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角幡唯介 / 集英社文庫 (21件のレビュー)
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総合評価:
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1
信じ続け、捜し続ける。
ノンフィクション作家であり、探検家としても活躍する角幡唯介。 早稲田大学の探検部に所属し、卒業後の5年間、新聞記者として働いていた彼は、フリーライターをこころざして会社を辞める。 その直後、「お前イ…エティを探しに行ってくれないか?」という突然の誘いを受け、いきなり雪男捜索プロジェクトに関わることになるのだ。 「イエティ・プロジェクト・ジャパン」という捜索隊に加わり、ヒマラヤへと向かうものの、あくまで角幡は雪男の存在に懐疑的。それどころか、現地の人間までその存在を否定する始末。 それでも、雪男発見への情熱を一切冷まさない探検隊たちに、角幡に「もしかして…」という思いが芽生え始める。読者は、いるわけがないという気持ちも持ちながら、諦めない探検隊と感化される角幡の構図に巻き込まれていく。 極寒のヒマラヤでもロマンの火を絶やさない彼らに、かつて子どもの頃に持っていた信じる心と冒険心があぶり出されるはず。続きを読む
投稿日:2014.07.17
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竹輪と蒲鉾
雪男?
もちろん、雪男が見つかることはないのですが、その過程を楽しむ本です。 非日常的な探検を追体験できる、なかなか稀有な本です。
投稿日:2014.05.27
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かおり
角幡さんの処女作。 『空白の5マイル』を始めとするこれ以降の著作が「角幡唯介を読んでいる!」という印象を与えるものが多いのに対し、「雪男捜索という出来事とそれにまつわる人々」が前面に出ているように感じ…られる。角幡さん自身があとがきでも言っているように、その辺りがジャーナリストの立場で書いたことの効果なのだろうと思う。何というか、レンズ一枚隔てた向こうの話を聞いているような感じ。『アグルーカの行方』にも近いような感じがした。 結局、雪男の実在は(もちろん)この本では明らかにされることはないのだけれど、実在を証明しようとすると、あるいは、実在を実感してしまうと後戻りできない道に踏み込んでしまうというあたり、ちょっと神学っぽいところがあるなぁ、と思った。続きを読む
投稿日:2023.02.11
akahira
ムー的な話ではなく、きちんと事実に基づいて 書かれた雪男調査隊の真面目なお話。 子供の頃頭に植え付けられた、身長3mもある恐怖の雪男、 という要素がまったくないので、そういうのを期待した人は この本…ではなく、黙ってムーを読んで下さい。 にしても、田部井淳子さんも動く何かを見ていたとは これにはビックリ。 読んでると、ホントにいそうな気がするが...。続きを読む
投稿日:2022.11.02
oninopants
雪男のことを真面目に書いたのは、この本が初めてじゃないだろうか。 日本の雪男探索史を整理した良書。おもしろかった。
投稿日:2022.05.24
Yoshio Terui
彼の文章が好きなせいで、作品全てにいいスコアを付けたくなる。この作品もあえて3点(小数点の付け方が分からない、というか出来ないかもしれないけど)を付けたが、3、5以上の評価ではある。でも四捨五入しちゃ…うと大体の作品が4以上になっちゃうんで、この点数の評価とした。減点、というか点数を下げた理由は単にテーマがあまり好きじゃない、ということだけ。でも、作品としては面白いのは間違いないと思う。続きを読む
投稿日:2022.01.19
bwv232
読んで何となく違和感があったのは、タイトルから想像するに、雪男捜索の探検記だと思い込んで読み始めたせいだったみたい。作者のあとがきを読んで納得がいった。
投稿日:2021.04.16
yuichy
結局のところ、信じるか信じないかによって、物事の見え方というのは大きく左右されて、時にはその人の人生すらも変えてしまうのだなと。 自分も同じ境遇にいたら信じてしまうのだろうか?いや、信じられる側の人で…ありたい。続きを読む
投稿日:2020.11.16
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