【感想】家族会議

吉村達也 / 集英社文庫
(5件のレビュー)

総合評価:

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ブクログレビュー

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  • kobakamon

    kobakamon

    家族に必要なのは会議でなく会話、とのこと。表面的な事象で心変わりばかりの主人公と、単純なストーリー展開、ラストは無理矢理。

    投稿日:2014.02.17

  • chiko426

    chiko426

    恐いです。いろんな意味で狂気の沙汰。
    後味がよろしくないお話でした。
    コメディにもなりうる設定だけれど、話はどんどん気持ち悪くなっていって、行くところまで行ってしまった感じです。あの兄弟が心配だ。

    投稿日:2012.06.15

  • ao-neko

    ao-neko

    いつものパターン? の「結婚すると不幸になるよサスペンス」(新たに勝手に命名)といえばそうだけど。ううむ、このラストは……読めなかったぞ。まあこの人が一番邪悪といえば邪悪だろう、ってのは予想できたけれど。まさかそこまで。
    「しあわせ嫌い」のトラウマは哀しいなあ。これにはしんみりしました。しあわせって……一体なんなのでしょうねえ。
    続きを読む

    投稿日:2010.01.29

  • 本屋のおっさん

    本屋のおっさん

    トントントンって読みやすいのは間違いない。途中で飽きちゃうわけでもない。でも、「ヘー」で終わってしまう。ちょっと残念。

    投稿日:2007.05.12

  • メジ

    メジ

    「あなたの再婚は多数決で許しません!」

    そんな文庫本の帯に目を留めた・・・。



    主人公は妻を病気で亡くし、まだ幼い二人の男の子を抱え、途方に暮れる。

    そこへ死んだ妻の母親が食事や子供たちの面倒を見させてくれと同居を申し出てくる。

    こうして義理の母親との生活がはじまってゆく。



    一見、家族が助け合い、苦難を乗り越え生きていくという内容かと勘違いした(笑)

    話はそこから大きな展開を見せていくのだ。



    一周忌を迎えるころ、義母の様々な干渉が始まる。

    それも死んだ妻が夢枕に立ち、色々と話しかけてくるというオカルトな話。



    また、ようやく再婚相手を見つけたが、祖母の猛抗議で白紙になる。

    なおかつ再婚相手には不幸癖があり、異常な性格の持ち主だったというもの。

    そしてエンディングはハッピーエンドではなく、実に衝撃的なだった。



    同じ子供二人の家庭でも、我が家は今のところ何の問題もなくて、少し「ほっ」とした。

    しかし、妻が体の異常を訴え、あっという間に逝ってしまった後、主人公が何もできず狼狽する姿。



    オレ自身に重ね合わせてみると、何だかぞっとする。

    きっと家のことも、子供達のことも、何もできないだろうと思う・・・。

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    投稿日:2006.12.13

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