【感想】ピエドラ川のほとりで私は泣いた

パウロ・コエーリョ, 山川紘矢, 山川亜希子 / 角川文庫
(40件のレビュー)

総合評価:

平均 3.6
9
8
17
3
1

ブクログレビュー

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  • 木花豆子

    木花豆子

    神の女性性がテーマ。

    パウロ・コエーリョらしく
    決めつけていた自分の殻を打ちやぶっていく話。

    男性との間で変化がもたらされる愛もテーマ。

    変わってゆくことを怖がらずに
    飛び込んでゆく時に
    本当の自分や幸せが得られるというストーリー。
    断続的に読んだので理解が少し弱いかも…。

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    投稿日:2024.02.05

  • bukuawa

    bukuawa

    スペインの片田舎で暮らす女性が、ずっと昔に都会へと出た幼馴染との再会するところから始まる物語。修道院に入り奇跡の癒し手として活躍する彼の導きで、神の女性性と自分の中に眠っていた愛の信仰心に目覚めてゆく姿と葛藤を描く。

    神の女性性が繰り返し語られる神秘性の強い作風で、"彼"はキリスト教が新たな段階へと至るために使わされた先駆け者であると幸島の猿の逸話(イモ洗い行動をする猿が一定数を超えると一気に全体の共有知識となった。とされるニューエイジ論)も引きながら語られる。そこが彼の苦悩の元でもあり最後の唐突な主人公の女性との立場逆転へとつながっていくのだが。
    まあ、宗教色を除けば幼馴染との葛藤と愛を描いた作品で、そこに宗教が絡んで悩みが深くなったというところか。筆者としては幼馴染との再会は舞台装置で、神を語る方が本論なのだろうが。
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    投稿日:2023.08.26

  • Jasmine

    Jasmine

    自身が無神論者だからなのか、またキリスト教に関しても不勉強なため、理解が難しい話だった。
    スピリチュアルな精神的な描写が多く、想像が至らず、物語を追うことはできたが、この本の本当に言いたいことは読み解けなかった。
    主人公と幼馴染の「彼」が急に愛し合うようになったりするが、そこへ行き着くまでの描写もあまりなく、ラブストーリーも置いてけぼり感が否めなかった。
    またプラトニックな愛(敬愛・博愛)がテーマかと思いきや、性愛もほんの少しだけ描写があり、、、突然すぎて頭が追いつかなかった。
    著者の「弓を引く人」の準備運動として本作を読んだが、単行本は買わず文庫を待とうと思う。
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    投稿日:2022.10.29

  • 0107springsteen

    0107springsteen

    ★2.5。
    こういうスピリチュアルな世界には一定の支持があるんでしょう、そこに惹かれるのはよく分かりませんが、魅力があるんだから致し方なし。
    でも当方、どうしてものめり込めないですな、羞恥心が邪魔しているのかしら。続きを読む

    投稿日:2021.11.20

  • 一条浩司(ダギナ)

    一条浩司(ダギナ)

    キリスト教の世界観を背景に語られる男女の愛と信仰。作者は男性だが、女性視点で書かれたこの小説は、男性読者にはやや難度が高いかもしれない。自分には難しかった。愛をとるか?信仰をとるか?真実の愛と信仰とは?「あなたの夢に従いなさい。良き戦いを戦って幸せになりなさい」という言葉もあり、『星の巡礼』や『アルケミスト』で示されたメッセージがどこか根底にはある。ただのおセンチな話ではなく、読む人によっては新たな目覚めを呼び起こす力をもった物語ではないだろうか。続きを読む

    投稿日:2021.08.25

  • submarine7235

    submarine7235

    キリストを信じるまでは感情移入できるが、二人とも神の存在や愛の存在に包まれてからは置いてけぼりにされた感覚になるのが正直なところ。自分が宗教について真剣な気持ちを抱けないのが原因なのだろうけど。

    投稿日:2015.03.28

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