【感想】皇室はなぜ尊いのか

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私的には、渡部昇一さんと言えば、『知的生活の方法』。
これはそれとは畑違いの、皇室論。
紀元前から続くロイヤルファミリーで、日本の総本家、だから尊いとか云々。
ギリシア神話の王朝が現在まで続いているようなものなのだそうです。
でも、阿呆な私としては、なぜ古いものは尊いのか、なぜ本家は分家より尊いのか、ていう大前提からそもそも説いてほしいんですがね・・笑

国の歴史、国史を紡ぐことは虹を見ること、と言う話が面白かったです。

歴史における皇室を論じている部分までは面白かったのですが、提言や皇室論者との論争（田中卓氏、小林よしのり氏へのと反論）部分は、あまり面白くなかったです。
こういう論争をするための論壇は雑誌とか寄稿誌の方がふさわしいと思います。こんなの書籍の読者に読まされても・・。
なので、評価低めで星3つ。

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長きにわたり脈々と受け継がれている皇室。
日本人として理解していなければと思うが、歴史となるとなかなか読み進めにくい・・・。
さらっと読みたい人にお勧めだと思います。

5章の小林よしのり氏への反論はいらなかったけど、自分の思っていることがすべて正しいと思っているひともいるんだなと実感するにはよかったか。

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