“文学少女”と恋する挿話集3

野村美月, 竹岡美穂 / ファミ通文庫
(45件のレビュー)

総合評価:

平均 4.2
16
11
10
0
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ブクログレビュー

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  • Beluga0617

    Beluga0617

    このレビューはネタバレを含みます

    挿話集③。
    本編のその後が多いもの。

    [炎を上げる牛魔王]
    遠子先輩に嫌われても想いを忘れられなかった牛園先輩が前に進むための話。
    相変わらずな先輩だけどほろ苦い青春という感じ。

    [おやつ『好色五人女』]
    口では言えない思いを文に載せて。
    英語の宿題を翻訳したノートをつまみ食いしてしまったて、どっかに出てきてたね。

    [恋しはじめの女給]
    遠子先輩が麻紀先輩にさらわれた夏休みの紗代ちゃん視点。
    珍しく遠子先輩の気持ちが語られる話でもありました。

    [おやつ『谷間』]
    哀愁を漂わせる遠子先輩に甘い話を書いてあげたら原因に驚いた話。
    それでよく国立に・・・

    [傷ついた紳士と汚れなき歌姫]
    ななせの親友夕歌とその彼氏になったマリちゃんの出会い。
    この先の展開を知っているだけに、幸せそうな展開が逆に辛い。

    [卵の歌姫と彷徨える天使]
    かつて罪を犯したマリちゃんが、出所して再び歌姫に関わってしまう話。
    確かに許されざる罪を犯したのは事実で、忘れてはいけないものなのだけども切ない。

    [遠子おばタンの秘密]
    麻貴先輩と流人の子供が生まれて、遠子先輩がおばタンになってしまった話。
    確かに大学生でおじさんおばさんは嫌だなあ。
    楽しかったです。

    [迷える子鹿と嘘つき人形]
    人の心が分からないちぃが学校の教師になってて、生徒のために奔走する話。
    思春期生徒は更に多感だろうに、よく先制という職業を選んだと驚いた。

    [頑張る子鹿と臆病な旅行者]
    [道化のつぶやき]
    相変わらずの思春期女子の教師をしているちぃの話。
    30代になったとは随分と時間が立ってることで。
    苦しみながらも進んで、子供を生んだあとも幸せになってほしい。

    そしてできれば、その後の物語も読みたかった!

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    投稿日:2019.11.09

  • reinou

    reinou

    このレビューはネタバレを含みます

     本編後日談を軸とする短編集10本。心葉や遠子、ななせはほぼ登場せず。夕歌と毬谷の邂逅は、本編上の二人の結末からみて、毬谷の欺瞞、内実のなさ、仮面にやり切れなさを感じる。彼の言葉がたとえ一面の真実を照射していたとしてもだ。文意とは逆の裏面や真意を知りながらの小説読書は、本来は反則技。他方、キャラの真意を多面的に解釈するには、何気ない文や語句に注目すべきだし、それが小説読みの醍醐味なのも確か。文章で直接語られない真意を読み解くべしテーゼを、メタ的手法で意識・自覚させた本巻には賛辞を惜しみたくない。ラスト2。

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    投稿日:2017.01.22

  • おにけん

    おにけん

    (★★★★ 4)短編集その3。作者が特にこの作品への思い入れが強く、どのキャラクターにも愛着があることがうかがえる。それでなければ1冊だけにしか出てきていないキャラクターの後日譚や心情などを書けるとは思えない。読んでいてそう感じられた。面白かったのは流人と麻貴の子供が生まれ、遠子と流人の母親がその子供を見に来るエピソード。麻貴の毒舌が不謹慎ながら読んでいて笑いがこみあげてくる。あと、千愛の後日譚も掲載されている。このキャラクターにはあまり親近感を抱けないのだが、教師となり千愛自身も成長しているのだなと感じられた。続きを読む

    投稿日:2016.01.09

  • やす

    やす

    今回は毬谷先生と竹田さんにスポットが当てられている作品になっています。毬谷先生の話は読んだのがだいぶ前で思い出すのに時間がかかってしまいましたが、本編前、本編後の話と収録されていて、思い出すと同時にかなり切なくなりました。竹田さんのその後の話では人間として成長している竹田さんの姿が見れて満足でした。 あとは牛園さんの再登場に個人的に沸きました。本当にこの人には幸せになって欲しいです。続きを読む

    投稿日:2015.01.09

  • ちこ(´・ω・)

    ちこ(´・ω・)

    ちぃちゃん、変わりましたね。
    もう、人間失格なんかじゃないです。
    流人くんと幸せになってほしいです。
    他にも、色んなお話の番外編がたくさんでした。
    ほろ苦くて少し切なくなる、そんな一冊でした。

    投稿日:2014.12.16

  • キじばと。

    キじばと。

    シリーズ番外編第3弾。今回も、短編を10編収録しています。

    柔道部の牛園先輩が再登場する話では、遠子にヤキモチを焼いてしまう心葉が新鮮でした。そのほか、本編で麻貴の別荘を遠子と心葉が訪れたときの話を、メイドの魚谷紗代(うおたに・さよ)の視点から描いた話や、本編のずっと後、鞠谷敬一が新田晴音(にった・はるね)という少女の「天使」になる話、中学教師になった千愛が仔鹿里佳(こじか・りか)と生徒の物語などがあります。続きを読む

    投稿日:2014.05.28

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