【感想】パール博士「平和の宣言」

ラダビノード・パール, 田中正明 / 小学館
(6件のレビュー)

総合評価:

平均 4.3
4
0
2
0
0
  • パール博士「平和の宣言」

    日本人の恩人と言える一人「ラダビノード・パール」博士の講演会での同行記と講演録、更に生立ちから思想などにも解説。パール博士が指摘した通りの現代日本の凋落と復活への鍵が読めてきます。

    投稿日:2014.06.16

ブクログレビュー

"powered by"

  • とみ

    とみ

    パール博士の講演録と、編著者である田中氏の随行記。博士の人となりがよく分かる。東京裁判そのものへの言及はほとんどない。

    投稿日:2013.09.08

  • こいけ

    こいけ

    なんて公正なひとなんだと驚く。ほんと。
    蓋をしながら教えられてきた戦争前後の日本史を、自分から知りたい、学びたいと思えた。

    投稿日:2011.12.28

  • 後藤進

    後藤進

    極東軍事裁判で全員無罪の判決をだした国際法の
    権威「パール判事」のその後の来日講演時の話や論文を
    まとめたもの。

    ゴーマニズム宣言ででてたから購入。

    1.当時の核・冷戦への危機感が切実だったことが推測される。
    2.ガンジーの非暴力・非服従に興味もちました。はい。
    3.いままでの歴史や状況等を冷静に分析し西洋文明の
     あり方を喝破している。

    ことがわかりました。やはり0を生み出したインド文明
    の知的水準が想像される。

    人としてのレベルが高い。
    続きを読む

    投稿日:2011.08.27

  • masamerdeka

    masamerdeka

    昭和28年(1953)年に発売されたパール判事の講演録や論文などが収められている本が、約55年ぶりに復刊しました。

    パール判事は、「東京裁判」を否定する判決書を書いた方です。

    まだ一回しか読んでいませんが、「東京裁判」を否定する、すなわち、先の大戦における日本の無実を主張する一方で、日本の極端な西欧化を憂いていたように感じます。

    巻末に収められている、編者、田中正明さんへのお手紙は、パール判事の暖かな人柄が表れているように感じました。

    日本が、先の大戦で負けてから、すでに65年が経ちました。

    その当時のことが、いろいろな形で、世に送り出されています。

    それらのどれが真実なのかを判断するのに良い本が出たと思います。
    続きを読む

    投稿日:2011.02.13

  • zimazima

    zimazima

    小林よしのりによる尽力によって再版された一書。
    東京裁判において唯一A級戦犯全員無罪を唱え、世界対戦という悲惨な時代においても真理を追及したパール判事が戦後15年を経て日本各地を講演した講演内容を主とする。
    講演内容には日本の再軍備、核保有、ガンジー主義についてが特に多く語られる。
    現在の日本においては核保有の是非についても議論があるが、イデオロギーのような主張と衝突でありパール判事の魂とは乖離しているのが現実だと思う。

    現代思想に身を置く日本人は本書を通じて改めてパール判事の魂に耳を貸すべきであり、事実を理解し真理を追及するべきだろう。

    そして一般の民間人にありながらパール判事の声や魂を当時のデカダンスが蹂躙していた日本中に届けようと尽力した田中正明氏の功績を称えなければいけない。
    続きを読む

    投稿日:2010.07.09

クーポンコード登録

登録

Reader Storeをご利用のお客様へ

ご利用ありがとうございます!

エラー(エラーコード: )

本棚に以下の作品が追加されました

追加された作品は本棚から読むことが出来ます

本棚を開くには、画面右上にある「本棚」ボタンをクリック

スマートフォンの場合

パソコンの場合

このレビューを不適切なレビューとして報告します。よろしいですか?

ご協力ありがとうございました
参考にさせていただきます。

レビューを削除してもよろしいですか?
削除すると元に戻すことはできません。