【感想】銀の匙 Silver Spoon(8)

荒川弘 / 少年サンデー
(134件のレビュー)

総合評価:

平均 4.4
56
41
14
0
0
  • 真面目に悩め!

    楽しい学生生活、未来への希望・夢、それ以上に農家の子供としての宿命。未経験の分野へやってきた主人公が、友の悩みに真摯に向き合う。心は決してヘタレじゃないぞ、八軒。

    投稿日:2013.09.25

  • アニメで知りましたが、

    2期の放送が始まるまで待ち切れず手を出し 続きが気になってます。
    今月には10巻が出ますがその前に9巻をお願いします。

    投稿日:2014.01.01

  • 銀の匙

    最初は地味な農業マンガが成り立つのかと思っていましたが、さすが百姓貴族の荒川さん。毎回とても面白いし、食育や農業経営のことなどリアルな視点で描いておきながら、ギャグもあるので、家族みんなで楽しく読ませてもらってます。続きを読む

    投稿日:2014.01.09

  • 泣ける

    同じ状況に立たされて八軒のようにアキの手を取れる人はほとんどいないんじゃないでしょうか諦めた夢や、取れなかった手を思い出して目頭が熱くなりました

    投稿日:2015.05.24

ブクログレビュー

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  • ss512(試)

    ss512(試)

    このレビューはネタバレを含みます

    阿修羅と化した中島先生、チーズの恨みはチーズで晴らす。チーズ作りはなかなか興味深く面白いのだが、一旦置いといて、駒場牧場の離農の問題。シビアで辛くてやり切れないお話。酪農家の現実。借金に悩む高校生。畑作農家か酪農家かでもまた事情が違うようだ。
    この案件に対して、周りが「こればっかりはどうしようもない」の一言で片づける(納得する)ほかない中、八軒は業界外の立場だからこそ、友達に熱い言葉を投げ掛ける。駒場家の牛が連れて行かれるシーンはちょっとウルっときました。しかし悲しいことばかりでもない。駒場のことをきっかけに、夢を打ち明けた御影。良かった。好きなことをやりたいなら好きなことについてきちんと勉強しなさい。

    そして「銀の匙」についてもさらっと説明された。非農家の子、牧場を失った子、農家の出だが家を継がず違う道を往く子、彼らにとっての「それ」はなんなのだろうか。

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    投稿日:2023.01.11

  • sakopy

    sakopy

    このレビューはネタバレを含みます

    借金があることが悪いわけではない
    借金はあって当たり前
    自分だけのお金では何もできないのは当たり前だし
    今の自分にお金を集める手段がないのなら
    「借りる」のは一つだから
    じゃぁその先どうするか
    借りた時に返す約束をしてしまっているから
    その約束を反故にすることはできないから
    その約束を履行することができそうにないなら
    どうするべきなのか
    何ができるのか
    学ぶのではなく
    働くことを選ぶしか無くなってしまう時
    学んだ方が先に働いた時の希望があるのかもしれないけど
    今なんだよね
    お金が要るのは
    未来につなげるためにも、今なんだよ。
    今力がないけど
    今がどうなっているかを自分のものに
    教室では学べない経験

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    投稿日:2022.10.24

  • まよひが

    まよひが

    駒場牧場の牛が売られていくところ
    ミカゲ牧場が馬の売却を決めるところ
    切なかった
    北の国からの杵次じいさんを思い出しました

    投稿日:2021.10.30

  • 五十郎

    五十郎

    前巻で、駒場が負けて、、、この巻で酪農家の大変さが明らかになる。
    楽しい酪農生活!ってばかりのマンガではない。お金の話も出てきて、、、

    投稿日:2021.10.22

  • ginevra-potter

    ginevra-potter

    現実が突き刺さる…。
    農家、農業。経営苦しいイメージ。
    それでいて毎日の労働も大変。大事に育てたものを捨てなくちゃいけない時もある、伝染病が流行ったら殺さなきゃいけないこともある。
    政府の方針に振り回されることもある。

    消費者側として、農家の方に報いるために
    正しく良いものを選択していきたいな。
    安いからと流されず。
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    投稿日:2021.04.26

  • saya

    saya

    このレビューはネタバレを含みます

    チーズ作り。
    消費者目線で言えばチーズはお高いですが
    これだけ手間がかかっていると思えば
    安いなぁとも思います。

    来ない駒場君をみんなが心配しているのが優しいです。

    あやめちゃんが学食に居る時、
    ギャグシーンですが「食卓の上に足乗せんな罰当たりめ」
    と八軒君がちゃんと突っ込んでいるところが好き。

    遂に駒場牧場倒産のニュースをみんなが知ってしまいます。
    なんとかしたいけれど、借金を肩代わり出来るわけでもなく
    出来ることは本当に少ない。
    駒場君をなんとか引き留めようとする八軒君。
    でも駒場君の口から御影さんの家に保証人になってもらっているという事実を聞きます。
    野球も跡継ぎもなんにもなくなった。
    目標を見失った八軒君と同じ状態でもあります。

    離農なんて珍しくもない、その駒場君の言葉は
    確かに現実問題としてはそうです。
    でも、しょうがないとは言いたくない。
    アキちゃんに「巻き添え上等」と八軒君が叫ぶシーンは
    胸に来るものがあります。
    「わかろうとする努力はやめたくない」。

    野球部の先生と先輩が
    「ここやめた事、駒場に後悔させてやれ」
    と言っているシーンも泣けます。

    駒場牧場の牛が売られるところに立ち会う御影と八軒。
    飼い犬のバースが吠えて、業者の人も
    「オレらを牛泥棒だと思ってんだべ、いい番犬だ」
    と返すところが、細かいところではありますが
    切ない描写です。
    人間を信用していて素直に車に乗っていく牛たちの姿も悲しい。
    みんなで掃除をして、駒場牧場最後の牛乳を飲む。

    やっぱり駒場君の現状に自分を重ね合わせていた八軒君。
    アキちゃんはアキちゃんで、駒場君を見て思うところがあり。
    周りに悪気はないのですが、だからこそきつい
    当然跡取りになると思っているプレッシャー。
    それが重くて本音が言い出せないアキちゃん。
    「キツイだろうけど今を逃したらもう切り出せなくなるかも、
    なにがあっても味方してやる」
    この八軒君の言葉はすごく嬉しいです。
    実際味方として何が出来るわけでもないとしても
    その言葉だけで救ってくれることというのはあります。
    お父さんがきちんと話を聞いてくれる姿勢なのも
    本当に有り難い。
    大人たちが一致団結して反対してねじ伏せられることなんて
    いくらでもあるはずですから。

    条件として大学進学が出され、
    大蝦夷畜産大学が志望校として決まり、
    八軒君が家庭教師を買って出ることに。

    オレは農業しか知らんから学費を捻出してやるくらいしかしてやれない、
    夢が叶うにしろかなわないにしろ、おまえの本気を
    支えてくれる友達を裏切るようなマネだけはするな。
    厳しいようでいて優しいお父さんの言葉です。

    後でお母さんと二人になったとき、アキの本音を
    実は知っていたと語るとき、本人の前ではバイト
    としか言わないのに、お父さんがちゃんと八軒と
    名前を呼んでいるところが好きです。
    本音を言える友達が出来たんだね、というお母さんのコメントもじんわりします。

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    投稿日:2019.08.19

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