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池井戸潤 / 講談社文庫 (520件のレビュー)
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総合評価:
1年50冊めざす
11
必要性の社会悪??
談合をテーマに【悪】と分かっていても、立場上推し進めていく天皇と呼ばれる影の人物。 談合課と呼ばれる業務課に配属になった入社4年目の主人公。社会悪に立ち向かいながらも流されそうになる。 すべてを支配し…ているのは・・・・ 恋愛あり、親子の情愛あり。期待を裏切らない一作でした ドラマ化されるならどの俳優さん・・・キャスティングしながら読んでいくと、情景も浮かびリアルでした。 続きを読む
投稿日:2014.05.30
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yayoico
6
人の死なない推理小説
人の死なない推理小説っていうのかな? 読み終わって考えてみれば、引っかかりが色々なところにあったのに、読み流してしまっていた。沢山のヒント、最後まで気付かなかった。ああ、とっても悔しーい。
投稿日:2014.05.25
getsu
読み応え十分
よくこんな難しいテーマをこれだけ分りやすく書けるものだと関心します。 ゼネコンの談合のお話です。談合という言葉は知っていましたが、その中身についてははっきり知りませんでした。これ以上にないというくらい…に分りやすく書かれています。 談合は必要悪か!?最後の着地点はだいたい想像はつくのですが、それでもハラハラドキドキしながら最後まで読めました。いろんな所に伏線が張られていて、それが繋がっていく過程が面白かったです。オチが想像できているのにこれだけ楽しめるのは池井戸さんと横山さんくらいですかね。 続きを読む
投稿日:2014.12.27
ほーじー
談合
談合と言う言葉は聞いたことがありましたが、良くわかってませんでした。 この小説を読んでどういうものか勉強させていただきました。 弱肉強食の世の中ですが、共存共栄の考えもあり、色々考えさせられる面もあり…ました。 血税が使われる公共事業、もう少し関心を持たないといけないですね。 続きを読む
かととら
5
池井戸さんの小説で社会勉強してる気分です!
談合についても建設業界についても、全然詳しくないのですが、読み始めたらどんどん引き込まれてしまい、あっという間に読んでしまいました。珍しく恋愛要素も入ってましたが、恋愛小説苦手な私にもするっとクリアー…できました。続きを読む
投稿日:2014.04.28
ごんぞう
2
面白かったが
とても興味深い内容でしたが、萌と園田の話は必要だったのかなぁ。 普段恋愛物を読まないからか、2人ともメインの話にはほとんど出てこないので、関係のない話が続いてちょっとイライラ。 本筋の物語は、とても楽…しめたのですけどね。続きを読む
投稿日:2015.07.17
"powered by"
☆HIRO☆
談合のことはよく知らなかったが、なるほどと思った。 主人公の部署の人達がアツく、二転三転していくストーリーに目が離せなくなる。 ただ彼女の萌にはイライラする。。。
投稿日:2024.04.06
ふくべ
このレビューはネタバレを含みます
ドラマの半沢直樹にハマっていたところ、 先輩から勧められて読んだ。 先輩西田が熱い。 平太が業務課への異動理由を 西田に尋ねた時の返答が熱い。 自分も頑張ろうって思えた。 それと彼女。 現実と理想の揺れ動きには ハラハラとさせられた。 一旦園田の方にいった時の喪失感たるや。 最後、彼女が園田に送ったメール内容や 心理描写が気になりすぎる。 分厚い本だったけど、苦にならず読めた。 自分の今の仕事について 改めて考えることができた。
投稿日:2024.03.17
おくるま
西田みたいな先輩に出会いたい。後輩も絡みやすい性格で、仕事が大好き(かつ優秀)で、上司にも必要に応じて強く発言できて、職場の家族を大切にできて…本作で一番好きなキャラです。 ストーリー自体は、入札・談合という話を非常に分かりやすく書かれており読みやすい。流石池井戸潤。 ただ新工法を見出してコスト大幅ダウンに成功した流れにはやや無理があると感じた。 不正は必ずしも自らの意思で行われるものでなく、巻き込まれていくことも多いのだろう。組織に入ると、その組織風土が当然で、今までの常識が非常識に感じることがある。そこで乗るかそるかを判断できる軸と強い意志を持ちたいと思った。 自分が平太と同じ状況に置かれていたらどうするかを考えながら読むと面白い。
投稿日:2024.03.15
小寅
Amazonオーディブルで聴いた。 あんまり面白くなかったな〜。 しかも主人公の彼女がかなりイヤなタイプ。
yoshi
談合の話です。 毎年同じ、区役所の駐車場管理のおじさん。 本当は入札で管理会社が選ばれるわけですから毎年同じと言うのは「当たり前」ではありません。 道路整備、ビルの建設、地下鉄工事・・・そ…れらが「本当に」入札で決まるようだったら、建設会社はどんどん利益を削って競争し、そのうちに潰れてしまう。 利益度外視の新興会社が実績づくりのために入札で工事を請け負い、そのうち無理がたたって倒産したら誰が穴埋めするのか。 もし入札が不調の場合、再入札等で工期がずるずると遅れてしまう。 だから談合は「相互互助の知恵」なんだ。というのは正論なのでしょうか。 「業界、会社の当たり前」に対して疑問を持ちながらも「社員」として行動せざるを得ない主人公。 「組織」に対して「個人」は無力なのか。 「疑問」はそのうち「当たり前」に変わってしまうのか。 そういう視点で見ても面白いです。 読み応えのあるおすすめの作品です。 続きを読む
投稿日:2023.12.25
星野 邦夫
談合というセンシティブであり、この本の書かれた時代において社会的な話題になりやすい題材の小説。なぜ談合が起き、誰もが悪いことと解っていながらなくならないのか、様々なことを考えさせられながらも小説として…面白く読み応えがあった。続きを読む
投稿日:2023.12.20
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