感染遊戯

誉田哲也 / 光文社文庫
(126件のレビュー)

総合評価:

平均 3.8
23
57
37
2
0
  • シリーズ化された推理小説ってパターン化されてくるものだけど、全くそんなことなし!次作にも期待大

    人気の姫川シリーズ、と手に取りましたが、
    当の主人公はほとんど登場せず。
    前作品まで脇役だった刑事たちが主役となります。
    それぞれの人物が掘り下げられ、キャラを魅力的に感じました。
    そして『シンメトリー』に登場した、倉田氏まで出てくるとは。

    4話から構成されていますが、はじめの3話を読んでいるうちは短編集かと思いました。
    ゆる~いつながりは見えつつも、まさかの4話目ですべてつながる!
    こういう構成、大好きです★
    結末も悲しいながらもうまくまとまり、全編通して面白かったです。
    ガンテツもノリも(倉田氏も?)これからも活躍してくれそう!
    次作品も続けて読みます。
    続きを読む

    投稿日:2017.01.01

  • 姫川シリーズのサイドストーリー

    姫川シリーズとはありますが、シリーズの名脇役”ガンテツ”こと勝俣警部補を主人公にしたサイドストーリーです。
    短編集っぽいのですが、最後で見事にまとめられてます。
    ”あーーこういう展開ねー”って思いながら読み進めていくのですが、”ああやっぱりねー”って終わり方にならないところがさすが誉田哲也さん。
    面白い!!
    続きを読む

    投稿日:2017.03.30

  • 途中から夢中になりました。

    短編集?
    一つ一つの話が途切れ途切れで残念だなぁ、なんて思いながら読んでいたら、途中からグッと話に入り込みました。
    ドラマでは、倉田を杉本哲太が演じていたので、読みながら杉本哲太がチラチラ浮かびました
    官僚の悪を成敗するのがテーマ。
    そのなかで、色々なこじれがあったりして面白かった。
    姫川玲子は完全な脇役で、むしろ登場が薄っぺらく感じてしまい、ここに登場した刑事たちの方が本物という気がしました。
    続きを読む

    投稿日:2015.04.11

  • 姫がおいしいところを持って行く

    姫川にちょっかいを出してくる勝俣が主役。
    脇を固めるのが「過ぎた正義」で存在感を出した元刑事の倉田、逆に姫川班で全く溶け込んでいなかったノリこと葉山が大活躍。
    つながりのないと思われた元官僚を狙った事件がウイルスのように感染して事件が広がっていく。
    勝俣達の捜査はテンポ良く進むので次が気になって時間を忘れて読み耽る。
    姫川さんは、今回は全くと良いほど登場しません。
    最初と最後のおいしいところを持って行き、勝俣と同じように「チクショウ」と読んでても思ってしまった。
    続きを読む

    投稿日:2013.09.25

  • 姫がおいしいところを持って行く

    姫川にちょっかいを出してくる勝俣が主役。
    脇を固めるのが「過ぎた正義」で存在感を出した元刑事の倉田、逆に姫川班で全く溶け込んでいなかったノリこと葉山が大活躍。
    つながりのないと思われた元官僚を狙った事件がウイルスのように感染して事件が広がっていく。
    勝俣達の捜査はテンポ良く進むので次が気になって時間を忘れて読み耽る。
    姫川さんは、今回は全くと良いほど登場しません。
    最初と最後のおいしいところを持って行き、勝俣と同じように「チクショウ」と読んでても思ってしまった。
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    投稿日:2013.11.29

  • 誉田哲也による姫川玲子シリーズ第5作!

    本作では姫川玲子脇役に追いやられ、本編で脇役として登場する3人の男たちがそれぞれ主役として描かれる短編3本と、かれら3人が重要な役割を果たす中編の計4本の物語で構成される。この4本の作品が最終的には有機的なつながりを持って、まるでひとつの長編を構成しているかのような作りになっているところが誉田哲也という作家の力量を示している。
    本作の主役を務めるのは悪徳刑事ガンテツこと勝俣、殺人まで犯してしまった元刑事倉田、目の前で襲われた女性を助けることが出来ず、その思いをずっと抱え続けるノリこと葉山。彼らの本編では描ききれなかった人物像が余すところなく描かれていく。
    特に、本編では姫川側からしか描かれず、なんとも小憎らしいキャラクターだったガンテツも本人側から描かれると、これがまた滑稽なほど憎めないキャラクターになってしまうのが面白い。
    それ以外にも、本作は官僚支配に対する怒りやネット時代の犯罪・テロへの本質的な恐怖といった側面からも彩りを与えられており、作者からの問題提起として読者に突きつけられている。本作を読みながら、こうした問題についてもいろいろと考えさせられた。
    続きを読む

    投稿日:2013.12.14

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ブクログレビュー

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  • sage

    sage

    前半は中途半端は話でよくわからないが、後半畳み掛けるように全てを結び付けていく。さすが、面白い。さて、次はブルーマーダーですね。

    投稿日:2019.06.07

  • ポストイット

    ポストイット

    そうだった、姫川班は解散したんだった。姫川シリーズではあるけど、姫川以外の人が主人公の短編集。かと思いきや、最後のストーリーで全体が繋がった事件で、最後の最後まで気が抜けず楽しめた1冊でした。主人公が変わると見えてなかったものが見えてきてすごく興味深かった。それにしても天下りの件といい重役をこなした人の傲慢さといい、小説の中の物語とは言えども現実の世界に警告でもするかのような内容でした。続きを読む

    投稿日:2019.04.14

  • りぶれ

    りぶれ

    このレビューはネタバレを含みます

    ガンテツ、下品すぎて途中でしんどくなる。こういう言葉を並べ立てる意味が本当に分からない。ストーリーとしては面白く、倉田にものすごい反感を持った。姫川が可愛く思えてしまうくらい、登場人物が嫌な人ばかりで、ため息ついた読後でした。色々役人の怠慢や傲慢があるのは報道などで知っているけど、今まで当事者にならなかったから私は普通でいられたけど、やっぱり自分や家族が巻き込まれたら狂気の波に飲み込まれてしまうんだろうな・・・。

    レビューの続きを読む

    投稿日:2019.04.03

  • dij013

    dij013

    インターネットからの偶発的な犯罪連鎖。
    個人の恨み掲示からの複数化。
    Twitterの様な個々の炎上バトルの方が
    まだ健全に見える。。ネットの未来は怖い。。

    投稿日:2019.02.27

  • nuwvk5

    nuwvk5

    姫川シリーズをほとんど読んでいないし、テレビドラマも観ていないが、それでも面白い。
    しっかりと読んでみようと思う。
    ただ、こんなに簡単に人を殺してしまうかなぁ、と思いつつ、苦々しいラストに考えさせられる。続きを読む

    投稿日:2018.07.14

  • 2006takahiro

    2006takahiro

    会社役員刺殺事件を追う姫川玲子に、ガンテツこと勝俣警部補が十五年前の事件を語り始める。刺された会社役員は薬害を蔓延させた元厚生官僚で、その息子もかつて殺害されていたというのだ。さらに、元刑事の倉田と姫川の元部下・葉山が関わった事案も、被害者は官僚ー。バラバラに見えた事件が一つに繋がるとき、戦慄の真相が立ち現れる!続きを読む

    投稿日:2018.06.17

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