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田丸公美子 / 講談社文庫 (10件のレビュー)
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cubeapple
海外を舞台にしたエッセイ本というと、比較的キレイな話が並べられ、読み終わった後に紹介された地への憧れが募るものが多い。 田丸さんのこの本は、良い意味でもそうでなくても、本当のイタリアの姿を紹介してく…れていると思う。 日本に住んでいたら想像もつかないような生活話の数々を赤裸々につづってあり、現実ってこうなんだよねと。 ちょうど海外に行けず日本におとなしくしてないといけないこの時期にこの類の本を読めたのは、疑似旅行体験できた気分で非常に良かった。続きを読む
投稿日:2021.06.26
0107springsteen
この本を読んでイタリアへの熱が冷めた当方は小物ってことですか。でもムカついてくるのが抑えられんのやから仕方なし。 結構な不公正がまかり通っていること含めて「人間的」とか言われてもそれはないわ、って感じ…。どうやら他のヨーロッパの国(特に北方面)の冷たい視線を浴びているようだが、それもむべなるかな。真面目に社会と関わり合っているのが馬鹿らしくなってきそう。続きを読む
投稿日:2016.12.11
take2015
イタリアの本を読む度に良いイメージを砕かれていく。この本でも助兵衛や盗っ人ばかりで、これで国としてよく成立しているなと驚くばかり。
投稿日:2016.02.02
asw
イタリア語通訳者の田丸公美子さんのイタリア紀行集。各地の人々の気質の違いや見どころ、現地でのトラブル、地元の人との交流など興味深い。 イタリア人男性の女性好きはあっけらかんとして微笑ましい。女性はお誘…いがたくさんあるそうで、気を付けたほうがいいみたいだ。シモネッタ(下ネタ)というタイトルにふさわしく、男女の話もたくさんでてくる。ただし、意識しすぎで、後半食傷気味になってくるのは否めないが。著者が若い頃(1970年代)の話が中心で、相当モテたようだ。 この本に出てくるのは、毛皮のコートとハイヒールを身に着けて高級レストランやホテルに行く感じなので、そういったちょっとアッパーレベルな旅をしたい人には参考になるかもしれない。続きを読む
投稿日:2014.11.24
you-sunset
花泉図書館。 米原さんの通訳仲間、シモネッタこと田丸さん。さすがあだ名だけある、そしてアモーレの国イタリアの言語を操るだけある、テンポの良い赤裸々話が満載! しかし、つくづくイタリア人男性は「女性」…がいないと生きられない(いい意味で)本能の塊みたいなもんですね。女性と目を合わせたらウインクするのは義務ですもんねwwそんなイタリア人男性の「風俗」に対する感覚の考察がとても興味深い(笑)。続きを読む
投稿日:2014.10.12
masaximum
イタリアとイタリア人に対する愛情あふれる、 ちょっと笑えて、シモネッタだけどさらりと 品を失わず。 この本読めばイタリア行きたくなりますよ。 椎名誠氏に倣い、 紀行文を滞在中に読んでみましたが、 最高…の贅沢ですね。続きを読む
投稿日:2012.11.07
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