【感想】絶対読むべき名作 風立ちぬ

堀辰雄 / ゴマブックス
(3件のレビュー)

総合評価:

平均 3.7
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  • ジブリ映画『風立ちぬ』の原作。



    ご覧になった方も多い映画の原作です。


    映画の美しい映像も素晴らしいですが、
    時間の制約で表現されなかった箇所もこちらには
    描かれています。

    映画を見た人にこそ、読んで欲しい1冊です !


    原作だけを読むと、やや難しいかもしれませんが、
    映画をご覧になった方ならば、
    少し古い堅苦しさを感じる文章ですが、

    映画とリンクしながら、
    読める、ちょっと大人の書籍です。
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    投稿日:2014.05.15

  • 翻訳小説のような感じ

    約80年前の出来事なんですよね。堀辰雄が経験したことを基に書いたものです。甘い恋愛物の闘病記とは違ってもっと生きることに切羽つまったものを感じる時代の生死について書かれています。
    この本は堀辰雄が書いた文章を翻訳のように書き直したものです。
    その雰囲気とか空気のようなものを上手に伝えているなあと思いますが、これを読んで良いなと思ったら原文も読んでみて欲しいです。
    このあと、立原道造という詩人の死後彼をモデルにした菜穂子という
    小説も書いています。確か映画の「風立ちぬ」の方はこの名前を使っていたようですね。恐らく、宮崎監督は両方のイメージを使っている
    のだと思いますのでこちらも出来たら読んでみてください。

    たった80年と思うかはるか遠い時代と思うかは読み手次第だと思いますが、いつの時代も変わらない人を思う気持ちの美しさを感じて欲しいなあとたった80年と思うおばちゃんは願っております。

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    投稿日:2015.05.31

  • 初心者には難しいかな?

    本をあまり読まない私にとっては、難しかったです。
    言葉遣いも昔の言葉遣いで理解するのに時間がかかったりしました。

    ただ、何を伝えたいかは少し理解できた気がします。
    自然の描写が素晴らしく、まるでそこに立っているかのように感じられました。

    本を読みなれてる人には良さそうです!
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    投稿日:2015.06.04

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