【感想】狼と香辛料XVI 太陽の金貨<下>

支倉凍砂, 文倉十 / 電撃文庫
(43件のレビュー)

総合評価:

平均 4.2
18
16
6
0
1

ブクログレビュー

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  • pbh23864

    pbh23864

    剣と魔法だけがファンタジーではない、というのをしっかりと守り通した作品だった。

    商人同士の争いがようやく面白くなってきたところで終わりというのはなんだか残念な気もするが。

    投稿日:2022.09.11

  • 織川 希

    織川 希

    主人公のロレンスとヒロインのホロとの間の愛を、自分に置き換えて考えると、離れ離れになる苦しさや相手を思う愛おしさを感じ取れました。ただ、その他の部分である、傭兵たちの争いや商人たちの勝負は、あまり感情移入できない感じがします。その点が少し残念です。続きを読む

    投稿日:2022.02.04

  • キじばと。。

    キじばと。。

    レスコの町でロレンスたちに接触を図ったのは、デバウ商会の会計認を務めるヒルデ・シュナウでした。彼は、デバウ商会が内部分裂の状態にあることを語り、自分たちを助けるためにロレンスたちの力を借りたいと申し出ます。ロレンスはこの以来を引き受け、ル・ロワたちが求めていた禁書をとどけるため、ホロを彼らのもとに行かせますが、そのあいだにもヒルデに敵対する勢力は攻勢を仕掛けてきて、ロレンスはミューリ傭兵団とともに町を脱出せざるをえなくなってしまいます。

    いわゆる「剣と魔法のファンタジー」ではないので、ホロが正体を現わす展開になるほかには、シリーズを通してキャラクターの大立ち回りが演じられることはなく、ロレンスたちの商人らしい才覚によって危機を切り抜けていくという展開がストーリーの山場をかたちづくっているのは、これまでと同様です。本編ストーリーとしては、あと一巻をのこしているので、そこで落穂拾い的なエピソードが語られることになるのでしょうか。
    続きを読む

    投稿日:2021.12.26

  • isutabi

    isutabi

    【感想】
    旅の終わりはせつないものだ。

    【内容】
    ・前巻ラストでホロたちの前に示されたものは。
    ・デバウ商会内部に不穏な動き。
    ・ロレンスの店はどうなる?
    ・通貨の統一はなるか?
    ・ロレンスとミューリ傭兵団は危機を抜けられるか。
    ・ロレンスは金の力と汚さを知る。
    ・ロレンスとホロがとるべき道は?
    ・よりよい旅の終わりにできるか?
    続きを読む

    投稿日:2019.07.13

  • Beluga0617

    Beluga0617

    このレビューはネタバレを含みます

    本編完結。
    追い詰められて絶体絶命の中、違和感から相手をやり込めるある意味いつもの展開。
    スッキリとはしているんだけども、もうちょっと頭の悪い自分がラクに楽しめるようにならなかったかな==;

    「商いの利益とは誰かを喜ばせて得るものです」という考えは素晴らしく、真逆に金をばらまいて勝負に出た商会を退けたのにはスッキリした。

    レビューの続きを読む

    投稿日:2019.06.28

  • dsadai

    dsadai

    このレビューはネタバレを含みます

    最後の試練は、狼としてのホロの力ではなく、為替証書や聖書の知識など二人の旅の中で手に入れたものの活用で切り抜けたところが良かったですね。

    後書きが興味深かったです、作者はもともと経済に詳しかったり関心があるのかと思っていましたが、ラノベを書くために知識を得たとのこと…、努力で勝ち取った売れっ子の地位とのことで見事です。

    ホロがいつのまにかベタ惚れモードに突入していました、16巻もかけてようやくきましたね、おめでとう!

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    投稿日:2017.07.29

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