感染遊戯

誉田哲也 / 光文社文庫
(133件のレビュー)

総合評価:

平均 3.8
25
58
41
2
0
  • シリーズ化された推理小説ってパターン化されてくるものだけど、全くそんなことなし!次作にも期待大

    人気の姫川シリーズ、と手に取りましたが、
    当の主人公はほとんど登場せず。
    前作品まで脇役だった刑事たちが主役となります。
    それぞれの人物が掘り下げられ、キャラを魅力的に感じました。
    そして『シンメトリー』に登場した、倉田氏まで出てくるとは。

    4話から構成されていますが、はじめの3話を読んでいるうちは短編集かと思いました。
    ゆる~いつながりは見えつつも、まさかの4話目ですべてつながる!
    こういう構成、大好きです★
    結末も悲しいながらもうまくまとまり、全編通して面白かったです。
    ガンテツもノリも(倉田氏も?)これからも活躍してくれそう!
    次作品も続けて読みます。
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    投稿日:2017.01.01

  • 姫川シリーズのサイドストーリー

    姫川シリーズとはありますが、シリーズの名脇役”ガンテツ”こと勝俣警部補を主人公にしたサイドストーリーです。
    短編集っぽいのですが、最後で見事にまとめられてます。
    ”あーーこういう展開ねー”って思いながら読み進めていくのですが、”ああやっぱりねー”って終わり方にならないところがさすが誉田哲也さん。
    面白い!!
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    投稿日:2017.03.30

  • 途中から夢中になりました。

    短編集?
    一つ一つの話が途切れ途切れで残念だなぁ、なんて思いながら読んでいたら、途中からグッと話に入り込みました。
    ドラマでは、倉田を杉本哲太が演じていたので、読みながら杉本哲太がチラチラ浮かびました
    官僚の悪を成敗するのがテーマ。
    そのなかで、色々なこじれがあったりして面白かった。
    姫川玲子は完全な脇役で、むしろ登場が薄っぺらく感じてしまい、ここに登場した刑事たちの方が本物という気がしました。
    続きを読む

    投稿日:2015.04.11

  • 姫がおいしいところを持って行く

    姫川にちょっかいを出してくる勝俣が主役。
    脇を固めるのが「過ぎた正義」で存在感を出した元刑事の倉田、逆に姫川班で全く溶け込んでいなかったノリこと葉山が大活躍。
    つながりのないと思われた元官僚を狙った事件がウイルスのように感染して事件が広がっていく。
    勝俣達の捜査はテンポ良く進むので次が気になって時間を忘れて読み耽る。
    姫川さんは、今回は全くと良いほど登場しません。
    最初と最後のおいしいところを持って行き、勝俣と同じように「チクショウ」と読んでても思ってしまった。
    続きを読む

    投稿日:2013.09.25

  • 姫がおいしいところを持って行く

    姫川にちょっかいを出してくる勝俣が主役。
    脇を固めるのが「過ぎた正義」で存在感を出した元刑事の倉田、逆に姫川班で全く溶け込んでいなかったノリこと葉山が大活躍。
    つながりのないと思われた元官僚を狙った事件がウイルスのように感染して事件が広がっていく。
    勝俣達の捜査はテンポ良く進むので次が気になって時間を忘れて読み耽る。
    姫川さんは、今回は全くと良いほど登場しません。
    最初と最後のおいしいところを持って行き、勝俣と同じように「チクショウ」と読んでても思ってしまった。
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    投稿日:2013.11.29

  • 誉田哲也による姫川玲子シリーズ第5作!

    本作では姫川玲子脇役に追いやられ、本編で脇役として登場する3人の男たちがそれぞれ主役として描かれる短編3本と、かれら3人が重要な役割を果たす中編の計4本の物語で構成される。この4本の作品が最終的には有機的なつながりを持って、まるでひとつの長編を構成しているかのような作りになっているところが誉田哲也という作家の力量を示している。
    本作の主役を務めるのは悪徳刑事ガンテツこと勝俣、殺人まで犯してしまった元刑事倉田、目の前で襲われた女性を助けることが出来ず、その思いをずっと抱え続けるノリこと葉山。彼らの本編では描ききれなかった人物像が余すところなく描かれていく。
    特に、本編では姫川側からしか描かれず、なんとも小憎らしいキャラクターだったガンテツも本人側から描かれると、これがまた滑稽なほど憎めないキャラクターになってしまうのが面白い。
    それ以外にも、本作は官僚支配に対する怒りやネット時代の犯罪・テロへの本質的な恐怖といった側面からも彩りを与えられており、作者からの問題提起として読者に突きつけられている。本作を読みながら、こうした問題についてもいろいろと考えさせられた。
    続きを読む

    投稿日:2013.12.14

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ブクログレビュー

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  • 亮



    シリーズ五作目。スピンオフ。
    ガンテツこと勝俣、元刑事の倉田、元部下の葉山。
    姫川以外の脇役達にスポットが当たる。

    官僚。欺瞞と偽善が蔓延する日本か。
    本作はデスノート的な内容でした。

    投稿日:2020.08.20

  • yappinkun

    yappinkun

    姫川玲子シリーズ。連作短編物ではあるが、ジグソーパズルのように、最後には一つの事件としてつながっていく。姫川玲子は、今回では、どちかというと脇役。ガンテツこと勝俣警部補がさ、葉山刑事が主役のスピンオフ作品といったところ。続きを読む

    投稿日:2020.08.19

  • gaku0014

    gaku0014

    短編集かと思って暇を見つけちょこちょこ読み進めていたらなんと最後に向かって一つの物語になっていました。この一冊では姫川は完全にサブキャラですがたまに出てきては存在感を出しています。

    投稿日:2020.08.14

  • yaokuma

    yaokuma

    短編集かと思っていたら…全体で一つの話だったとは!うーん、やりますな。しかも、ありえそうな話に思えるところがよかった。結局、自分の大事なものを失ったら、どうなったっていいものね…。

    投稿日:2020.07.28

  • Bフォレスト

    Bフォレスト

    このレビューはネタバレを含みます

    3つの短編と1つの中編からなる作品。
    以前のストーリーとも交錯しており長編小説の様な感覚も抱いた。
    薬害問題・年金問題など現実の世界でも問題になっていることが軸になっており、ネットを用いて犯罪を誘発する所も現実的な展開。どのような結末なるのか色々想像していたが黒幕である辻内が自分の個人情報を流し、復讐を受けてしまう結末に、単純ハッピーエンドで終わらせない誉田作品の真髄を感じた。

    レビューの続きを読む

    投稿日:2020.07.16

  • tomoyasu727

    tomoyasu727

    15年前に世田谷で起きた殺人事件。
    捜査にあたったガンテツは殺害現場の違和感から、犯人がターゲットを間違えた可能性に行き着く。
    犯人の真の狙いは被害者の父親で元・厚生省薬事局長・長塚利一。悪名高き薬害感染症問題の黒幕と言われた男だった。

    時は経ち…
    外務省の官僚とその愛人が刺され愛人は死亡。助かった官僚も入院先の病院を襲われ刺殺される。
    その事件を皮切りに、元農水省事務次官、元郵政省事務次官と、高級官僚が次々にターゲットとなった。

    悪事の中枢にいながら罪を免れ、利を貪り悠々と余生を送っている悪党共の粛清。

    15年前と同じく謎なのは、如何にして悪党共の住所を特定しているか…

    事件は、息子の起こした殺人事件によって警察を辞職した元刑事の人生とクロスオーバーしながら進んでゆく

    やがて…
    あるサイトが浮かび上がる。


    続きを読む

    投稿日:2020.07.16

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