる、オススメの一冊です。続きを読む
投稿日:2014.06.10
J.SUZUKI
6
いつもどおり痛快です。
銀行を舞台にした短編集は、ヒロインのイメージもあっていつもどおり痛快な感じ。最後の「不祥事」は最後がちょっと読めてしまったので残念でしたが。 最初の文庫版の表紙はかなりださかったけど、これならいいかな…w。続きを読む
投稿日:2014.06.01
AkiraF
4
やっぱ痛快!
ドラマ「花咲舞が黙ってない」の原作本。半沢直樹の女性版。彼女は銀行のトラブルを抱えた支店の改善を図る。銀行を良くしたいという信念で、偉い人だろうと何だろうと、悪いやつをバッサリやる。やっぱ、このパター…ン痛快だ。続きを読む
投稿日:2014.07.06
"powered by"
あわわわわ
ドラマ「 花咲舞が黙ってない!」の原作。銀行を舞台にした勧善懲悪の短編集。池井戸作品らしい、水戸黄門っポイ感じで安心して楽しく読めました。
投稿日:2023.11.11
Bフォレスト
このレビューはネタバレを含みます
ベースが今から約20年前に発売されたものなので現代とは異なり様々なハラスメントが飛び交う中で舞のまっすぐな信念が様々な問題を解決に導く。 問題を起こす当事者が全て悪者ではなく、銀行といった大きな組織の中で様々な事に巻き込まれた故に犯してしまったトラブルもあり銀行員の悲哀も上手く表現されていると感じた。
投稿日:2023.07.30
びん
上下の隔てなく、正しい事は遠慮無く上司に進言でき、部下に合った指導が出来る。そんな主人公にとっても惹かれる。その横でオロオロしている調査役が自分と被っているのに笑ってしまう。(^_^;)
投稿日:2023.04.29
43street
なんだか大ヒットしてるようですね、「半沢直樹」 池井戸潤は面白いもんね。ま、私も見てますが。 で、この「不祥事」のヒロイン 花咲舞は、半沢直樹の女版だな。 半沢直樹が面白いと感じた方は、この「不祥事…」も楽しめると思う。 さて、「半沢直樹」の原作は、「オレたちバブル入行組」である。 今の所、ドラマではこの原作を忠実に辿っているが、このスピードでは続編まで行っちゃいそうだな。 それ、読んでないんだよね。早く読まなきゃドラマに追い越されちゃうよ。 それにしても凄い題名だよね、たんなる小説の架空の人物名 固有名詞を題名にしちゃうなんて。 よっぽど原作の題名が嫌いだったんだろうな。(たんなる憶測ですが) 先日、ポッドキャストで竹中平蔵の話を聞いていたら、池井戸潤の小説が愛読書だって。 専門家からみても、池井戸潤の金融小説は信憑性があるらしい。 池井戸潤、どれもお勧めですよ。 と言っても私もまだまだ読んでないんだけどね。続きを読む
投稿日:2023.03.30
hasat4
銀行内の人間関係や不正を花咲舞と頼りない上司の相馬調査役が解決する小説。続編から先に読んだがこちらの方が痛快でした。銀行窓口業務をテラーと言うことや振込・送金を行う業務を為替業務と言うことを知りました…。続きを読む
投稿日:2023.01.28
hiro
若いのに権力者に物怖じせず立ち向かう花咲舞がホントに痛快。でも手を出すのは今の時代は一発アウトだよね。。 しかし登場人物が銀行内の出世に執着してる様はなんか凄いな・・と。うちの会社じゃそんな感じじゃな…いし今の銀行もまだそんな感じなのかな?最近の若者は(自分も含め)出世欲がない時代となった中でこの小説を読むと、なんか大の大人が必死になって出世ゲームしてるのが滑稽にも思える一方、そんなに偉くなると美味しいのかな、とか、正しい手段かどうかは置いておいて、その熱量がすごいなぁと感心したりする。 1億円の詐欺を防いだ花咲舞は圧巻だった。自分だったら副支店長から命令されたら自分の判断なんてせずにすぐ従ってしまいそうだし、、今の自分の仕事のやり方を見直さないととも思った。銀行内の知り合いとかを使っていろいろと調査していく様を見て、社内のつながり大事だなぁとも思った。続きを読む
投稿日:2022.11.30
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