【感想】薔薇の戴冠 クラシカルロマン

華宮らら, 石据カチル / ルルル文庫
(14件のレビュー)

総合評価:

平均 3.5
2
3
5
1
0
  • 突然王女になったエティが国難に立ち向かいます

    「ルチア」がおもしろかったのですが、本作は趣味に合いませんでした。突然王女といわれて頑張るところはよかったんですが、「庶民の声を聞き入れて、貴族院と国民議会の立場をうんぬん」っていうくだりをよむと、「じゃあ王政なんてやめてしまったらいいじゃん。王女、不要じゃん」としか思えないのよね。あと、ロマンスが不足です。ロマンスが・・続きを読む

    投稿日:2014.12.07

ブクログレビュー

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  • ♡♡♡

    ♡♡♡

    前作のルチアも面白かったし、この薔薇の戴冠も面白かった…。前作は逃亡活劇的にヒロインが様々な場所に行く話だけれど、こっちはほぼ宮殿内で話が進む。
    次期王位継承として真っ直ぐに立ち向かう今作のヒロイン、エティがとても良いです。元々ポテンシャルが高いため挫けそうになってもすぐ立ち直るところとかとても好感が持てる。エティが女王になるため、品格や威厳や知識を身につけていく様が素敵でした。

    主人公のエティがほんとに魅力的なヒロインなんだけれど、ロマンスのお相手である彼は、ぶっちゃけ、うーんって感じ。確かにすごく魅力的な人物ではあるんだが、彼とエティはむしろバディ的な関係でも全然よかったような気がする。

    主人公の成長譚としてはすごく面白いです!ロマンスは悪くないけどうーんっていう感じ笑

    けど前作の推しだったイロンデルも出てきて嬉しかった〜!三作目も読む
    続きを読む

    投稿日:2020.05.07

  • 永杜

    永杜

    子爵家でお世話になっている主人公は、ある日突然
    本当の父親の所へ連れて行かれる。

    実はご落胤、という落ち。
    簡単に引き取る事にしたののには、王妃に何か考えが?
    とか思いましたけど、生前を知っていれば…納得です。
    こういう強い女性、好きですw

    このまま別れた幼馴染とどうなるのか、と思いましたが
    恋愛方面はそうなるのか、という状態。
    やらねばならない事も、恋愛もおまけ扱いではなく
    きちんと話の筋にあるので、どちらも気になりつつ、で。

    主人公の成長がすごかったです。
    感情的にならず、すべてを押し込めて…というのは
    この年ではきついものがあります。
    幼馴染の言葉は、確かに侮辱になるでしょう。
    守り、支えてくれるには、幼馴染では
    少々不足、でした。
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    投稿日:2018.02.13

  • 翡翠

    翡翠

    このレビューはネタバレを含みます

    隠された王の庶子が認知されて立派な女王になるまで&その過程の恋愛話…ってこんだけじゃ身も蓋もない説明だなぁ。
    フィンが最初つれないのも、だんだん考えを改めてデレて(?)いくのもいい感じ。
    幼馴染くんもいい感じで…なんだけど潔く身を引いたよなぁ。もうちょっと三角関係あっても面白かったのに。

    華宮ららさんの作品はどうもこの「クラシカルロマン」シリーズしか手を出そうと思わないなぁ。

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    投稿日:2013.03.05

  • ちこちゃん

    ちこちゃん

    みんな生真面目だし主人公に厳しすぎるし、私が怒られている気分になりました。幼馴染のコレットがフィンに対してやっと言ってくれたよ!とスカッとしたけど、コレットの常に身分を考えない物言いもどうなんだろう、とずっと気になってたりもしたので、いまいち入りこめなかったところが多かったです。
    大きなスケールで書かれる主人公の成長の物語として、かなり骨太なお話だったとは思うのですが、淡々と読まされた印象が強いです。
    あと、ラブロマンスはもうちょっとがんばってほしいです。
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    投稿日:2012.06.05

  • fraise

    fraise

    淡々としてて温度が低い話、という印象しか残っていない。
    王道すぎるくらい王道なストーリー展開で構成は悪くないんだけど、登場人物が生きてると言うより演じてる感が強かった。
    文章のせいもあるのかな。説明的で味気ない。
    悪くはないんだけど良かったかと言われると、普通、という読後感。
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    投稿日:2011.10.02

  • こめぱん

    こめぱん

    このレビューはネタバレを含みます

    主人公のエタンセルは唯一の肉親であった母を亡くし、バシュレ子爵家に身を寄せて普通の生活を送っていた。
    しかし、王宮からの使者に父である国王が病に倒れ、王太子が亡くなった事を告げられる。
    次期王位継承者として戴冠式まで残された期間は3カ月。

    シリーズ前作「ルチア」の少し前のお話で、違う国が舞台。
    この作家さんの作品が好きなので、楽しみにしていた。

    支えてくれる人達と少しずつ分かり合い、前に進むエタンセル。そしてそれに影響されて徐々に増える協力者。そしてその対抗勢力。
    今回は恋愛要素もあってフィンが良かった。

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    投稿日:2011.06.27

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