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大塚英志 / 講談社現代新書 (24件のレビュー)
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総合評価:
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microguitar
大学での学生との日々や学生たちを美しく書きすぎているような気がするのは、ひがみか? ちょっと変わった学科だからこの本のようなことになるのか、 他の大学でこういう盛り上がりがないところは教える側がダメな…のか? いずれにせよ、教える側として時間や労力を割いているのはすばらしい。 続きを読む
投稿日:2018.10.08
ghostrider
マンガの大学で教えることを通して学ぶ。 マンガを支える思考と方法(技術では内)の論理を学生が見つけ身につける環境として機能する。
投稿日:2015.12.15
nhayato
よかった. 筆者の体験を踏まえて,大学4年間での学びをこのようにしたという話が書かれている. 話が行ったり来たりして,ついていけないところもあるし, うんちくが地の文に書かれていて, アニメーショ…ンや漫画のことを知らないとすっと読めないかもしれないけれど, 本質はそこではなくて, 大学の教育についてどのように考えて実践したかということ. 学ぶことについて悩んでいたこともあり, 今の私には良い書籍だと感じた.続きを読む
投稿日:2015.05.04
キじばと。。
神戸芸術工科大学でマンガの授業をおこなっている著者が、大学教員の立場からどのようにマンガに関わったのかを振り返り、同時に著者が民俗学を学んだ千葉徳爾にまつわるエピソードを紹介しながら、「近代」という時…代における「教育」の行き着く先についての考察を展開している本です。 雑多なエピソードがちりばめられているために、ややまとまりの悪さを感じますが、そのような仕方でしか語られないような「教育」がある、というのが、著者の立場なのかもしれないという気がします。例えば著者は、学生時代に民俗調査の実践に放り込まれることで「人に会う」という社会的な振る舞いを身につけたことを語り、それは「現代思想」でしばしば「他者に対して開かれる」と述べられていることを、地を這うようにして身につけることにほかならなかったと述べています。そして、著者が大学で学生たちに教えている内容も、アミカケの仕方のような具体的なテクニックでもなければ、現代思想を駆使してマンガ批評をする作法でもなく、現実の歴史の中でマンガがたどってきた道筋を、まさに身をもって知ることだと言ってよいと思います。 そのような著者の立場から離れてややうわついた言葉を使えば、「近代」を生きる個人が、まさに「近代」の中に「棲み込む」ための作法を、本書を通じて学ぶことができると言うことができるのではないかと思います。続きを読む
投稿日:2014.12.30
isseiabe
マンガという特殊な分野ではあるが、他の一般大学教員としても考えさせられる点は多い。 著者の教員という仕事への思い入れが感じられる。 たぶん多くの大学教員はこういう思いで仕事に取り組んでいないのでは…ないかと思われるが、これからは大きく変化していくだろう。 大学に秘められた可能性を信じて、教授ではなく教員として学生との関わりを楽しんでいければいいなと感じた。 現実は難しい面も多いのだが・・・続きを読む
投稿日:2014.11.06
pyonko
「大学とはこうあるべきだ」とか 「今の大学がここが悪いみ」たいな大学論とは違い、 著者の大学講師を経験するなかで感じたこと、考えたことを中心に書かれたエッセイ。 私が芸術面には疎いので、 マンガは映…画の手法を取り入れているから、 もう一度映画に置きなおして実際に撮影する という手法を解説しているなど、興味を覚える内容だった。 また、大学講師を通して「教える」ということに対して 感じたこと、考えたことは参考になる部分もあった。続きを読む
投稿日:2014.03.06
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