新刊・予約
ランキング
セール
特集・キャンペーン
ジャンル一覧
詳細検索
0
鈴木光司 / 角川文庫 (12件のレビュー)
レビューを書く
総合評価:
レビューネーム未設定
3
いい本だよ!
全体主義から抜け出す勇気 先の見える絶望の航路より、先の見えない航路の選択。 安心より冒険 リスクの高い人生の方を選ぶことの価値の高さ 今の時代にも言えることだね。
投稿日:2013.10.12
報告する
ことく
想像力をかきたてられる作品
戦時中と現在と話が折り重なって展開していきます。 私自身戦争物が苦手なので(ミモフタもなくてすみません)読み進めるのに難儀しました。 でももし自分が現代に生まれたのでなく、戦火の中で特攻隊員だったら。…。。と考えさせられる内容でした。 読んで良かったかと聞かれるとyesですが、好みの問題で星3つです。続きを読む
投稿日:2015.07.28
"powered by"
みさき
峰岸中尉にモデルはいるのか?という、忠信そのもの的な余韻が強い。忠信と菜都子と雄幸はどれもダメだったけど、中尉には惹かれた。フィクションじゃなく、ちゃんと知らないといけないなと思う。
投稿日:2023.02.23
massy
「鋼鉄の叫び」鈴木光司 ヒューマンドラマ。彩度の高い光景。 すこしSFが入る日本軍兵士物語かと思っていたら、あにはからんや骨太のヒューマンドラマでした。 登場人物ひとりひとりが、濃いなあ。 なぜ、…この物語が描かれなければならなかったのか、についてはかなり気になりながら読んでいました。 鈴木光司がこうしたえげつないほどに男女のエゴを書き出していることも他作に比べて特筆だし、最終的な結末が選択して選んだ愛、という点も、読む人によっては嫌悪感を覚える向きもあろうかと思う。 何が鈴木光司をそれに駆り立てたのか、これを読まれることで何を読者に感じられると思ったのか? ただし、少なくとも、鮮烈な生への渇望、という、いつものモチーフは一貫されていて、読んだ印象は安定していました。 果たして、このあと社会に対して男たちは何を影響することができたのか?気になる終わりかたです。(3)続きを読む
投稿日:2020.08.04
ヒューイチ
作者はリングシリーズの鈴木光司さん。 特攻をテーマにしておりこの本の厚さから『永遠の0』を思い出してしまう。 主人公はテレビディレクターの雪島忠信、人妻である倉沢菜都子と不倫中!? そんな雪島があ…る時ほんの閃きから神風特攻隊をテーマとしたテレビ番組を作りたいという気持ちに駆られてしまう? 雪島と菜都子の不倫と特攻調査の話と戦時下の日本を舞台としたパートが変わるがわる・・・ 次から次へと気になりだしてアッという間の579ページでした! 是非、終戦記念日の前にお読み下さい。 本文中の言葉を借りれば、このレビューが目に入ったのもきっと必然なのです。続きを読む
投稿日:2020.07.30
kazuosogou
このレビューはネタバレを含みます
分厚い!40mmもある。鈴木光司、乾坤一擲の長編大作である。これだけで、引いてしまう人もいると思うが、読み始めると止まらない。自主的と言いながら強制的だった特攻作戦に対して個人としてどこまで対峙できるか。時代と集団の空気に逆らってどう生き延びていけば良いのか。コロナ騒ぎの中で、良いタイミングで読めた。
投稿日:2020.05.16
emarute1208
特攻というものは、日本人だから理解(賛成ではない)できる日本独特の集団的心理 で、それに追いつめられて逃げられる若者なんて殆どいない。それをやってのけ特攻 から帰還した兵士。 強い意志を持つことも大切…だが、これを表に出さず和を尊ぶのもこれまた日本人。た だただ共感するだけではなく、色々と考えさせてくれる物語でした。 ただ、過去と対比する現代ストーリーの主軸が不倫ってのはちょっといらないなぁ。続きを読む
投稿日:2018.11.11
ヒデさん
場面の描写が長いので長編になったが面白いので休むことなく読める。 作者の表現力は素晴らしく読みやすい文章だ。話は出来すぎなところがあるが小説だから仕方ない。特にインディアンに結びつけるところが、「えっ…、これってあり?」と思うが。続きを読む
投稿日:2018.02.25
ポイントが追加されました。ポイント明細ページからご確認いただけます。
クーポンコードの形式が正しくありません。半角英数12桁で入力してください。
エラー(エラーコード: )
本棚を開くには、画面右上にある「本棚」ボタンをクリック
スマートフォンの場合
パソコンの場合
このレビューを不適切なレビューとして報告します。よろしいですか?
ご協力ありがとうございました 参考にさせていただきます。
レビューを削除してもよろしいですか? 削除すると元に戻すことはできません。