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ムーギー・キム / 東洋経済新報社 (58件のレビュー)
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総合評価:
Reader Store オフィシャル
2
エリートだって、人間です。恋愛もするんです。
投資銀行やコンサルなど、世界を舞台に働くエリートたちの“華麗”で“過酷”な働きぶりを綴る。 だが、決して自分たちとは別世界の話ではない。「ミスは認めて公開する」「常にバカ正直であれ」 「与太話の鬼にな…る」など、明日から実践できる教訓も教えてくれる。 さらに、そんなエリートたちの恋愛事情や、意外とマザコンが多い!?…といった裏事情など、プ ライベートが垣間見えるのも本書の面白さの一つ。 自信も“エリート”として、世界で仕事をしてきた著者ならではの、リアルでためになる一冊。続きを読む
投稿日:2014.01.28
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てんか
基本に忠実であること
頭が良いだけでは生きられない!エリート=別世界の人というイメージでしたが、読んでみて人さまざま悩みもさまざま。ちょっと見方が変わった気がします。読みやすいように構成されています。
投稿日:2014.02.08
grimona
専門能力の優秀さにあぐらをかかずに、顧客や上司の信頼獲得に飽くなき努力をしている
著者のムーギー・キム氏のキャリアは、目も眩むようなものです。 外資系の大手投資銀行、戦略コンサルティングファーム、大手資産運用会社、プライベート・エクイティに勤められ、MBA留学もされているとのこと…。 そんなムーギー・キム氏が目にしてきたトップエリート達の働き方をまとめたのが本書です。 MBAホルダーが志望する業界を目指す方には、トップエリート達の働き方のみならず、業界の内情も知ることができ参考になると思います。 私が本書を読んで印象に残ったのは、2つです。 1. つまらない仕事でも効率的に正確にこなし、周りの人から信頼を勝ち取ること 2. 誠実さ、情熱、人間的な深みといった、人間性に関することが意外と重要なこと 1については、投資銀行の仕事で、データ分析や資料作成といった「本当にどうでもよさそうな」仕事を猛スピードで、正確に、大量にこなし、フロア中から絶大な信頼を獲得し出生していった人の例が紹介されています。 エリートの世界も下積み的な仕事があるんだなぁ、という素朴な驚きとともに、それを嫌がらず、きちんと処理していくことで信頼を勝ち取る重要さが印象に残りました。 2については、例えば、プレゼンテーションに関し、次のように指摘されています。 『何かを伝えたいと思ったら、テクニックに走るよりも、「どうしても伝えたいメッセージは何なのか」、それを考え抜いて明確にすることだ。自分の気持ちへの誠実さと情熱こそが、あらゆるプレゼン成功のための肝なのである』 また、教育に関しては以下のようにも指摘されています。 『いまの先進国の教育は職業トレーニングの色彩が強すぎ、人間的な深みが欠如する一因になっている。』 『20代前半まではリベラルアーツの教育課程で哲学や文学を深く学んだほうが自分自身や人間全般への理解も深まり、それがマネジメントの本当の基礎になる』 トップエリートの働き方は、専門性に関するずば抜けた能力ゆえのものなのだろう、凡庸な私には縁遠い世界だ、という先入観で読み始めましたが、自分自身の仕事への応用も考えながら読むことが出来ました。 特に、最後のスペシャル付録の『トップエリートがやっている「今日からマネできる!」12のスキル』では、本書のエッセンスをまとめる形で、以下の6つの仕事術について整理されていて便利です。 ・コミュニケーション術 ・時間術 ・プレゼン術 ・人脈術 ・会食術 ・社交術 例えば会食術の「レストラン選びは命がけ」-相手の食文化を事前にしっかり把握する、などということを読むと、トップエリートたちといえども、仕事での成功のためには、専門能力の優秀さにあぐらをかかずに、顧客や上司の信頼獲得に飽くなき努力をしているのだと思い知らされます。 続きを読む
投稿日:2014.09.14
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a0019447
このレビューはネタバレを含みます
ムーギーキム氏の本。 投資銀行やコンサルの本質的な部分を書いてくれてて面白い メモ ・部下の使い方が上手い人の共通点 部下の認知欲を満たして安心させる 成長を願っていることを言動で示して信頼勝ち取る 人と人との信頼関係で部下を動かす 無駄な仕事を作らず部下の仕事を減らす 部下が失敗したら盾になって守る 人脈やノウハウを積極的にシェアする ・安請合いはせずに期待値を適切に設定する。
投稿日:2023.08.12
Sohei
・感想 少し古い本ですが参考になる考え方も多く学びになりました。 巻末の内容はTodo事項として。 ・Todo 下記の上司を目指す ①部下の認知欲を満たして安心させ ②部下の成長を願っていることを…言動で示して信頼を勝ち取り ③役職上の権力 ではなく 人と人の信頼関係 で部下を動かし ④無駄な仕事を作らず部下の仕事を減らし ⑤部下が失敗した時には盾になり ⑥自分の人脈やノウハウを積極的に部下とシェアする 完璧さより最初に動くこと 炎上の局面は次に向けた信頼関係強化のチャンスへ。 以下は★ プライベートの話をデータベース化して活用する。 ノンバーバルコミュニケーションを極める。 どんな場合でも10分前に着く。 早寝・早起き・即リプライ。 プレゼン資料は数ページにまとめる。 プレゼン前にどうしても伝えたいコアメッセージを決める。 交際費はケチらない。 レストラン選びは命懸け。相手の食文化を事前にに把握。 仕事とは関係ない幅広い分野の知識を身につける。 ※歴史や美術、趣味 社内政治のプロになる。 続きを読む
投稿日:2023.02.26
asakusaumare
金融業界の生々しい人間関係をうまく表現している。投資銀行未経験でそっち系に移りたい人は、この本を読むと雰囲気を掴めると思う。逆に投資銀行系の人は読んでも意味ないかも。
投稿日:2022.08.11
Yabu
投資銀行のバンカーに始まり、世の中の「エリート」のパーソナリティを詳細にスポットを当てた著書。業界が著しく違うので、「そんなことがあるのか!?」と呆然とするエピソードもあるが、単なるビジネス書には無い…切り口で普段の生活に非常に参考になる一冊。続きを読む
投稿日:2021.07.06
1to52
どんなライフスタイルが人を世に出るエリートにするのか? 知力と体力は超絶優れていることは前提である。 高IQで、各国のトップ大学で成績上位数パーセント。 博士号、MBA、国際物理/数学オリンピックのメダル、GMAT800点満点など。 エリートではこれは普通。ゼロレベル。 では、どこで差がつくのか? 信頼と評判を大切にして生きている。 組織の制約を超えて活躍するには人脈が必要。 自分が誰を信頼しているかではなく、誰が自分を信頼しているかが大切。 SNSでおふざけ写真をアップして「いいね」をもらうなんてことはしない。 誠実で信頼できるという評判を得るために努力する。 お客さんのお金を預かる仕事なら、ゴージャスな腕時計なんて恥ずかしくてつけられない。 そんなの、あなたの利益を大切にしていますと口ではいいながら、 その実、行動で、あたなの大切なお金は私の高級時計に変わりますと語るようなもの。 つまらない仕事も、完璧にこなす。 誰かがやらねばならない仕事なら、評判を得られるような形で、自分がテキパキ片付ける。 役職上の権力など決して使わない。 人文の人脈やノウハウを部下とシェアし、部下の失敗には盾となり、 自分が楽をするために部下の時間を浪費したりせず、 部下の成長を願っていることを言動できっちり示す。 ほんの些細なことでも、それがいつか「恩返し」か「復讐」となって帰ってくることを知っている。 全力で働く。あまりの激務に命を落とすものさえいる。 「軽い不正」を働くものは、いずれ「深刻な不正」も平気で働くようになる。 だから不正には厳しく、言っていることとやっていることの間に不信を感じたら、 一点の曇りも見逃さない。 できない約束はしない。 ミスを素直に認める勇気を持つ。 メールには即リプライ。遅刻一つが致命傷と心得る。 チームで仕事をするには「何を重要視し、優先順位は何位なのか」価値基準が重要。 「何を信じているのか」「何を重視しているのか」など、 価値観の違いは話し合ってどうにかなるものではない。 何かにつけて「不愉快な一致」と「不満足な歩み寄り」が繰り返されて チームは空中分解する。 だから、押し付け無しの、価値観の共有を非常に大切にする。 このように信頼と評判に命をかけるのが、エリートのライフスタイル。 こういうことが普通にできるやつほど出世するし、長く生き残る。 誠実で信頼できるという評判だけでは、まだ足りない。 エリートはIQより愛嬌が命。 「おやじころがし」つまり、世のルールを作っている人たちに 愛される、可愛がられることに余念がない。 金融やコンサルの世界では、上に行くほど人間関係がビジネスを決める傾向にあるという。 個人的に人と接するときには、瞬時にその人の望んでいることや将来のビジョンを見抜く。 聞き上手の、知的水商売であれ。相手を幸せにできない奴は信頼されん。 信頼と評判、そこに「おやじころがし」を両立させるのがエリート。 ちなみに、世のエリート男性の多くは、驚くほど本質的にマザコンであるそうな。
投稿日:2020.09.18
Kenta book
タイトル通りエリートの働き方の共通点やプライベートのことまで書かれている。 大半の人には無関係の話が多いとおもうが、 働き方の姿勢は勉強になることがあった。 資料は見え感だけでも完璧に作り込む ア…イキューよりアイキョーが必要であるなど エリートでも人として信頼されるかが肝なのだと感じた。続きを読む
投稿日:2020.06.21
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