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栗本薫 / 講談社文庫 (4件のレビュー)
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総合評価:
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kaizen
このレビューはネタバレを含みます
伊集院大介シリーズの星ともいうべき作品です。 栗本薫が、伊集院大介や、滝沢稔のような透明感のある男性が好きなことが本書でもよく分かります。 解説からも読み取れるように、主人公は栗本薫の権化のような女性です。 透明感ある男性が好きなので、結局滝沢稔殻の情報を信じます。 解説で、栗本薫はハウステンボスがモデルではないことを断っています。 断れば断るだけ、長崎とハウステンボスから受けた印象が題材になっていることが分かります。 馬とテーマパークと雨。 ユニコーンを舞台にした小説として特筆できます。 アガサクリスティの推理小説ではないものがすばらしかったように。 あるいは推理小説の骨格が人間観察であるとのミスマープルのつぶやきにあるように。 栗本薫のよさは、推理ではなく、人間観察だと思います。 本書を読んで、人間観察の女王として、栗源薫は日本のアガサクリスティだと思いました。
投稿日:2011.06.26
kabukabu
私の大好きな伊集院さんシリーズ。 メインはアトムくんで伊集院さんはあまり出てこなかったけれど、 アトムくんもなかなか落ち着いた大人になっていていいですねえ。 ユニコーンパークのお話でした。
投稿日:2007.01.22
ゆけり
栗本薫、初めて読んだ。 アトムくんがかわいい(*´∀`) 伊集院大介シリーズ読んでみようかな〜、と思いました。 物語中の環境の作り方が好きかも。
投稿日:2006.11.07
東雲
「怒りをこめてふりかえれ」を伊集院大介ものと言われると違和感があるように、これも疑問符が浮かんでくる。
投稿日:2006.09.10
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