【感想】封神演義 1

藤崎竜 / 週刊少年ジャンプ
(134件のレビュー)

総合評価:

平均 4.4
73
28
20
0
0
  • 中国の有名なお話…の、フジリュー版

    原作小説を、よくここまで分かりやすく、また漫画としてドラマチックになるように展開したな、というのが私の素直な感想です。
    本作が連載されていたのはもう大分前になりますが、今でも時々読み返したくなるくらい、中国が舞台のファンタジー漫画として、素晴らしい作品です。
    登場人物はストーリーが進むにつれどんどん増えていきますが、個性的なキャラクター設定により、「誰が誰だかわからない」といったことがほとんどありません。
    展開も、コミカルな部分とシリアスな部分が上手く組み合わさっています。
    オリジナル作品は短編が秀逸な作者ですが、絵柄の美麗さとストーリー再構築の手腕は、この作品においても発揮されています。
    屍鬼のコミカライズから知った方も多くいるかと思いますが、この作品もとても面白いので、ぜひ読んでみてもらいたいです。
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    投稿日:2013.12.24

  • 難しそうだが全くそんなことはない!

    あらすじ
    中国の殷末期の皇帝、紂王は仙女の妲己に惚れ、彼女の言いなりになってしまい、国は最悪な状況になっていた。このままではまずいと怠け者の道士、太公望が妲己を封印する命を受け、2つの陣営の戦いが始まった。


    題名といい、あらすじといい、難しそうに聞こえますが、実際はそんなことはなく、非常に面白い漫画です。
    物語としては暗く、シリアスなシーンもけっこうありますが、全体的にはキャラ1人1人が個性的なこともあり、明るい感じに進んでいきます。
    また、そのキャラたちが個性的なだけでなく、敵・味方ともにしっかりとした動機を持ち、動いているので内容がけっこう深いものになっています。
    人気のある作品ではありますが、読んでない人も多いみたいなので、そういう人はぜひ読んでみて下さい。
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    投稿日:2013.12.20

  • フジリュー版封神演技

    この作品でフジリューを知って、過去作品を買い漁りました。
    そしたら、前にジャンプで連載していて好きだった漫画もこの作者と知ってますます好きになりました。
    そのうちReader Storeでも配信してくれないかなぁ…。

    原作は読んだことがありません。
    が、フジリュー独特のシンプルかつ繊細で魅力的な絵、スピード感ある展開により十分楽しませてくれます。
    後半に比べて駆け足のような気もしますが、後半はキャラに対しての思い入れがあってこその間。
    まずは1巻でフジリュー版封神演技の世界に触れてみては如何でしょうか。
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    投稿日:2014.03.16

  • 壮大な物語

    昔の人がよくここまでの設定を考えついたなーと思います。
    その設定を現代の知識を合わせて作られているのが素晴らしい。
    絵もかわいいし主人公はゆるいし(笑)面白いです。

    投稿日:2014.04.04

  • まぁさすが、中国。

    原作が古いので、省略。
    レビューは幾つも書かれてるのでどれも参考になります。作家が好きな方はどうぞ。レビューに興味が湧いたなら読んどく?
    脱力系主人公の始まり始まり…(ーー;)

    投稿日:2014.10.08

  • やっと!

    待ちに待った封神演義の配信!

    安能努氏による訳の原作小説をもとにしたストーリーです。
    第1話からとてもわくわくして読んだのを今でも覚えています。

    普段ふざけててやる時はやる!っていう主人公像がとてもツボ。
    まわりをかためるキャラクターも魅力的なキャラが多い!
    中国の話なんでよくわからない、という方もいらっしゃるかと思いますが
    とてもわかりやすい話だと思います。
    おすすめです!
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    投稿日:2013.12.25

ブクログレビュー

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  • たんごろ

    たんごろ

    キャラクターが全員魅力的。
    幼い頃に読みましたが今読んでも時代錯誤で不快な表現がなく、現役で最高の漫画です。
    変に引き延ばされていないので完璧に終わったサイコーな作品じゃないでしょうか!!

    投稿日:2022.02.12

  • Sophia

    Sophia

    全23巻。古代中国(殷周時代)を舞台とした歴史SFファンタジーです。素晴らしきフジリューワールドが炸裂してとても面白い作品となっております。大雑把に言うと主人公の道士(仙人になるための修行をしている人)太公望がよりよい人間界を作るために悪者をやっつけに行く話です。実はこれにはやはり裏が隠されているんですが。原作は中国の4大怪奇小説のひとつ『封神演義』。事実を元に作られているので仙人や物語後半になって出てくるSFな設定以外は歴史の勉強にもなります。登場人物が多く、人名は漢字だらけですが、元々ジャンプに連載されていた漫画で、話のテンポがよくそんなに読むのに時間はかかりません。個人的には完全版が欲しいです。続きを読む

    投稿日:2019.07.06

  • くろの

    くろの

    連載当時中学生、リアタイで連載を追いかけた青春の一冊。フジリューは数少ない好きな漫画家の一人。発表から20年以上経つが全く色褪せていない。

    投稿日:2018.06.30

  • domarin

    domarin

    私の中の伝説的作品なので、再アニメ化とあって再読開始。

    中国の小説を日本の小説家がリライトしたものを原作とするが、当然様々な要素がアレンジされているらしい。そちらを読んでいるわけではないためそういう細かいことは分からない。

    今見ても何ら色あせることがない第1巻だと思える。最終巻まで読み終えた後に戻ってきても、太公望のキャラクター性には何のぶれもなく、この1巻の時点から終盤と同じ魅力が見られるのが素晴らしい。

    知略を武器とすることを強烈に描くために、強大な敵との出会わせ方が他の作品とは一線を画するし、その敵の強大さを見せる方法も独特でどこもかしこも印象に残る。ああ楽しい…。
    続きを読む

    投稿日:2018.02.25

  • ホン・ヨンドル

    ホン・ヨンドル

    紀元前11世紀の中国、殷(いん)の時代末期。 崑崙山脈(こんろんさんみゃく)の仙人・太公望(たいこうぼう)は、悪しき仙人・道士を封印する「封神計画」という任務を受ける!殷の皇帝・紂王(ちゅうおう)を誘惑して暴虐の限りを尽くす仙女・妲己(だっき)を、太公望は真っ先に封神しようとするが…!?(Amazon紹介より)続きを読む

    投稿日:2016.07.18

  • yunnyam

    yunnyam

    登場人物の多さとか、絵の描き込みとか、いろいろとすごいボリューム感です。我ながら当時よく読んだ。

    少年ジャンプなのに結構哲学的なんですよね。
    妲己の最後とか今でもふと考える。

    でも内容ほとんど覚えていません。
    絵も内容も独特で、何かめんどくさくてもう開きたくもないんです…。
    続きを読む

    投稿日:2015.10.02

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