聖女の塔 建築探偵桜井京介の事件簿

篠田真由美 / 講談社文庫
(6件のレビュー)

総合評価:

平均 3.7
1
2
3
0
0

ブクログレビュー

"powered by"

  • あんみつ

    あんみつ

    このレビューはネタバレを含みます

    「カルト」という言葉はぼんやりしたイメージしかなかったけど、改めて定義を説明されるとなるほどなあと思う。蒼の友人がじわじわ取り込まれていく様子が生々しくて怖い。
    そして松浦再登場。ここまで京介に執着してるってどうなんだ…
    綾乃と松浦の関わりをすっかり忘れていて、月蝕の窓をちらりと読み返して、あーなるほどそれでそうなってああなったのか、と今さら話がつながった。
    そして、ここに至って京介が犯人?を救うことができて、よかったねえ京介…という気持ちに…

    個人的にいちばん衝撃的だったのは、京介と深春が同じ部屋で寝てること…かな…

    レビューの続きを読む

    投稿日:2019.07.06

  • もっこ

    もっこ

    シリーズ12作目(通算16)
    今回もまた、過去の人物がやってくれます。
    短編集「櫻闇」の「捻じれた塔の冒険」と「永遠を巡る螺旋」、
    そして「月蝕の窓」を読んでいた方がいいでしょう。
    宗教とカルトって、一番関わりたくない内容なんだけど
    今回はそれがメインです。
    京介と蒼が別々に行動して危険な目に・・・
    そして最後に出てきた黒幕にオマエか!!と思ってしまった。
    シリーズの中の人物の中で一番嫌いです。
    っていうか、コイツがまた関わってくるのは確定ですな・・・
    続きを読む

    投稿日:2018.09.17

  • f0314087

    f0314087

    このレビューはネタバレを含みます

    冒頭のセリフが誰のものなのか、読み終えてから再読するのが楽しみ。

    あの心理学者がここまで介入してくるとは思わなかった。
    動機は本当にゲームなのだろうか??

    どうやらバックに大物がいるらしいけれど。。。

    蒼の京介への思いが何か色々とこえてくるけれど
    感情を一般的な言葉に無理にあてはめた結果、そうなってしまうだけで
    全く異質のものなのか、
    本質をついているのか どっちだろう。。。

    蒼の名前は京介が飼っていた猫だけれど
    深春も、京介に情がうつってほっとけないのだろうか。。。
    それとも本人が気づいていないだけで違う感情があるのだろうか。
    毎回いい人で貧乏くじをひいているので不憫。。。

    次の3作で終わるとの事。
    それはそれで寂しい。。。

    レビューの続きを読む

    投稿日:2017.08.18

  • bunko17

    bunko17

    建築探偵桜井京介シリーズの長編12作目です。
    「建築探偵」シリーズですので、今回主題となる建築は、
    敢えて言うなら、明治に建てられた天主堂ということになるのでしょうが、
    作者の書きたかったのは宗教そのもののようでした。
    ひとつは、京介がまきこまれる事件の背景として『カクレキリシタン』。
    もうひとつが、同時進行で蒼がまきこまれるカルト的『新興宗教』。
    この2つについて、いろいろと考察されています。

    蒼は、ホスピスで母親の最後を看取った後、大学に復学したばかり。
    本人も危なっかしい状態なのに、
    知り合いの女の子からうっかり相談を受けて、
    カルト教団らしき集団と係わりを持つことになってしまいます。
    その間、京介は所在不明、深春は劇団関係で海外渡航中。
    蒼の一番の相談相手が2人とも不在で、読んでいてハラハラしました。

    所在不明の京介は、その時、九州にいました。
    W大の後輩から協力を要請されて、
    九州北西部の波手島で起こった集団焼死体について調べる為です。
    そこで、土地の歴史としてカクレキリシタンの話があり、
    集団焼死は新興宗教絡みでは?ということで、『カルト』について、
    それぞれ考察されるのですが、
    特にその筋に詳しい訳でもない私でも、興味深く読めました。
    特に『カルト』については、薄ら寒いものがあり、
    現代の恐怖と言えばありきたりですが、
    すぐ隣にあって、無自覚に嵌まる落とし穴といった感じが怖かったです。

    カクレキリシタンの話からは生活の苦しさ、時代の非情さ、
    カルトの話からは、人間の変容、得体の知れなさといった、
    暗くて怖い雰囲気が全編通してありました。
    あと、事件関係者の独白のようなものが章の間に挿入されたり、
    最後に京介の敵(?)の存在が明らかになったりしたので、
    作者らしいなぁと思ったり、シリーズ終盤なんだなぁと思ったりしました。
    続きを読む

    投稿日:2013.11.30

  • hanaasagi

    hanaasagi

    8月18日~23日

    明治の教会が残る長崎県の無人島で、女たちが火に焼かれて死んだ。宗教的理由による集団自殺か、殺人なのか?桜井京介は、事件性を疑う私立探偵に乞われ現地へ向かう。その頃、蒼はカルト教団に入信した友人を救おうとしていた。二人に迫る悪意の罠。狂気の炎が再び空を焦がす時、京介は蒼を救えるのか!?続きを読む

    投稿日:2013.08.23

  • smile0930

    smile0930

    建築探偵、やっぱり好き。
    今回はほとんど建築物と関係なかったけど、長い長い伏線を、そろそろ回収しにかかってるんやから仕方ないか。もうすぐこのシリーズ終わる。(ノベルスではとっくに終わってるんだけども。わたし、文庫派やから。)続きを読む

    投稿日:2013.08.19

クーポンコード登録

登録

Reader Storeをご利用のお客様へ

ご利用ありがとうございます!

エラー(エラーコード: )

本棚に以下の作品が追加されました

本棚の開き方(スマートフォン表示の場合)

画面左上にある「三」ボタンをクリック

サイドメニューが開いたら「(本棚アイコンの絵)」ボタンをクリック

このレビューを不適切なレビューとして報告します。よろしいですか?

ご協力ありがとうございました
参考にさせていただきます。

レビューを削除してもよろしいですか?
削除すると元に戻すことはできません。