【感想】終戦のローレライ(1)

福井晴敏 / 講談社文庫
(115件のレビュー)

総合評価:

平均 3.8
30
41
30
7
1

ブクログレビュー

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  • モトネド

    モトネド

    長編の物語の導入部だけあって謎ばかりが増えていく
    ローレライって何らかの装置と思うがまだまだわからない、すでにドイツが降伏している状態から物語が始まるので日本は辛いことしかないだろうと思うが、それがどうなっていくのだろう?
    最後の戦闘シーンで少し動き出した感じがあるので、次巻に期待
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    投稿日:2024.01.13

  • 43street

    43street

    20年ちかく前に読んでますが再読です。
    積読書が切れてたもんで。
    長い長い物語の、まだ序章に過ぎません。
    かなり前に読んでますが大まかな設定は頭の片隅にあります。
    だから、ちょっとドキドキ感が出てこないなぁ。
    面白い小説なんですけどね。
    続けて最後まで読破するか微妙だな。
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    投稿日:2023.07.07

  • ちてこ

    ちてこ

    このレビューはネタバレを含みます

    2004年(第1回)。8位。第24回吉川英治文学賞新人賞受賞。
    「亡国のイージス」の映画監督が、この作家に映画原作を頼み、書かれたのがこれらしい。
    太平洋戦争末期ドイツ敗戦後、未来を見据えた敗戦の仕方の考えにより(ここでは明らかになってない)、秘密裏に潜水艦伊507に乗り込むべく広島に集められた軍人たち。アメリカの爆撃にさらされ、なんとか出発する。
    伊507にはフリッツが乗船。見た目日本人なのにSS制服、違和感。どうやら祖母が日本人らしい。トイレのドアに貼られた「ヘンショ」。慣れない日本語でフリッツが艦内のいたるところに施設名を貼ったのだ。それを笑われ、紙を捨てたフリッツのエピソードが好き。
    潜水艦を任された17歳少年たち。
    重厚な序章~ 今後も重厚なはず~

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    投稿日:2022.11.02

  • レモン

    レモン

     ようやく任務のため「伊507」に乗り込んだところで終了。せっかく8月なので戦争ものをたくさん読みたいのだが、終戦記念日までに読み終えられるだろうか。
     学校の授業で習ったときは、「お国のために」と言って死ねるなんて昔の人はすごいと思っていたが、戦争関連の本を読んで決してそんなことはなかったことを知った。疑問を感じながらも、従いたくもない命令に従っていただけだったんだと、胸が苦しくなる。
     冒頭からなかなかの描写があり、この重苦しい雰囲気がさらに増していくことを思うと気が滅入る。心して読まねば。
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    投稿日:2021.08.08

  • mutotsu55

    mutotsu55

     2002年度 第21回日本冒険小説協会大賞、2003年度 第24回吉川英治文学新人賞、2004年度 このミステリーがすごい!2位、第1回本屋大賞8位、と数々の賞に輝く大作。文庫では4冊に分冊されており、読み応えも十分。
     本書はその一冊目。序章と第1章が収められている。まだ物語は始まったばかりだが、すでに絶望感が漂うこの展開はなんだろう。空虚感と戦うもの、それが戦争なのだろうか。誰も幸せにしない破壊行為。そんな太平洋戦争の中で、ある特殊任務につく人々の人間模様を描く。
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    投稿日:2021.08.04

  • chifuyuk

    chifuyuk

    2005年に公開された映画の原作としての前提で書かれた作品とのことだが、全然知らなかった。戦争の話は好きじゃないのだが、序章から第1章の、全体からだとさわりの部分で引き込まれる。早く先が読みたい気分

    投稿日:2020.04.27

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