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ポー, 小川高義 / 光文社古典新訳文庫 (89件のレビュー)
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総合評価:
カズ
1
どの作品も程良く引き込まれていく。
目の持つ力。そんなものを特に強く印象付けられる1冊だった。とにかく恐ろしい。事件の描写はとにかく恐ろしい。
投稿日:2014.12.23
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yumi
翻訳の小川高義さんの力によるところもあるとはおもうけど、今から180年近く昔、日本では江戸時代の後期にあたる時期に書かれたとは思えないくらい読みやすくて面白かった。 特に「早すぎた埋葬」はものすごく怖…かった。 「モルグ街の殺人」が推理小説の元祖だと解説を読んで初めて知りました。 いわゆるエンタメである「推理小説」っていうジャンルを確立したことが本当に凄いと思うけど、推理小説として面白いかどうかというとそんなに面白くなかった。 良心と邪悪さの対比や、ダメなことだと思えば思うほど実行したくなる人の心の描写がうまくてとても怖さを煽るけれど、ポーはお酒が原因で体調も精神も不安定だったようで、もし素で頭の中がこんな感じだったら相当アレだと思った… 巻末の解説、年譜、役者あとがきがとても読み応えあり。続きを読む
投稿日:2024.01.11
はな
1841年(日本は当時江戸時代)に発表された「モルグ街の殺人」。 世界最初の探偵と呼ばれるデュパンの推理が光ります。 奇々怪々の殺人事件、戦慄の光景、衝撃の真相が心に焼きつきました。 巻末にあるエドガ…ー・アラン・ポー年譜もじっくり眺めさせていただき、ポーの生涯にしばし想いを馳せました。 古典は読んだことがなかったのですが、思い切って挑戦してみて良かったです。続きを読む
投稿日:2023.10.30
korisu3964
「黒猫」の恐怖を再認識。最後の段落の色彩表現に震え上がる。初読の際にトラウマになった「早すぎた埋葬」は意外にあっけらかんとしたラスト。「翻訳は一種の探偵業」と語る訳者による「解説」は必読。新訳文庫らし…いお勧めの1冊続きを読む
投稿日:2023.08.21
さやまる
このレビューはネタバレを含みます
推理小説の祖と思っていたが、いわゆる推理小説は一編、どちらかというとサスペンス、怪談という感じのものや、さらにはエッセイみたいなのもあっておどろいた。短編集なので読みやすい。 宗教観含めた内面も少し。 日本ではぎりぎり江戸時代だった頃らしい。それほど古臭く感じなかった。
投稿日:2023.07.14
サトウ
狂人の描き方が見事。 短編でとっつきやすくスッキリ読める。 「モルグ街の殺人」は推理小説の祖としていまや超有名だが、内容を一切知らずに読んだのでとても新鮮に楽しめた。これはすごい。 全作通じて、個人的…には推理小説的な要素よりも心理描写(特に狂人)に惹きこまれた。続きを読む
投稿日:2023.05.14
ひまわりめろん
ポーです もちろん再読ですが、当時は推理小説愛好家であれば一度は読んでおくべき必読の書として義務感みたいなのに駆られて読んだ記憶があります 基本的に頭のおかしい奴の妄言です いろんな意味でなんか恐…っ!てなる話なんですが、注意深く読み進めていくと、あれなんかちゃんとしてない?ってなるんです 唐突にあれすごいロジカルじゃない?っとことに気付くんですな そこらへんが未だにポーが読まれている所以なのかと思ったりします そしてポーと言えば江戸川乱歩の名前の元になったことでも有名ですよね エドガー・アラン・ポー→江戸川乱歩 初めて知ったときに、すげーセンス!となぜか感動した覚えがありますが、本人は結構テキトーに付けたって話もあります そしてそして探偵小説の始まりとされる『モルグ街の殺人』ですが、初めて読んだときに、なんかちょっとずるいって思ったのを思い出しましたよ 一番最初でこんなことしちゃだめだろって もちろんポーは最初の探偵小説なんて言われることになるとは思ってもいなかったでしょうけどね続きを読む
投稿日:2023.04.05
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