【感想】絶対読むべき日本の民話 遠野物語

柳田国男 / ゴマブックス
(3件のレビュー)

総合評価:

平均 4.3
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  • これぞ 古き良き日本の民話

    近年、妖怪ブームに湧く日本
    その妖怪について語る民話を聞いて、書き留め、価値をみいだしたのが柳田国男である。
    代表作である本書には、日本の、日本人のこころの
    源流が感じられる。

    投稿日:2015.03.30

  • いつか必ず・・・その約束をここに今!!

    いつか読みたいな、きっと読むからちょっと待ってて、今これ読んでるから待ってっ!今読もうとしたのッ!!


    そう言い続けて早幾年・・・
    齢三十を過ぎて漸く読了。

    あえて云おう・・・

    遠野物語よ・・・私は帰ってきた!!


    要約しますと、

    俺たちの世界には『読みたい』なんて言葉を使う奴はいない。何故なら、その本を『読みたい』と思ったときにはすでに『読み終わって』いるからだ。
    『読みこんだ』なら言っていい。
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    投稿日:2015.09.23

  • 古き良き日本

    岩手県の遠野郷に伝わる話が収められた一冊。
    民俗学者の柳田國男氏が遠野の住む佐々木鏡石という人から聞いた話をまとめたもの。遠野地方の様々な魅力的な話が語られ、ついつい先を読んでしまう。一つ一つは短いものなので、内容が完結していて読みやすかった。
    山の神、里の神から座敷童子や妖怪など、ともすれば現代では忘れられがちな存在が心に訴えかけてくる。なんとなく子供の頃育った田舎を思い出して懐かしくも感じた。
    文語文のため、読みにくいと感じられる方もいるだろうが、文章に特有のリズムがあり、慣れると口語文よりも味わい深い印象を受けると思う。どちらかというと音読したくなる文章だった。特に最後は歌謡となっているので声に出して読むと良いのではないか。
    全体通して興味深い話であり、面白かった。
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    投稿日:2019.12.19

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