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田中ロミオ, 戸部淑 / ガガガ文庫 (31件のレビュー)
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eirain0320
『人類は衰退しました』第8巻。 『妖精さんたちの、ゆめであえたら』 モニュメントの暴走で壊滅状態となったクスノキの里。近隣の里や国連からの支援により住民らは支障なく生活を送ることが出来ていたが、手厚…い支援に依存してしまい一向に里の復興が進まない。そんな里の状況に、支援者からは苦言を呈され、住民は次々と里を去ってしまう。逆子の妊婦からは医者の手配を求められ、更には、祖父が参加している往還シャトルの試験運用中に、シャトルと連絡が取れなくなったとの手紙が届き・・・。重なるプレッシャーで不眠症となった"わたし"は、妖精さんから睡眠剤「ラクッコピコリン」を貰うが、これが里復興計画の一環で進めていた「拡張現実(AR)」事業と混ざり合ってしまい―――。 辛い現実から逃げようとする人々を目覚めさせ、そんな世界に生まれてくることを躊躇する新しい命を「大丈夫だよ」と優しく迎え入れる物語。手厚い支援に依存して里の復興を進めようとしない住民の姿が、高度な科学技術で便利になり過ぎ無気力となる人類の姿に重なってしまった。これが「人類が衰退した」原因なのだろうか。 妖精さんの助けを借りるも、最後は"人類"の力で乗り切る。しかし、厳しい現実が終わることはない。不穏なラスト。次巻が本編の最終巻。果たして人類が衰退した原因とは、妖精さんとは―――。続きを読む
投稿日:2024.02.25
Beluga0617
里の復興と夢逃避。 音信不通となる祖父と押し寄せる仕事。 そりゃ現実は楽しいことばかりではないので夢世界へ逃避したくもなります。 ただ主人公は夢に浸かるわけではなくしっかり向き合っているのがすごいな…と。 そういえば拡張現実って時々話題にはなるけど使われないですね。 不穏な終わり方で次がラスト。続きを読む
投稿日:2022.04.28
キじばと。。
今回は、人口流出に悩むクスノキの里に拡張現実の技術がもたらされ、妖精たちのつくり出した万能睡眠薬とあいまって、人びとを不思議な体験に巻き込んでいくことになります。 主人公の少女たちの努力の甲斐があっ…て、けっきょくクスノキの里の人びとは現実世界への帰還を果たすことになるのですが、説教臭さを感じさせずネタに徹しているところが、個人的には気に入っています。 そしておじいさんの運命はどうなるのか、次の最終巻の展開が気になります。続きを読む
投稿日:2021.07.01
読生
妖精さんの弱点は深刻すぎる状況か…。 ハッピー値が下がりすぎるから無理なんだろうな。 その前に何とかするか、ひどい状況でも無理矢理ハッピーにしちゃうか何かしないと、そのままリアルに終わっちゃうんだな。… コントロール難しいね。続きを読む
投稿日:2019.03.10
john_krmt
夢、マスク、AR、そして平行植物! ARが普及しすぎた世界。そういやAR話題になったなと思いながら読み返し、結局リアルではあまり影響無かったなと思い。1話1巻構成で、話がいくつかに分化していたが、いつ…の間にか読んでいるとまとまっていた印象。続きを読む
投稿日:2017.11.07
ちこ(´・ω・)
「妖精さんたちの、ゆめであえたら」 壊れた里の復興よりも現実逃避の日々。 楽な生活を知ってしまうと戻れなくなるのは分かるけれど、さすがにこれは酷い。 この里は無事に復興出来るのだろうか、後おじいさんの…安否はどうなるのだろう…。続きを読む
投稿日:2016.06.15
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