【感想】戦略課長

竹内謙礼, 青木寿幸 / PHP文庫
(24件のレビュー)

総合評価:

平均 3.9
5
11
7
0
0
  • お金の流れ

    の基本的な内容が分かりやすく書かれています。小説仕立てになっていて読みやすいように工夫されています。

    投稿日:2014.03.28

  • この本のテーマは「戦略なき投資は失敗する」

    読みやすい小説でありながら,なかなか奥が深く,いろいろ考えさせられる1冊.

    事業の投資,株式投資,不動産投資について,具体的な例を通して
    利益を上げるために必要な知識(会計,株,税など)をそこかしこに散りばめつつ,
    「戦略」を立てることの重要性を実感させてくれます.
    どちらかと言うと経営寄りの内容だとは思いますが,「戦略」のエッセンスは
     ・実施に先立って計画を立てること,
     ・状況に応じて計画を修正していくこと,
    なので(こう書いてしまうとなんだかアタリマエのことに見えますが,普段なかなか
    意識しないことでもあるかなとも思います),どんな仕事でも当てはまると思います.

    この本を読むことが,明日から「仕事に取り組む姿勢」を変えるきっかけになるかもしれません.
    続きを読む

    投稿日:2014.04.06

  • 奇想天外ストーリー

    上司がロボットという奇想天外なストーリー。
    ビジネス書、入門書を読むよりは気楽に読めたし、意外とスッと入ってきたので
    こういうやり方も”あり”なんですね。
    すべての人が知っておいて損はない内容です。
    株、不動産投資、新規事業など「投資」について学ぶことができます。
    実践するとなるとハードルは高いですが、投資の仕組み、考え方を理解するにはわかりやすく、面白い内容でした。
    続きを読む

    投稿日:2014.08.21

  • 「投資ミサイル」と同じ内容

    戦略にもいろいろとありますが本作で扱う戦略は1つが会社の新規事業戦略、次が株を使ってのポートフォリオ戦略(リスク分散)、そして会社を設立するときの資金調達戦略に、不動産の投資戦略の主に4つになります。

    登場人物は新米課長・道明美穂とロボット取締役のほぼ2人。基本、美穂がボケでロボットがツッコミ。新規事業を任された美穂が作成した提案書をロボット取締役がダメだししながら何が駄目でどういった視点で考えなければいけないのかを指摘して学習していくスタイル。機能戦略的にはマーケティング戦略、財務戦略、人事戦略、営業戦略などいろいろあるうちの主に財務戦略、お金の話に集約されます。ビジネスを行うに当たって甘くなりがちな投資計画や回収計画の要点を押さえながら現実的な数値計画に落とし込んでいく考え方を整理しているので新規事業でなくても応用は利くと思います。また世の中に出回っている係数などの考え方や割り出し方についてもロボット取締役が講釈してくれるのでなかなか勉強になります。ただし様々な数式が出てくるので理解するには何度か前後を読み直すことになるかも。部や課の組織責任者なら読んで損はないと思います。

    ※ちなみに本作は題名は違っていますが「投資ミサイル」と同じ内容なので、前作を買っているのであれば買わないように。
    続きを読む

    投稿日:2014.08.04

ブクログレビュー

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  • 亮



    紙袋やビニール袋をメイン商材に扱う上場企業。しかしながら、事なかれ主義が蔓延し経営が悪化。そんな窮地を救うべくメインバンクから取締役としてロボットが出向してくる。
    予算五千万の新規事業を任された主人公は、事業計画書の作り直しを命じられるが...
    ロックミュージシャンを夢見るヒモの彼を養いながらも、事業計画を通じ、ヒモを清算し...
    ストーリー形式で経営戦略の立て方、株式投資、不動産投資を学べる投資戦略ノベル。
    前作の『会計天国』も面白く分かりやすかったが、本作もとっかかりやすい一冊でした。
    続きを読む

    投稿日:2021.04.17

  • poporo-bookshelf

    poporo-bookshelf

    銀行からやってくるロボットと主人公が会社を運営していく過程を通してファイナンスが学べる。また主人公が夢を追う姿がかっこいいとかでヒモにお金をつぎ込んでいる自分を正当化していたけど、最終的には自分の投資が間違っていたことを認めて別々の道を歩み始める。会社と人生両方に言えることだけど、自分の判断が間違っていた場合は素直に認め軌道修正することが大事だと感じた。続きを読む

    投稿日:2020.07.20

  • ぐぐぅ

    ぐぐぅ

    会社の経営から不動産投資、はたまた人生の戦略まで、合理的な投資戦略のイロハが学べる小説です。最近話題になったシェアハウス投資なんかで財産を失う人がたくさんいる中、相変わらず巷に溢れるマンション投資の何がダメなのか、基礎から学べます。金融知識などまったく無い人が理解するにはちょっと難しい部分もあるけど、小説としてストーリーも楽しみながら読めるところが面白い。主人公の女が銀行からやってきたロボット上司の下、資本主義社会における仕事の本質を学んで事業を大きくして行く過程、そして年下ミュージャン恋人との恋の行方、ロボット上司との関係、それぞれの人生などが所々コメディタッチも交えて展開して行き、自己啓発的な内容とストーリー展開もそこそこ楽しめます。続きを読む

    投稿日:2018.08.26

  • yuki*

    yuki*

    このレビューはネタバレを含みます

    難しい話題を、ロボットの課長が会社にやってきたというストーリーの中でわかりやすく例を使いながら解説されていて、素直に面白かった。

    レビューの続きを読む

    投稿日:2018.06.05

  • basshi1359

    basshi1359

    資金繰りに苦しむ上場企業が、新規事業を展開していく際の戦略と会計についての課題を経営コンサルタントが事例をもとに説明しながら解決をストーリーの展開の中で説明をしている。
    経済小説であるが、会計の入門書続きを読む

    投稿日:2017.03.29

  • h-nagisa

    h-nagisa

    シリーズ2作目とのこと。

    会計天国ではアカウントで
    戦略課長ではファイナンスを扱っています。

    キヤップエムとか時間価値とか小難しい話がでてくるが、リターンとリスクがなんたるかを感覚的に捉えるには良いと思います。

    リターンを生まないリスクを知らず知らずに採っていないか絶えず確認して行きましょう、仕事でも人生でも。
    続きを読む

    投稿日:2016.11.02

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