【感想】若山牧水随筆集

若山牧水 / 講談社文芸文庫
(2件のレビュー)

総合評価:

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ブクログレビュー

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  • hito-koto

    hito-koto

    このレビューはネタバレを含みます

     「若山牧水随筆集」、2000.1発行。牧水の歌百二十、山旅の記、おもいでの記、折りおりの記、石川啄木の記が収録されています。 ①白鳥はかなしからずや空の青 海のあをにも染まずただよふ ②幾山河越えさり行かば 寂しさのはてなむ国ぞ今日も旅ゆく ③白玉の歯にしみとほる秋の夜の 酒はしづかに飲むべかりけり ④人の世にたのしみ多し然れども 酒なしにしてなにのたのしみ ⑤それほどにうまきかとひとの問ひたらば 何と答へむこの酒の味 ⑥かんがへて飲みはじめたる一合の 二合の酒の夏のゆふぐれ

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    投稿日:2021.10.17

  • 69hach

    69hach

    ぼっさんこと若山牧水の秀歌と、優しい気持ちのいっぱい詰まった随筆がこれ一冊手のひらサイズに収まる最高の一冊。青空文庫でも読めるものが入ってはおりますが、やはりこう云うのは紙の本で読みたいですね。

    半「石川啄木の記」は、3編共に啄木の臨終について触れられていて、内容が被っては居るのですが、どれも牧水の、啄木その人に対する優しさと愛情が感ぜられて非常によろしいです。

    玉城徹氏の解説も、タダの贔屓目だけで書かれた物では無い所が非常に良かったです。
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    投稿日:2019.02.14

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