【感想】医者に殺されない47の心得

近藤誠 / アスコム
(151件のレビュー)

総合評価:

平均 3.7
23
60
41
8
2
  • 斬新なタイトル!

    100%信じることはできないけれど、そうだよな~、と思う内容も多くありました。病院と薬が大好きな日本人に是非読んで欲しいおすすめの本です。

    投稿日:2014.01.09

  • 医療とは何か

    身体に不調がなくとも健康診断等で要検査になりわざわざ専門医の診断を仰いだ結果、癌だから切りなさいとの指示に従ったらだめと言われると素人にはどうしたらいいのかわからなくなります。でも病院経営の観点からは外科手術を勧めざるを得ない面も理解出来るし。
    結局患者本人が決めざるを得ない訳だが難しい。
    癌にかかる確率が年齢が上がる程高くなるが、今後も健康診断を受けるべきか悩んでしまう。
    自分の考えとしたら最低限自覚症状がなければ検査をせず痛みが来た時点で初めて病院に行き極力手術以外の痛みの少ない治療を受け後は運命に任せようかなと。皆様にも一読をお勧めします。
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    投稿日:2015.04.16

ブクログレビュー

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  • Masahiro Sera

    Masahiro Sera

    著者の近藤医師が、自分の信念を持って患者に対して対応してきたことをベースに、日本人の病気や病院に対して抱いている考えを見直して欲しいと言うもの。
    つまり緊急事態を除いて病院には行くな、薬は飲むな、予防接種はするな みたいな。

    自分も、病院や薬はよっぽどのことでない限りは、世話になりたくないと思っているので、共感するところはあるのだが、ちょっと過激。
    いろいろな情報を積っ込んでいるが、その出処の記載が乏しいのも気になる。嘘ではないだろうが、客観的に集めた情報なのだろうか?

    扁桃体は、五感を通して脳に入った情報への「好き」「嫌い」「うれしい」「こわい」などの情動反応(喜怒哀楽)を処理する。この扁桃体と結びついた心を強く動かされた体験は、記憶に深く刻まれて、いつまでも覚えている。逆に心が動かなかったことはすぐ忘れてしまう。
    喜怒哀楽が強いほど脳はすばらしく活性化して、記憶の引き出しも増える。ボケを防ぐには、脳トレドリルより、意識して喜怒哀楽の振り幅を大きくして、いろいろなことに好奇心を持ち、感動を表に出すことだ。

    定年後を豊かに過ごすための心得
    ・社会環境に合ったスキルを先取りして身につける
    ・長く健康で働けるように、自発的な健康管理を心がける
    ・これまで培った「人的資産」を、次世代に還元する方法を考える
    ・会社員時代の地位やプライドは百害あって一利なし

    なんか、気になる内容だ。
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    投稿日:2023.12.26

  • あつし

    あつし

    がんは治療するものだと思っていたが放置する方が痛みと闘わず長生きできる可能性があるというのは新しい発見だった。
    自分の判断基準を持って医者に任せずに治療するか放置するかを判断することが大事なんだと考え直せた。
    実際に老化現象ですと言ってくれた病院もあったのでそういうった医者を見つけて相談できる場所を増やしていきたい。
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    投稿日:2022.12.24

  • れんれんまる

    れんれんまる

    主張も一理あるかな?って感じ
    わかる部分もある、どこまで結果論?って部分もある。
    鵜呑みにしても自己責任なので、ちゃんと勉強して、納得して、病気との付き合い方は決めていきたい。

    投稿日:2022.11.24

  • loststar19

    loststar19

    「抗がん剤は一時的な効果だけ」「医者には行くな、ほっときゃ治る」と豪語する強気な内容。

    書いてあることすべてを鵜呑みにしていいかわからないが、知識として頭に入れておいて損はない。
    医者の言うことは鵜呑みにするな。自分で判断しろ。
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    投稿日:2022.05.26

  • bachbygg

    bachbygg

    両親の本棚にあった本。読んでみたけれど、疑問点もあった。
    こういう本は、病院に通うようになると読みたくなるんだろうなというのが感想。
    この先生のアドバイスが正しいかどうかは不明だが、主治医の見解を鵜呑みにするのではなく、自分の病気を違った視点で見る事は必要だと思う。もし病気になったら、もう一度読み返してみたい。続きを読む

    投稿日:2021.01.03

  • satoshi22

    satoshi22

    医療についてある程度知っていれば,見るのも嫌になるような内容です・・・
    「曖昧」かつ「過激」な表現で,いやらしく嘘はついていない部分があり,また正しい部分,真理の部分もある.しかし癌に関してはまるで話にならない.

     少なくとも以下の部分は正しくないので,何らかの訂正が必要だと思うが,だれも面倒だし反撃などのリスクを背負うのでそんなことはしないだろう.
     
    この人の誤解の一つは,がんは本当はがんではない「がんもどき」と,すでに他の臓器に転移している「本当のがん」しかないと思い込んでいるところである.なので肝心なところで話が噛み合わない.

     もう一つ気づいた点は,対談やブログを見てみると文献を読み込んでいるということと,おそらくは相当弁が立つこと.対談では相手の何倍もの文章を話している.この本の内容はかなり「穴」があるお粗末な内容であり,結局は理解力に乏しい一般人に向けたセンセーショナルな内容にしたのだろう.

    * メスでお腹を切って(中略),正常細胞のバリア−が崩れたところには,癌細胞がスッと入り込んで増殖しやすいんです.
    * がんの初期診断の誤診率はときに12%にもなる(Cancer 2005年より)←原文を読んでみたが,これは合っていた
    * 放射線をかけたり,局所を手術すると治って,転移が出てこないものがある.これも「がんもどき」です.
    * 「癌でなくなる人は減っているのか」(中略)健診が,何の役にも立っていないからです.
    * 健診を受けると不要な治療をされて,手術の後遺症,抗がん剤の副作用,精神的なストレスなどで早死する人が多くなる,と考えられます.
    * もともと切りたくて外科医になった人たちですし
    * がんは切除できても,術後の障害で死亡するリスクが非常に高い
    * 患者さんが手術の直後に亡くなることはとても多いのに,裁判で争われることがとても少ない
    * 「日本人のがん死亡の3.2%は医療被曝が原因」
    * 欧米ではがんとみなされない病変の8〜9割が,日本ではがんにされています
    * 本物のがんなら,検診で発見できる大きさになるずっと前かに,死亡の原因になる転移が成立しています
    * どの病院の外科でも,手術で乳房を全部切り取られる可能性が高いんです

    これらは全く事実に基づいていない,作者の「妄想」ですが,現場を知らない人がなぜこんなことを恥ずかしげもなく堂々と書いているのか,理解に苦しみます...
    続きを読む

    投稿日:2019.12.31

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