新刊・予約
ランキング
セール
特集・キャンペーン
ジャンル一覧
詳細検索
0
森澄雄 / 角川ソフィア文庫 (1件のレビュー)
レビューを書く
総合評価:
"powered by"
おーやん
入門書、通史の類はたくさんあるけれど、 グッとくるものは少ない… きっと、客観性を重んずるあまり、著者本来の 志向が薄められているせいじゃあないだろうか。 本書は、かっこうの入門書であるように思った…。 著者は真摯に俳句に対峙しながら、自身を見据えている… それが、ひしとつたわってくるから、心揺さぶられるんだと思う。 あからさまに語ることのはずかしさ…その一方の熱い気持ち… こんなエピソードが紹介されている… ―おのれをかえりみる暇もなく、あわただしく過ごした。 少しうそ寒くむなしい思いがある…(テレビの対談で)… 高峰秀子が「忙しいってはずかしいことよ」といった言葉が、 いたく胸にこたえて、しーんとしたひとときをもった。 巻末で紹介されているのが杉田久女…そうした構成を選んだ 著者の熱い思いが感じられてならない。杉田久女は、 生涯のほとんどを九州・小倉で過ごしたという。 「炎の女」と云われた杉田久女を、もっと知りたくなった。 今年は、森鴎外の生誕150年、松本清張の没後20年にあたる… 両者のゆかりの地でもある小倉…どうやら清張の文学館も、 必見のすばらしいものであるらしい…杉田久女から、 森鴎外、松本清張を追って…今年の夏は、小倉に旅しようかな…続きを読む
投稿日:2012.06.12
ポイントが追加されました。ポイント明細ページからご確認いただけます。
クーポンコードの形式が正しくありません。半角英数12桁で入力してください。
エラー(エラーコード: )
本棚を開くには、画面右上にある「本棚」ボタンをクリック
スマートフォンの場合
パソコンの場合
このレビューを不適切なレビューとして報告します。よろしいですか?
ご協力ありがとうございました 参考にさせていただきます。
レビューを削除してもよろしいですか? 削除すると元に戻すことはできません。