【感想】食卓は学校である

玉村豊男 / 集英社新書
(12件のレビュー)

総合評価:

平均 3.9
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ブクログレビュー

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  • yappinkun

    yappinkun

    玉村豊男さんの食に関する授業。
    食べるという当たり前でいて、生きるには必要でなくてはならないこと。知っているようで、わかっていなかった事がたくさんありました。
    いっしょ食いは日本人特有だという事。バイキングの食べ方。世界の人の宗教感による食事へのこだわり。
    どんな料理でも、いかに楽しむか。
    面白く、ためになる一冊でした。
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    投稿日:2022.09.10

  • winghighbridge

    winghighbridge

    普段読まない分野の本を読もうかなと思って図書館を彷徨ったあげくに手にした1冊。当たり!
    食べ物に造詣の深い著者が、いろいろな角度から食を語ってくれる興味深い内容。通勤のお供にちょうど良かったです。素敵な時間を過ごせました。
    私は最後の授業、「第六時限」が好きです。

    改めて、毎日の家庭での食事を楽しもうと思えました。
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    投稿日:2017.01.23

  • bax

    bax

    [ 内容 ]
    日本人が食事にかける時間は、イタリア人やフランス人に比べて圧倒的に短いという。
    彼らは食事に時間をかけることで、会話を楽しみ、そこから様々なことを学んでいるのだ。
    翻って日本では、美味しい料理や雰囲気の良いお店を紹介する「グルメ本」は多いが、社会や文化といったその背景にまで言及した本は近年殆ど見られない。
    本書では、食をライフワークとする著者ならではの食についての「本当のウンチク」を学ぶと共に、「一期一会」とも言える、仲間と囲む食卓の大切さを語りかける。

    [ 目次 ]
    朝礼の挨拶―私たちが学びたいこと
    第1時限 食の時間
    第2時限 食の作法
    第3時限 食の進化
    第4時限 食の伝播
    第5時限 食の禁忌
    第6時限 食の仲間
    放課後の雑談―まずい店ほど楽しめる

    [ 問題提起 ]


    [ 結論 ]


    [ コメント ]


    [ 読了した日 ]
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    投稿日:2014.10.04

  • siidon

    siidon

    このレビューはネタバレを含みます

    数ある玉村豊男の食文化史本の一つのまとめ、といった内容の本。

    以下感想
    多くの知識や経験から紡がれる文章はさすがといったところ。フランス人と中国人の食事文化の違いを比較して論じた話などは非常に興味深く面白かった。
    反面少しオジサン的偏見というかそういうものを感じたのも事実。
    さらさらっと読めて面白いのがこの作者の良いであるのであまり学術的な文体に馴染めない、私のような人にオススメ。気がついたらお気に入りの作家の一人になっていました。

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    投稿日:2014.06.02

  • ナツ

    ナツ

    食事の時間に織り込まれた文化や背景とは。食事を通した世界の文化の違いがわかりやすく描かれた一作。日常当たり前に行ってきた作法が他の文化圏ではどう見られるか、なかなかハッとさせられた。

    投稿日:2014.03.27

  • aokawazu

    aokawazu

    花火大会で連れ合いと一緒に食べたタコ焼きが感動的に不味くて5年経った今でも話題になる。
    「なにを食べるかより、誰と食べるか」が大事との意見にはまさしく同意。そして良い食事でその食卓につく人の仲を取り持つことが出来るなら、料理をする側からすればなおいいことだと思う。続きを読む

    投稿日:2012.07.24

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