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大前研一 / 小学館 (46件のレビュー)
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総合評価:
ktyz
1
新・新・国富論、一見の価値あり!
スイスやシンガポールなどの「クオリティ国家」と中国やインドなどの「ボリューム国家」という対比で、新しい日本のあり方を説いている。「クオリティ国家」というのものが日本で成立するかわからないが、スイスなや…シンガポールの事例はとても示唆に富んでいる。やはり国(政府)がこの国をどうしたいか?という事が重要。シンガポールの様に仮説・検証を繰り返し国の「ビジネスモデル」を進化させていくのが小国の生き残り戦術なんだと理解。人口オーナス期の日本は、中国やインドに比べれば十分に小国なので、国家戦略・戦術がますまず重要になるのだろう。アジャイルに国を変えていくためにも、大前さんが大好きな道州制は理にかなっていると感じた。北海道や九州が独自の戦略で成長してくれれば、他の地域も道が見えてくる気がする。続きを読む
投稿日:2013.10.29
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神野町三太夫
グローバリゼーションの中で、日本や地方都市が生き抜くためにはどうすれば良いか、という点が書かれている。
投稿日:2023.10.10
ravenclaw55
シンガポールやスイスなど、300万~1,000万人規模のクオリティ都市が、世界の繁栄の中心となる。 日本でも道州制を導入の上、徹底的な規制緩和と各地域での独自の工夫により、各都市はそれ目指すべきである…という提言の書。続きを読む
投稿日:2020.05.18
maple
クォリティを意識する国家であったはずだが、いろんな場面で日本はその意識を忘れてきている。ただし、悲観するのではなく、どの分野でクォリティをあげていくかを早く決めることが大切だとおもう。
投稿日:2019.06.12
坦懐
このレビューはネタバレを含みます
少子高齢化や多額の国債などの問題を抱えながら、今の延長線上に豊かな日本を想像できる人は少ないのではないでしょうか。本書は、他国の事例をあげて日本の進むべき道を説いています。賛否両論あるでしょうが、これだけ明確にかつ説得力のある内容で未来を描ける著者に感銘を受けました。企業運営のスペシャリストが考える国策ってやっぱり興味深いです。
投稿日:2019.01.02
takeut
経済規模は小さいが質の向上を目指すクオリティ国家の実例を紹介し、日本は道州制を導入してクオリティ国家を目指さなければ生き残れない、と説いています。 欧州のクオリティ国家の例として挙げられている、スイ…ス、ノルウェー、デンマーク、フィンランドは、民度の高さが印象的でした。 シンガポールはリー・クアンユー元首相の強いリーダーシップが特徴。 今の日本の政治家や統治機構では絶望的としています。読んでるほうも絶望してしまいます。 唯一の希望が地方から国家転換の先行事例を作ることとし、大阪都構想に期待しています。 著者の自慢が所々気になりますが、全体的には賛同できます。続きを読む
投稿日:2018.12.30
yajjj
スイス、シンガポールのような競争力を持つクオリティ国家を目指す、そのための道州制と説く大前節。アベノミクス三本の矢という言葉がメディアを踊るがまだ肝心の成長戦略が示されない新政権。一本目と二本目(金融…と財政)だけではジリ貧な日本…。ま政府に期待して待つのではなく個々で成長戦略を練るしかない。続きを読む
投稿日:2018.10.09
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