【感想】やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。4

渡航, ぽんかん8 / ガガガ文庫
(34件のレビュー)

総合評価:

平均 4.1
9
15
7
0
0
  • 葉山が前面に出てきます

    8巻まで読んだ上での感想です

    本巻の主題はクラスで孤立した小学生の子を救うというもので、結構読み応えありました。クライマックスもいつも通り意外性のあるものでした。

    サブプロットは、というか、こっちの方が印象がつよいんですが、リア充組と本格的に絡み始めます。一巻では舞台道具でしかなかったリア充組が、身近になっていきます。海老名さんの腐女子っぷりは最初から炸裂してたんですな。戸田の恋心とか、葉山と雪乃が因縁ありそうな所とか読み応えたっぷりです。とくに、葉山のラストシーンのセリフはしびれます。

    海老名さんの葉山(攻め)X比企谷(受け)説に同意しそうになってしまいました。

    残念コメメディとしては、こまかいディテールがいちいち面白いです。平塚先生も良い味出してます。火起こしの手本なのに、メンドくさくなってサラダ油ぶっかけるとことか、非常に良いですね。

    最後に。彩加は可愛いなあ、嫁にくれ
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    投稿日:2014.03.08

  • 問題の「解消」

    ひねくれ者故に友達も彼女もいない高校生・八幡(※ただし、残念ゆえの、一人ぼっちの信念が半端ない)が、「奉仕部」に入り、学園一の美少女(かつ才女)・雪乃(※ただし、突出しているがゆえの、一人ぼっちの信念が揺るぎない)と出会い、様々な人の問題を導いていく話。

    4巻は八幡の本領発揮。八幡流の問題の「解消」が描かれています。本編中では、「最低な方法」と 言われているが、実際このような解消法を実行出来るかと言われれば難しいし、考えさせられる。

    八幡のぼっちの強さのくだりや考え方のくだりは、中々説得力がある気がしてしまう。独りだからこそ出来る発想に驚きました。

    2時間くらいで読み終えることが出来ました。

    本編中示された課題に、自分ならどう手助けするだろうか?と考えながら読むと、より楽しめるかもしれないです。
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    投稿日:2014.08.19

  • 夏休みに活動する奉仕部

    夏休みにボランティアで小学生のキャンプを手伝う話。
    相変わらず炸裂する八幡のぼっち体験が面白いw
    あまり交わることの少なかった葉山達とも絡んで意外な人間模様が楽しめます。
    小学生相手にどう出るかスタンスの違いが明確にあって問題の解消にも影響するのがいいですね。
    そしてやっぱり八幡と雪乃の掛け合いが実に面白いですw
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    投稿日:2014.08.22

ブクログレビュー

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  • tacom

    tacom

    このレビューはネタバレを含みます

    夏休み回。夏目漱石の、こころ、の一文が題材になっるようで。
    この回はアニメで見た時の記憶もなんとなくあり、好きな話だったが、やっぱり面白かった。
    問題解決ではなく解消をするんだけど、救われない感じがより一層際立ってる。
    葉山も裏が見えつつあってむしろ好感度高まります。

    八幡の戸塚への反応がいちいち面白い。とつかわいい。

    あと話の間の、キャンプ地に向かう車内会話が地味に面白かった。

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    投稿日:2023.12.16

  • trentakun

    trentakun

    小学生向けバーベキュー会。
    孤立した子の問題を、どう解決するか
    メンバーそろって、面白かった。
    最後の雪乃のとこは、次の回に進展するのかな。

    投稿日:2023.04.10

  • こや

    こや

    このレビューはネタバレを含みます

    夏休み中の八幡の前に平塚先生から奉仕部の仕事として依頼が来る。
    集まったゆきのん、結、彩ちゃん、小町。
    着いた先で待っていたのは葉山、戸部、三浦、海老名。
    そこでのミッションは小学生のキャンプをサポートすること。
    そこで目にしたのは、鶴見瑠美という孤立している一人の少女。
    孤立少女と、友人と言われている少女達をまとめよ というものも加わった。

    歪な友情なんてぶっ壊せばいい 
    という八幡の案に乗って、肝試しを利用してぶっ壊しにかかる。
    が。
    瑠美は班の少女達を助ける。

    とりあえず、これでミッション終了。
    無事に地元に帰ってきた皆。
    平塚先生の車を降りたところで、ゆきのんの姉、春乃登場。
    春乃にゆきのんを掻っ攫われた・・・

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    投稿日:2023.02.16

  • orangewind

    orangewind

    夏合宿で、小学生との交流をしつつも、登場人物達が徐々に成長していくという回ですね。主人公の精神的な良い意味での幼さが、周りの人間を動かし、まわりの人間の人間的成長にも繋がるという感じで、面白い回でした。主人公が徐々にリア充化しているので、爆発しろと思いつつ、ラブコメとしては正しい流れになっているなぁ、と思ったり。続きを読む

    投稿日:2022.04.27

  • 白雨しろう

    白雨しろう

    善人とか悪人とか

    きっと限りなく八幡くんはグレーで、でも人ってそんなもん。明確に白な人も、黒な人も、いない。
    だけどそれでいいんだよね。そのままで、逃げて、社会を否定して、自分を肯定して。自分だけは、自分を肯定して。
    大丈夫だよね。たぶん。
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    投稿日:2021.06.28

  • nira1013

    nira1013

    いまのところ6巻と並んで完成度の高い4巻「残念、千葉村でしたー!」
    アニメ視聴済みだが、こまかな局面、場面転換が拾えてよかった。
    また、テーマを夏目漱石「こころ」の有名なフレーズで表現しているところは初めて知った。
    この方は、冒頭、クライマックスにこのような印象的なフレーズを二重使用する癖があるようです。
    続きを読む

    投稿日:2018.10.29

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