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高木徹 / 講談社現代新書 (31件のレビュー)
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総合評価:
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island
PR会社や米政治、テロ組織の情報戦について、色々と面白い情報や見方が紹介されている。前2作も本書で概要は触れられているが、ディティールもっと濃口と想像できるので読んでみたい。
投稿日:2022.03.31
赤黒い人
『戦争広告代理店』でも語られたボスニア戦争や、ビンラディン、オバマ大統領といったメディア情報戦の強者たちの戦い方を分析し、PRの重要性を説く。 日本のメディア戦略も国内規模では色々やっているんだろう…が、ヤラセがバレて炎上してしまうお粗末なものも多い。 実際に「戦争」に繋がる国のPR戦略は、やはり緊張感とレベルが違う。 抜粋 自分のもとに届く情報が、そこまでにどのような「情報戦」をくぐりぬけてきたかを考える。 その視点を持ち、情報の裏にある意識と、そこに存在したのが誰であるかを見抜く。続きを読む
投稿日:2020.09.04
テムズの畔にて
「重要な情報こそ外部に発信し、それを武器とすることが国際社会で不可欠。情報戦とは、情報を少しでも多くの人の目と耳に届け、その心を揺り動かすこと。いわば出す情報戦。・・・いかに他の人に伝えるかが勝負」と…いう前書きの筆者の説明が本書の内容を端的に表すもの。それを、ボスニア戦争、ビンラディン、オバマなど実例を使いつつ、具体的な展開を説明していく。日本への提言もあり。 名著であることは疑いない。但し、前著の戦争広告代理店の内容をまとめたというボスニア戦争時の情報戦の内容が非常にインパクト強く良く纏まっている一方、それ以降の話題がやや長くインパクトがボスニアほどではなく、読書の高揚感が徐々に薄れていく感あり。続きを読む
投稿日:2020.08.13
kfznhmst
アメリカ大統領選挙のメディア活用の話. アルカイダなどイスラミックテロ組織のメディア活用の話 など. 情報操作とか民衆コントロールなどという話ではなく,国際メディアをしっかり活用し,民衆の頭と心に訴え…かけましょうという話. 情報は最終的には国民のものなので,誇張や強調はしても嘘はつかない,機密情報は適切な保管期間を過ぎたら国民に公開する. 米国はいい意味で正直で公正な国なのだと思った.続きを読む
投稿日:2020.03.01
hirock66
「国際メディア情報戦」高木徹著 読了。 00年代に読んだ中で最も衝撃を受けた「戦争広告代理店」の著者による久々の新刊。アルカイダやオバマ政権のイメージ戦略など、示唆に富む必読の書。
投稿日:2019.05.21
prigt23
情報戦という言葉から受ける印象は、以前とは異なり情報を集めることよりも情報を出すことをさすように感じられる。 そうした情報の出し方については一定のルールやマーケットというものが存在していることも多く…の人は知るところnのだろうが、本書は過去の事例をかなり詳細に分析して紹介してあり、いわゆる情報戦の基本を知ることができた。 現代の情報戦において、嘘や捏造はダブーというのはSNSなどの力が大きくなってきている影響などもあるが、事実ではあっても嘘くさい情報というものの取り扱いが気になった。続きを読む
投稿日:2019.04.28
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