【感想】昭和元禄落語心中(4)

雲田はるこ / ITAN
(56件のレビュー)

総合評価:

平均 4.3
18
26
2
1
0
  • 過去編も終盤

    回想の「八雲と助六篇」も、そろそろ終盤のようです。
    前巻までとはガラッと変わる人間関係、心情を吐露する登場人物たち。
    特に師匠・先代八雲の思い。

    そして、ついに小夏ちゃんが登場しました。小さな頃からカワイイです。続きを読む

    投稿日:2013.10.04

  • せっかく落語のお話なんだから……

    ストーリー自体は大変面白い。
    でも、せっかく落語のお話なんだから、落語そのものももっと楽しめるようにしてくれると有難いんだけどなぁ。

    投稿日:2013.10.11

ブクログレビュー

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  • enomoto daiki

    enomoto daiki

    助六も菊さんのことを羨ましがっていた。その肩をすがりたいような蹴りたいような、複雑な気持ちでみるしかできない菊さんの気持ちがつらい

    投稿日:2022.02.16

  • NORIS

    NORIS

    2019.2.16市立図書館
    破門された助六はみよ吉の故郷へ。七代目八雲と助六の因果。そして菊比古が助六とみよ吉の住む土地へ、小夏との出会い、二人会の開催へ。八雲の「死神」八雲&助六「野ざらし」はテレビドラマで見た語りが脳裏に蘇る。
    巻末は落語における小道具としての手拭いと捺染の手拭いづくりについて。(どうやら特製版では八代目八雲てぬぐいがおまけに付いていた模様)
    続きを読む

    投稿日:2019.02.16

  • oto0620

    oto0620

    “ ついに助六、破門となった。落語を辞めるな、師匠に詫びろ、必死にくどく菊比古に、それでも耳を貸しちゃくれねぇ。あげくに身重のみよ吉と、手に手を取っての道行きだ。独り落語に打ち込む菊比古に、七代目がついに明かした「八雲」と「助六」の巡る因縁の噺とは……!?
    八雲と助六篇、核心!!―裏表紙より。
    続きを読む

    投稿日:2018.04.15

  • reinou

    reinou

    このレビューはネタバレを含みます

     自分の本名すら明かせない相手を、さも待っていたかのように振舞うみよ吉。振られた相手に対するあてつけのような振る舞いを詫びるみよ吉。落語に対する決定的な嫌悪を示すみよ吉。
     女の、この振る舞いが、果たしてどのような真意に由来するのか?。

     確かに、みよ吉にとって菊比古が特別な存在であったかに見える描写は其処彼処にあった。しかし、彼への執着がここまであったかと言えば、そうは見えなかったと言わざるを得ない(そんな素振りをあえて見せてこなかった可能性もある)。

     あるいは、みよ吉が菊比古にここまで想いを露わにする理由。女以上に女の美を醸し出すのが菊比古である、というのは理解できるし、彼が落語に真摯であることは確かだ。しかし、ぐちぐぢねちねちタイプの性格に加え、落語も居場所発見のための方法にすぎないという自己完結型の菊比古に、男としての魅力があるかというと、これまた明快ではない。

     心身とも苦しく惨めな生活を助けてくれる男であれば、みよ吉としては誰でも良かったのではないかという穿ちさえ生まれそうだ。それが「女」の一面であるというのならば納得できるが、果たして…。

     とはいえ、だからこそ面白い作品なのだとも言える。性格的な難を抱えた人物造形が、作品の奥深さを生み出しているからだ。

    レビューの続きを読む

    投稿日:2017.02.05

  • sakopy

    sakopy

    後生です、継いでください、落語をなさい。もっともっと大きな席に上がって、あの娘を喜ばしてやんなさい。このままここでいるつもりですか。日々楽しいかもしれないけど、明日は?その先は?もっともっと楽しくやりたいんでしょ、いろんな人に、なによりあの娘に、落語をする姿をみせてやんなさい。続きを読む

    投稿日:2016.05.21

  • まなべ

    まなべ

    師匠を失った菊比古。
    菊比古から去っていった助六とみよ吉。

    落語を聴いてときめく小夏ちゃんがかわいい。

    助六、落語会に戻ってきてほしい。

    投稿日:2016.03.14

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