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小路幸也 / 講談社文庫 (23件のレビュー)
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総合評価:
shohji
1
不思議な雰囲気をもった作品
不思議な雰囲気をもった「空を見上げる古い歌を口ずさむ」の続編。またまた不思議な世界にひきずりこまれた。何かのきっかけで違う道に迷い込んだ人(タガイモノ)を元の場所に呼び戻す物語。言葉で語ることのできな…い感性、肌で感じ取れる同じ人間だけが理解できる世界。偶然なんてことは実はないんですよと言いながら偶然の出会いを重ねていく。一番怖いのは都合の悪いものを排除するという考え方。感性豊かな子供時代に読みたかったという気がするが、生きてみないとわからないことが沢山あることを知ってしまった今読んでも大いに共感できる。 小路さんの作品の中で一番人気のある「東京バンドワゴンシリーズ」が《第2回吉川英治文庫賞》の最終候補作となった日に読了。続きを読む
投稿日:2017.02.01
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planets13
後半の展開 (謎解き) にはもやもやと疑問が残るけど、主人公ギーガンやその周りにいる子どもたち、そして大人たちも魅力的。
投稿日:2023.12.24
kairi29
ほんわかとした優しいミステリーだった。人は自分を映し出す鏡。ミステリーそしてではなく、大切なものを見直すための優しい物語として、もう一度読みたい。
投稿日:2017.04.06
iMaizu
このレビューはネタバレを含みます
死人が多く出る町。 なぜか死体をよく発見してしまう義眼の主人公。 ミステリーに見せかけたファンタジーな感じでした。最後まで読んでも、ファンタジー的な要素のところは観念が難しかったです。 バットを振ってギーガンに怪我をさせてしまったルーピーに「野球やめるなよ」とお父さんが言うところが素敵でした。 あと、感情のはあるけれどそれを自分で認識できていないギーガンが、泣くところで私も泣きそうになりました。 このところ小路さんの本ばかり読みあさっているのだけれど、どれを読んでも人物たちがみんな、読んでいる最中頭のなかに生き生きと存在しているから面白いんだろうな、と思います。
投稿日:2015.10.15
aikido10
2014/11/8図書館から借りてきた。 興味深い言葉だ。 「好き」 「好きな人には、何かをしてあげたいよね。喜ぶ顔が見たいよね。そういうもんだよ。」 「そうですか」 私も、子供の頃、何も世間を知…らない自分が、段々と世間というものが、明かされて、開けていく様な物語でした。その頃の自身の過去の記憶を思い起こす作品です。解説者はそれをノスタルジーと言っています。続きを読む
投稿日:2014.11.08
arukudesu
街にまつわる七不思議なような謎に少年がまきこまれ、成長していきます。 その過程がとても切ないなって思いました。
投稿日:2014.06.07
はらぺこ
『空を見上げる古い歌を口ずさむ』の続編(?)。ベイサンとの会話で『空を』の後日やと分かる。人物名を忘れてしまったので『空を』が手元に無くて確認出来ないのが辛い。 3作目は無いんかな?その後のギーガン達…が気になるし、鎌倉のばあちゃんとか黒いコートの男とか何者なのか気になる。 自分も子供の頃は自転車のスタンドは使わずにガシャンと倒して置いてたんで懐かしかった。 不満は残るけど好きな作品でした。続きを読む
投稿日:2013.09.12
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