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樋口直哉 / 小学館 (9件のレビュー)
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るー
私の好きなタイプの小説。学生の恋愛ものと日常系が合わさった感じ。普通の日常の中に少しの非日常が割り込んでくる。その非日常はいつだって綺麗に見える。私もこんな経験してみたい
投稿日:2024.03.04
そら
『記憶は記録じゃない、記憶は時にウソをつく』 大人と子供という曖昧なテーマを軸に、高校生の時を振り返るように話が進む。全体的にシンプルで読みやすいけれど、強いメッセージ性もあって、読み応えがあった。… 私は読者を「わからせる」小説が苦手だ。高校生が達観したように語るのも違和感がある。ただ、前提として語りてが大人だから、当時そう考えていたというよりかは、今思えばという部分もあったんじゃないかという解釈に思えて、抵抗なく読むことができた。 作中には大人でも子供でもなかったころというキーワードが出てくるが、私自身今でも大人でも子供でもないから、早くドロップを食べなくちゃいけないのかもしれない。続きを読む
投稿日:2022.06.26
m-t
大人になってから振り返る、大人ってなんだろうと悩んでいた時代。大人でも子供でもない、そんな高校生の夏休みの出来事。 うーん、最後にもうひとひねりあるのかと、ちょっと期待してしまいました。
投稿日:2018.01.08
chong
大人ってなんだろう。その疑問を持つ儚さのある時期を描いている。でもその時期はもしかしたら終わってないのか、と思わせる。
投稿日:2016.10.10
roboelfmusa
高校時代の男友達と女友達との青春の1ページ。好きなのかどうか自分の気持ちがはっきりわからない。でも最後にやっと自分の気持ちを見つけたらしい。誰にでもある似たような想い出
投稿日:2014.08.09
ヤマト
親友のハジメに頼まれて、クラスメートの入江さんとのデートをセッティングするが、余計な作戦のせいで入江さんを怒らせてしまう。 きちんと謝れないでいるうちに入江さんは学校をよく休むようになり・・・ 文…体が村上春樹の亜流。 いや、亜流でもいいんだけど、それをやるならその作者なりの独自性を出すか、全体のレベルが余程高くないと本家との差ばかりが鼻についてしまう。この作品も筋立てやセリフ回しはそこそこ真似できたけど、根本的な筆力の差が出てしまった。 このお話が目指したゴールは村上春樹作品とはまったく別のところのはずなのに、下手に文体を真似たせいでバッタモンにしか見えない。 ただ導入から序盤の流れは悪くない。作品のタイトルと挿話もよかった。 それだけにもったいない。さらに言うと中盤以降を流し過ぎだろってのもあるけど。続きを読む
投稿日:2012.05.13
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