純粋理性批判 5

カント, 中山元 / 光文社古典新訳文庫
(5件のレビュー)

総合評価:

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ブクログレビュー

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  • persona5

    persona5

    世界の始まり、世界の果て、因果関係の端緒、神の存在これら4つの問いは普通の知性の持ち主なら誰もが考えたことのあるものではないだろうか?
    第5巻はこれらの問題について、存在する、存在しない双方の主張を比較検討することで、これらの問いが生まれる源泉をあぶりだそうとするものである。存在するとする主張を定立命題、存在しないとする主張を反定立命題としているのであるが、定立命題は独断論に依拠し、反定立命題は経験論に依拠しているとし、カントは経験論の妥当性から反定立命題に肩入れしているように思える。

    このシリーズを読んでいて思ったのは、宇宙論だとか知性だとか一見人生に関係ないようなことを考察しているようでいて、結構人生における考え方を的確に示しているということだ。例えば、人間の自由意思は存在するかという問題についても、存在すると主張するものは、人生は自己責任によっていくらでも切り開けると主張するだろうし、存在しないと主張するものは、社会の力学によって人生は制限してしまうのだと主張するだろうということだ。そして僕はこの2つの考え方をいったりきたりしている。その意味で下手のビジネス本や自己啓発本なんかに手を出して自己満足にひたるより、こういう古典を読むほうがよっぽど自分のためになるというのは正しいと思った。
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    投稿日:2019.08.15

  • Στέφανος

    Στέφανος

    原書名:KRITIK DER REINEN VERNUNFT

    超越論的な原理論(超越論的な論理学)

    著者:イマヌエル・カント(Kant, Immanuel, 1724-1804、ロシア・カリーニングラード、哲学者)
    訳者:中山元(1949-、東京都、哲学者)
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    投稿日:2019.03.06

  • 淺野 昌規

    淺野 昌規

    amazon で注文します。
    (2013年6月17日)

    届きました。
    (2013年6月19日)

    二律背反がわかるという帯の言葉はウソではないらしい。(2013年6月30日)

    読み終えました。
    (2013年7月11日)続きを読む

    投稿日:2013.06.17

  • 美希

    美希

    二律背反の巻。なんとなーくうさんくささを感じるのは私だけですかね。あと、ようやく身体性のある話になってきたなぁとほっとしております。

    投稿日:2012.04.06

  • nt

    nt

    有名な「四つのアンチノミー(二律背反)」が載っている巻。
    あまりにも有名で、解説書の類にもよく書かれているが、再読してみて、さほど面白くなかった。定立、反定立ともに全部詭弁に見えてしょうがなく、退屈してしまった。
    なまじ解説書等で馴染んでしまったのでこう感じたのだろうか?
    この巻は何となくぼんやりと読み流してしまった。
    そろそろ疲れてきたかな・・・(笑)
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    投稿日:2012.03.10

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